先日つぶやきカテゴリにて、モモグレさんの新作、「蟹工船」の話を書きました。

まあ、たしかにモモグレさんが出すからには、出すなりの理由があります。
「泣いた赤おに」も「あらしのよるに」も萌えましたよね？ね？（笑）
「蟹工船」は、むしろ直球な表現があったりします。萌えるか萌えないかはさておき。

そしてワタクシはこんな事をのたまっていました

実は常々、このガテンな雰囲気！緊迫した空気！
蟹工船がヒットしていると聞いたときから、
「これ中井さんに演じて欲しいなー（でも訛りがなー）」
と思っておりました！

妄想の余り、トラバ飛ばしてしまった事に後できづいて青くなったり赤くなったりしてましたが、秘密です。
秘密日記に書いたつもりでした…（恥）

…ですが、

なんとなんとなんと！

中井さんご出演決定です！！！

もう、モモグレさん愛してます！！！


モモログさんのキャスト速報より
『 蟹 工 船 』
原作：小林多喜二

出演：中村悠一（山下耕介）、石田彰（沢木真人）、
　　　　阿部敦（佐藤健吉）、中井和哉（漁師頭　田村）　他


むちゃくちゃうれしいです！！！！
トラバ飛ばしたのが勘違い妄想にならなくてよかった！

蟹工船はリアルだからこそのハードな話です。
萌えの前に、確実に精神的な萎えが来ます。
モモグレさんがどこまであの原作の死さえも身近な３Ｋ状態を、忠実に描くかは分かりません。
蟹工船は一部の登場人物以外、名前も明示しない描き方をしていますので、ドラマ化することでかなりの変更を余儀なくされるはずです。メインの登場人物に出来事を束ねた、シンプルな仕立てにするのではないかと思います。

「地獄と分かっていてもそこに行くしかない」という既に閉鎖的な始まりから、追い詰められ、落胆と失望の中、「もう一度」と記すラストまで、どんな風に描くか、とても楽しみです。

そしてそして、そういったリアルでハードな演技は、中井さんの真骨頂！
中井和哉はガテンの男です！


ＣＤの発売は2008年10月予定。
中井さんの役は「漁師頭　田村」との事
どんな感じになるか妄想しつつ、もう一度原作を読み返して待ってます！



蟹工船改版



8/5 追記
蟹工船　原作　主要登場人物をあげてみます。

「浅川」監督
「山田」脚気の漁夫

以下、名前不明（キャラクターとして明確に立っているもの）
「船長」
「雑夫長」
「工場代表」

「学生」（一人ではない）
「吃り」
「威張んな」
「芝浦」


中井さんの「漁師頭　田村」は「芝浦の漁師」が拳面で最有力候補ではないかと。
監督側のキャストも面白いんですが、中井さんを配置するには勿体無い…