|
テーマ:海外生活(7789)
カテゴリ:イタリア生活
![]() 普段オリンピックもサッカーW杯もほとんど見ない私。 でもちらりと見かけた開会式には目が釘付けになった。 シンプルだけど目が離せない、イタリアらしいあの式を見て 「やるじゃん、イタリア!」となんだか嬉しくなった。 でも、次の日会う人みんなに「昨日見た?すごかったね!」と言ってみるも、返ってくるのは「ふーん、」という反応のみ。少なくとも私の周りにあれをきちんと見た人は一人もいなかった様子。まぁこれだけ国民の関心が薄ければ、選手たちは変なプレッシャーなどかけられずに純真な気持ちで競技に打ち込むことが出来るだろう。それはそれで良いことだよね。 それにしても、一目見ただけで「イタリア!」とわかってしまう、その国のシンボルのようなものがたくさんあるのって やっぱりすごいと思った。フェラーリ、パバロッティ、ソフィアローレンにアルマーニ。特にソフィアローレンが持っていたあの旗は、これまで必ず男性と女性が一緒に持つのが慣例になっていたオリンピック。今回はオリンピック至上初めて女性8人だけで運んだそうな。ドイツとかアメリカでこんなことやったら「逆差別」やらなんやらすごい問題になりそうだけど…。(ヨーコ・オノはイマジンを歌おうとするともれなくついてきちゃうんだろうね。) 次の日気になって英・独・伊で読める限りの他国の反応をネットで探してみたけれど、どこの国も「イタリアらしい、斬新な驚きをプレゼントしてくれた」と好評であった。唯一ドイツの公式サイトでは「誰がどこから見てもはっきりとわかる赤を好むイタリア人」などという嫌みとも取れるコメントを発見したけど。 あと個人的にメダルのデザインもすごく好き。 穴があいたメダルは初めてなのだそうだ。イタリアの各町の中心地、「PIAZZA」を象徴しているというあのメダル、イタリア人らしいな、と思った。 ついでにアメリカの「オリンピックブログ」なるもののコメント欄で「開催地はTURINのはずなのに何故TORINOオリンピックと呼ばれているのですか?誰か教えてください」という非常にアメリカっぽい質問を発見。フィレンツェ駅前で毎日毎日「そこら中にFIRENZEって書いてあるけど一体なんなのぉ-?」という勉強不足なアメリカの若者たちがあまりにもたくさんいることを、アメリカは少し知った方がいいと思うのだけれど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[イタリア生活] カテゴリの最新記事
|