2019/01/21(月)10:56
「カヨッチ~~。心配ない。彩萌と憲に任せな。」
「いや…。その逆って…、史~~。」
困ったような顔の彩萌。
「カヨッチのお姉さん、説得して。」
淡々と史江。
今度は逆に彩萌、
「はぁ~~あ~???」
「だって、あんたと同じクラスじゃん。カヨッチのお姉さん。」
「はぁ…。」
溜息を突く彩萌。両肩を落としながら…、
「…って、そっちかぃ。」
「かかかかか。こいつぁいいや。」
女子の後ろで笑う憲央。
「笑うな。あんたも同じクラスでしょ、憲~~。」
後ろを振り向いてしかめっ面をして口を尖らせて舌を出す彩萌。
「はいはい。…んじゃ、彩萌~~。一緒に可羊子ちゃんのお姉さん、説得すっか~~。」
その憲央の声に可羊子、
「えっ…???」
史江、まだ可羊子の肩を抱きながら、
「はははは。カヨッチ~~。心配ない。彩萌と憲に任せな。」
憲央の隣で信一、
「憲…、おま…。」
「ふん。まっ、な~んとか…なるさ~~。…って、言うか、彩萌~~。おまえだって可羊子ちゃんの姉ちゃんのピアノ…、聞きたいだろ。」
その憲央の声に彩萌、
「うんうん。そりゃもちろん。はは。絶対に聞きたい。うん。」
紗枝、
「私も。」
茉優も、
「うんうん。私も。うん。きゃは。」
「な~んだ。んじゃみんな、カヨッチのお姉さんのファンになれるじゃ~ん。キャハ。」
笑いながら史江。
なんだか、気持ちが晴れたような可羊子。
そんな可羊子の顔を見てにっこりと史江。
「え゛っ!!!!!うそっ!!!」
目を見開いて可南子。
庭で植木の手入れをしながらの燐太郎、
「ほぉ~~~。」
可羊子、アップルのヨーグルトのパック。ストローで吸いながら、
「ほんと。」
「だめだめだめだめだめ。ぜ~~~ったい、無理。出来ない。私。」
可南子。
その可南子の声に可羊子、
「そっ。んじゃ、海野君に断る。」
可南子の顔に。そして、またストローを。
「あっ。いや…。…って…。何で…???…いきなり何でそんな話…出てくんのよ…???」
「いやいやいやいや。…って…言うか、それ…私に振る…???…私だって、いきなり話されたんだもん。こっちが、はぁ~~あ…???…って…。」
可南子、両肩を落として、
「はぁ…。ふん。」
そして、一呼吸置いて、
「なんで…???どうして…???」
「だか~ら~~。私に言われても…。ただ、海野君が言うには~~。」
数時間前…。
「カヨッチ。海野君の頼みって、こういう事。」
鈴鹿。
「海野君、大学生と一緒にバンドやってるの、知ってるよね。」
可羊子、
「うん。」
「多分、これって、一華先生も知ってるの。」
「へぇ~~。」
航、
「……。」
「…で、その海野君のバンドって、リーダーが女性なんだって。」
可羊子、レミ、
「……。」
「なんだけど~~。」
そこまで言って航、
「あっ。小暮…、その先は…俺…。」
鈴鹿、
「あっ。あ~~。」
航、
「ごめん。矢島…。実は…。」
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