092335 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

裏エレファントソング

裏エレファントソング

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

カレンダー

楽天カード

キーワードサーチ

▼キーワード検索

ニューストピックス

2018年02月10日
XML
カテゴリ:音楽
このパフォーマンスの一ヶ月後、ノエル脱退のニュースを見た自分にようやく決着がついた。

互いが互いを必要としていない、バラバラな4人がかろうじてプライドだけでこなすステージ。

特に序盤の演奏について。

それからの4人の行く末をみると、本当に納得がいく。リアムはタンバリンを咥えるそのシルエットこそ「ロックンロールスター」を体現するようなものだったが、始終落ち着きなく歩き回りそして自分自身のヴォーカルにも納得が行っていないような…

以前はまではその出来がどうであれオーディエンスの一点を見据え堂々としていたようにも思う。このステージでもそれ自体はあったが、前述のような様子のほうが強く印象に残った。

ノエルは噛み合わないLylaの演奏以降、ボーカルの存在を半ば無視したような、自分自身のヴォーカルとギタープレイに集中していた、この後のNGHFBでの活動のすべてを暗示するようなパフォーマンス。

ゲムとアンディはそんな中心人物二人から一番近くなければならないような時期、あるいはそれまでの悪く言えば添え物的な存在から一歩進めるようなタイミングでもあろうに、どう考えても2000年以降一番遠い位置で演奏していた。

かろうじてゲムのリードギターが映えた場面こそあったが、アンディに至ってはアップの映像すらなく、演奏自体も音が小さくぶつ切り。だからなのか、素人感想だけれども全編通して編演奏自体がスカスカな感じがした。oasisのメンバーとしてその影が最も薄い、ノエルリアムの不協和音風景以上に落胆してしまった最大の部分だ。

この後、ノエルはソロへ、それ以外のメンバーはBEADY EYEへと袂を分かつ。そしてそのBEADY EYEも...。この二つの辿る道を既に知ってしまったこの時点で言えることなのかもしれないが、至極当然の結果だろう。

重要なのはリアムノエルではなく、この強烈な個性をノエルは自身でコントロール、プロデュースできた一方で、リアムはそれができなかった。oasisでの10年弱でこの二人に寄り添うことしかできなかったゲムアンディでは、それを助けることもままならない。真相はわからないので完全に妄想となるけど、結局はこんなところなのかとこの映画を観て思ってしまった。

******************************************************

2年前に映画館で鑑賞した際の感想。
バンドの演奏を映画館で観るというのはレッド・ツェッペリンの再結成ライブ以来だったのだが、その空気感の違いというのを大きく感じたことが印象に残っている。

その後、ノエルはソロとして3枚のアルバムを発表。既にフジロックでヘッドライナーも飾り、今年はサマーソニックにも出てくる。ゲムはそのノエルのバンドメンバーだ。

アンディはRIDEを再結成。その姿をみていると、このフィルムのパフォーマンスの姿にも納得いくものがある。

リアムは残ったメンバーで結成したバンドを解散させ、遂にソロ作を発表。昨年夏のソニックマニアでのパフォーマンスを観てきた。しかし堂々とノエル作のoasisナンバーを歌いきる姿は、自分はシンガーなんだという強烈なメッセージを発していたようにも思えた。

oasisの再結成については以前ほど望まない、むしろそれぞれのメンバーがそれぞれの思うように活動し続けてくれたらというところに向いている。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2018年02月10日 10時29分50秒
コメント(0) | コメントを書く
[音楽] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.