カテゴリ:お腹の空く話
今日は久しぶりに美佐子さんとおでかけ
彼女は私よりひとつ若いんだけど フィレンツェ歴3年先輩 かれこれ13年以上住んでるベテラン 3ヶ月の語学留学のつもりが 「うちで働かないか?」と 免税店店長じきじきのスカウトをうけ そのまま労働の滞在許可書を取得して そのままフィレンツェにいついてしまったという まさに運命に導かれてきた人 二人でカクテルを飲みながらおしゃれにアペリティーヴォなど... 私たちを知ってるあなた! 「な~にがおしゃれによ」 と突っ込みを入れたでしょう はい、正直に言うと カウンターにあったお料理はほとんど私たち二人で平らげました 「あんたたち食べすぎだから倍払ってね」 って言われるんじゃないかとびくびくしながらレジへ向かいました 二人して、イタリアでの老後に不安を感じ 「日本に帰るなら今よ~」 「いや、もう遅い。今帰っても、私たちほとんどエイリアン状態」 などと語ってきました 海外にいるとなんとなく根無し草な気分になるときがあるのね 家族(夫側の)がいても、友達がいても、仕事があっても やっぱり、自分の国にいるのとは違う緊張感は常にあるし 疎外感も常にある 最近外国人に対する一般イタリア人の態度も変わってきた フィレンツェなんて、観光の街だから、 私たち日本人は、今までは割とちやほやされてきたけど 最近は不法入国者、不法滞在者に対する反感が高まり 不法労働者や、外国人犯罪者を追放する動きに乗じて 外国人と見るとすぐに「出て行け」ビームを発する非常識なイタリア人が増えた しかも、私みたいに明らかにブランド街で働いてる外国人には 失業者や求職者の 「あんたら外国人のせいで私たちは仕事が見つかんないのよ」 という、嫉妬ビームも浴びせられる 居心地悪くなってきたなあ フィレンツェ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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