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ほんとに根がうっかりなのでしかたないのだけれど、
サザエさん並にすっとこどっこいです。 通りかかったスーパーマーケットで、娘に頼まれたアイスや、夕飯の支度に足りないものを買い足すことにしました。 時々行くけれど、そんなにたくさん買うことはないお店です。 今回も、1500円くらいでしょうか、 レジの女性が軽やかにバーコードを読み取り、 ”○○円です” 読み上げたとたん、いつも持っているバッグが軽いことに気づきました。 あれ、ない! ”ないっ!” そう、やっぱり、サザエさんと同レベル。 ”どうしましたか?” 真剣な表情のレジの女性。 ”あ、いえ、うちに忘れたんです。お財布ごと。” ”そうなんですか? どこかに置き忘れてきたのではなく?” ”ええ、確かに家に。” 置いた場所まではっきり思い出したのだから、私はすっきり。 ”すみません。 コレ、返してきますね。” かごを手に取る。 突然、それをさえぎるレジの女性の声。 ”あら、私がお金貸しますよ。” 耳を疑う。 なんだって? 今日初めて会った私ですよ? ”は?” ”困るでしょう? 私が貸しますから。” いえ、いえ、とんでもない。 ほんとにとんでもない。 ”とんでもない、大丈夫です。” しかも、中身はアイスやら豆腐に牛乳です。 固辞してかごを手に引き下がる私。 レジの女性は私の背中に向かって、 ”返すのなんて、いつでもいいのに。 遠慮しないで・・・” と、まだ話しかけていました。 家に帰り、早速家族に話してみると、 ”まさか、借りてきたんじゃあるまいな?”と、夫。 ”・・・・”沈黙を守る息子。 娘は、もちろん、 ”えーっ、借りてくれればよかったのに。 アイスは?” と、どこまでも能天気なのでありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 9, 2005 11:34:22 PM
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