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テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:国内旅行
深夜に台湾5日間の旅から帰国しました。
<旅程> 1)セントレア→台北(B767-300) 台湾新幹線で台中へ 宝覚寺見学 台中泊 2)日月潭・玄奘寺、台南市・赤カン楼、高雄・六合二路夜市 高雄金典酒店泊 3)五甲龍成城、高雄→花蓮(フォッカー100) タロコ峡谷、アミ文化村 花蓮美命大飯店泊 4)花蓮→台北(国鉄) 故宮博物館、台北101、台北圓山飯店泊 5)忠烈祠・衛兵交代式、龍山寺、台湾民主紀念館、台北→セントレア(B767-300) 司馬遼太郎の街道をゆく「台湾紀行」をトレースするような台湾を一回りするツアーで、 旅行中にこの本を再読することによって台湾の歴史について知識と興味を深めることが できました。 台湾人のガイドさんが最終日に小声で述べた言葉は、いまだ太平洋戦争の戦後が 終わっていないことを思わされ重いものでした。 「台湾人のパスポートにやっと中華民国でなくTaiwanの文字が入るようになりました。 どうしてもそれが欲しかったので、紛失したといって再発行を受けました。」 「同級生にも台湾生まれの外省人は沢山いるが、タンスや洋服棚が家にないよ。 いつでも中国に帰れるようにスーツケースに入れて生活しているよ。」 *外省人=戦後、蒋介石とともに台湾に入ってきた中国人 この言葉で、ガイドさんは本省人であることが判りました。 単なるパックツアーの観光旅行でしたが、50年間、日本が植民地にし 今だその清算が終わることなく続いている台湾、 明治の方々が日本の良さを持ち込み年配に親日派が多いと聞かされた台湾 そして今の日本人の節操の無さに幻滅する台湾の若い世代、 記憶に留めておくべきことが山のようにあった旅でした。 行き帰りの機内サービス以外、ワインは登場しませんが、 落ち着いたら備忘録も兼ねてピノクラブに旅行記を残すつもりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.30 14:06:22
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