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テーマ:ワイン大好き!(30893)
カテゴリ:ワイン
ランスから南に25km、エペルネの町にあるモエ・シャンドン社を見学しました。 <シャンパン熟成中> モエ・シャンドンの地下トンネルは、総延長23kmに及ぶそうです。 <倒立 動ビン中> 澱がボトルの口に集まったら、ビンの口を-15度の液体に漬け凍らせフタ(王冠)を外す。 6気圧の内圧で凍った液体が自然にビンから押し出されるので取り除き、 ドサージュ(リキュール添加)をしてコルクを打つそうです。 モエは、-15度なんですね。 ここで、以前からの疑問だったことをたずねました。 道草 「澱抜きでフタを外すと、中の気体が抜けてしまわないか?」 ガイド 「6気圧が5気圧に下がる」 「でも、低温で動ビン程度の動かし方をしかしていないので、 ガスは水の分子としっかり結合しており、すぐには気化してこない」 なるほど! お洒落なブティック ルイ・ヴィトン傘下に入ったせいか、少々成金趣味。 いずれにせよ、日本で購入した方がずっと安いです。 日本では販売していない商品とかも説明がありました。 エノテーク(6本3000E)も販売されていましたので、いくつか聞いてみました。 道草 「ドンペリとドンペリエノテークの違いは?」 ガイド「ビン内2時発酵が終わったあとも、澱を入れたまま熟成させることで 味わいが良くなる。エノテークは、この期間がずっと長い」 道草 「エノテークとレゼルブ・ド・ラベイの違いは?」 ガイド 「レゼルブ・ド・ラベイは、まだ発酵能力のある時点で止めて作る。 モエ・シャンドンの**さん(失念)は、日本びいきで、 これによる味わいの違いは微妙なので、日本向け専用に作っている」 道草 「日本のシャンパン愛好家は、シャンパーニュの古酒を好むがどう思うか?」 ガイド「澱と一緒であれば熟成するが、出荷したものは劣化する一方なので 速めに飲んでほしい。熟成した美味しいものを飲みたいなら、澱と一緒に 我々が熟成したエノテークを飲むべきだ」 スタンダードクラスの試飲 午前中のマムの試飲では、それまでマムのシャンパンを美味しいと思ったことは 少なかったので、現地で飲めばこんなに美味しいのかと驚きました。 ところが、今回のモエ・シャンドンはそれほど美味しいと感じませんでした。 道草の評価では、マムは低くモエが高かっただけに反対の結果に終わりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.02.21 15:56:33
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