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カテゴリ:浪漫街道・歴史の旅
様々な本を乱読すると、結構面白い発見がある。
「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」。 有名な、鷹山公が残した心構え。 凄いこと書き残したものだ、と長年思っていた。 最近求めた直江公の物語を読み直したら、 このフレーズの原典はどうも武田晴信らしいことがわかった。 晴信=信玄。 上杉の宿敵。川中島の合戦。 この晴信が書き残したそうだが、 「為せば成る、為さねば成らぬ成る技を、成りぬと捨つる人のはかなさ」と。 「はかなさ」は、人が見る夢「儚さ」と書く。 最近このフレーズに魅かれている。 つまりは、夢を見るのは当たり前、 しかし見た夢が成らないと言って捨ててしまうのは、 諦めてしまうのは儚いことだ、ということだろうか。 達成できそうもないことを「夢」というのだろうが、 諦めずに、「夢」を見続けなさいと言うことか。 まるで自分が諭されているようだった。 生きている限り、「夢」を見続け、またひとつ実現したいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月30日 05時32分04秒
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