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カテゴリ:旅やマイレージについて
3日目。
今日は、日曜日なので我々も休日として観光することに。 前日宿泊したホテルは最悪で、2星。 一泊朝食付きでなんと5,800円。 しかもそれは二人分の料金。なんかおかしいなあと思ったら 悲劇だった。(悲劇その1) フロントでチェックインをして、部屋に入ってみるとそこは「ダブルベッドのみ」だった。 急いで、もう一部屋追加をお願いしたのだが、このホテルも近所のホテルも全て満室。 どうやらストラスブールはクリスマス市で、超繁忙期に来てしまったらしい。創造にお任せするが、約1名が犠牲になった。 ストラスブールは歴史が古く、今はフランスの領土だがドイツ領になったりと複雑な歴史を持つ。 駅は、フランスの古都らしさと、斬新なデザインを併せ持っている。 旧市街は見事な歴史的建造物に驚嘆。あちらこちらでクリスマス市が行われている。大聖堂は世界遺産に登録。壮厳な格式と700年以上の歴史。重みがある。 途中、グーテンブルグの銅像と、博物館でグーデンベルグの歴史を学ぶ。グーデンベルグは、ドイツ・マインツ出身だがストラスブールに亡命。ここストラスブールにて不遇な時代を経て、活版印刷技術をもって聖書の大量印刷に成功する。そこで地位と名誉を手に入れたのだそうだ。ストラスブールは17世紀ほどまで印刷の街としてヨーロッパ経済にかなり貢献したのことだ。 昼には、観光船に乗り込み街を囲んでいる川をぐるり一周。 途中、EU議会を車窓から見学したり美しい街を堪能した。 しかし、悲劇はここから起きた。 (悲劇その2) 14時半までにストラスブール空港に行かなければならないのに、列車の駅員が教えてくれたトラム(路面電車)は、5種類のうち間違った路線を告げられてしまった。 もう残り1時間を切っているというのに、トラムは、どんどんひなびた過疎地に向かっていく。空港の気配もない。タクシーも一台も走っていない。時間は、搭乗締め切りまであと40分しかない。もし飛行機に乗り過ごしても宿はないし、飛行機は、変更のきかない安売りチケットを買ったので、何としても乗りたい。以前、エールフランスに問い合わせたら変更した場合、一人12万円の追加になると言われた。焦る。どうしよう、と 覚悟を決め、Whihelという駅で重たいスーツケースを引きずりながらY君と、降りた。 タクシーは来ない。 やはり、 ヒッチハイクしかない。 親指を立てて上に向け、合掌してお願いする。運転手の目を見ながら。 そして約10台ぐらいで車が止まってくれた。 しかし、そっちは行かないと断られる。 3回目に止まってくれた30代のお兄さん、、、、一生懸命お願いして、お金も払うからと言うと、 「さあ、乗れよ!」 と合図してくれる。なんとお兄さんがストラスブール空港まで送ってくれることを承諾してくれたのだ。 なんと優しいフランス人なんだろう。 お礼に60ユーロ差し上げました。(いい臨時収入だったかも。) 空港では、チェックインのおじさんも預ける荷物が26キロ(20キロまで無料預かり)だったのに、チャージなしで許してくれるし。 フランス人っていい人が多いんだなあ、と実感しました。 「メルシー ボク」 なんとかパリ経由ロンドン行きのエールフランスに乗り込めた。 なんとかホテルに辿り着き、パディントン近くのPUBで夕食を済ませ、ハードな一日がようやく終了しました。 Y君は、ロンドンが大好きのようで飛行機の中から興奮気味でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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