Michelle garden and books

さて私たちを乗せたカナディアン号は､カナディアンロッキーの北の玄関口、バンクーバーから直線距離にして約500ｋｍ北東に位置する､アルバータ州ジャスパー（標高1058m）という､人口4000人の小さな町に到着した｡ 

少し曇り空のようだが､天気は悪くない｡

列車を降りると､向こうにとても美しい山々が！！（今頃・･･汗）

遠くにジャスパーを代表する名峰マウントエディスキャベルが見える｡

先住民に「白いゴースト」と呼ばれていたこのマウントエディスキャベル。

ジャスパーにいる間、この山を目にするたびに、その存在感に圧倒された。

このｶﾅﾃﾞｨｱﾝ号はここｼﾞｬｽﾊﾟｰでしばらくの間停まるので､ここが最終目的地ではない乗客もたくさん降りていた｡

ｶﾅﾃﾞｨｱﾝﾛｯｷｰと聞いてまず思い浮かべるのは､きっとバンフBanff、レイクルイーズなどの大きな町だと思う｡

でも､私たちはあえてそういう場所を拠点に選ばなかった。

なぜなら、大きな町はどうしても観光地化されすぎているし、大型ﾊﾞｽで移動する団体旅行客も多いから。

雄大な大自然を味わいに､はるばるｶﾅﾀﾞまで来たのだから､できるだけ観光客の多いところは避けたかった｡

また様々なアクティビティを楽しみたかったので、ﾊﾞﾝﾌよりはずっと素朴だが､ｶﾅﾀﾞ最大の国立公園を有するｼﾞｬｽﾊﾟｰに決めた｡

さて､列車を降りたら、早速ﾚﾝﾀｶｰを借りに、義妹が事前にネットで予約してくれていたエイビスに向かう。

駅から徒歩5～6分。

駅を出てすぐの大通りに面しているので、すぐ見つけることができた。

夫はせっかくなんだから（？）アメリカ車に乗りたいとか言っていたが、義妹が、日本車のほうが安心だから・・・と、日産？の車になっていた＾＾；（笑）

とにかく手続きもすみ、車に乗り込んで、さあ、出発～～！

まずは、ジャスパーの地図を片手に、中心地から車で約20分くらいのピラミッドレイクに向かう。

湖のまわりの山の連なりが、とても美しい。

すると娘が

「ボート、乗りたい！」

と足こぎボートを指差して言う。

「え～～！！これ？？」

「うん！乗ろう乗ろう！！」

としつこい・・・・＠＠；

結局・・・

乗りました・・・！！

乗る前に腹ごしらえしなきゃと、湖畔のレストランで昼食を食べ、そして別の湖を見に行ったけど、やっぱりこのピラミッドレイクがいいかなということで、また戻ってきて、第一回目のアクティビティを体験！

娘が「あの湖の向こうまでいく」とか言って、こぎ出したものだから、私たちもちょっと調子にのって漕いでいたら、ほんとに対岸まで行っちゃって、でも帰ってくるとき、ほとんど無風状態になっちゃって・・・すっごい疲れた～～！

でも、湖の周りを囲むようにして連なる山々を見ながら、ボートに乗っていると、本当に気持ちが解放される感じがした。

地球には、こんなに美しいところがあるんだ・・・って。

ボートの親子。とてものどかで気持ちよさそう。

湖畔には、こんなに可愛いレストランがあり、ここで食事した。

メニューは、どこもやはり同じようなものばかりで、この頃から、さすがに日本食が恋しくなってきていた私です。

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