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カテゴリ:ミッドランド史
念願のU2コピーバンドを3人で結成となり今度は、スタジオに入る!!という目標に突き進む。
まずはDr.コンドウがある程度叩けるようになるまで待たなくてはいけないかった。なんて偉そうに書いたけれどふみをとトオルもほぼ初心者なので、うちらはうちらで個人練習をしないといけない。ふみをとトオルは2人で折半してU2のバンドスコアを3冊購入。そしてスコアに載っている曲の中から話し合って3曲を選び最初のスタジオで合わせよう!!と決まった。 U2はデビューして3作目までの前期とその後の3作の後期ではドラミングが違い、特に後期のドラミングは聞き取りが難しくコピーが困難だったので初期の3曲を選んだ。それはギターも同じで後期はたくさんのギターが重なっていて、どのパートを弾いていいのかまったく解らない曲も多かった。これとは逆にベースは初期の方が難しく後期になるほど単純なルートベースが多い印象だった。より歌を重視したということだったのかもしれないね。 練習と同時進行で練習スタジオ探しにも奔走。当時はネットなんて無い時代だったから、電話帳で調べるのがメイン。他に音楽雑誌も参考にしたりして農大近くの練習スタジオを探し出して電話で予約。 だけれどこの練習スタジオ、とにかく音が良くなくしかも機材が最低であった。それはもしかしたら初心者だからこそだったかもしれないけれど。それでも初めての爆音体験は最高であった。とにかく好きな音楽を演奏出来る幸せに包まれた2時間であった。 だけれどこの後から練習スタジオで苦労することなる。ふみをとトオルの地元、町田にはまだアクトが出来ていなくて小規模の練習スタジオ数店が細々と営んでいるという感じだった。コンドウは横浜に住んでしたので、2回に1回は自由が丘のアクトに入ったりもした。 もう潰れてしまったけれど小田急線町田駅から徒歩10分ぐらいの場所にチェーン展開している音楽館というスタジオがあっんだけれど、ここがいい加減な店で、昼12時から営業しているはずなのに12時に行っても店自体が開いてない!!なんてことがあった。20分ぐらい待っていたらようやく店員さんが出勤してきたんだった。ここの女性店員さんにコンドウが恋していたこともあったかな。 コンドウは面白い奴で毎日たくさんの恋をする!!と豪語していた。電車でたまたま隣になったあの子に、たまたますれ違ったあの子に・・・と延々と語り出す。最後には大抵、 「今日はもう10人に恋しちゃったよ!!」 とか言って締めくくっていた。 この間の活動は1ヶ月に1回スタジオに入ればいい方で今から考えればそんなに熱心ではなかった。そんな緩い活動続けていたふみをだったけれど、大学2年の夏にとうとう奴と出会うことになる。そう三輪幸平である!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.20 01:54:41
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