千億の夜と共に
だいぶ体が軽くなってきた火曜日。日、月曜日と寝て過ごした甲斐があったよ。風邪をひかなければ、1月3、4日とバリバリと活動している予定だったんだけれどねえ。気がつけば9日と恐ろしく日が進んでいたよ。風邪をひいている間、ご飯だけはしっかりと食べていたけれど、後は寝ているかテレビを寒気を押し殺して見ているか。何しろ昨年から寝る場所を変えて、テレビを見ながら寝るという行為を捨てたので、ベッドに入った時に出来る行動は本または漫画を読む!という行為だけになったのだ。ちなみに寝る時に音楽を聴くという習慣は元々ない。わざわざ本棚から1冊だけ取り出したのは、自分でも記憶がないくらい前から置いてある、予想してみると高校生の時に古本屋で買ったと思われる、光瀬龍「百億の昼と千億の夜」を本気の3度目の正直で読み始めた。この小説、前奏部分が長くて意味がほとんどない。この部分で読むのを止めてしまう人、多かったのではないかと思うんだけれど、もちろん自分も含まれてしまうのが残念無念。で今回は風邪でふわふわした状態だったのだけれど、その部分をすっ飛ばして読み始めたら、いけたのだ!!!何だよ、そういうことなんだよ。で今、半分くらいまで。正直、お薦めはしないけれど、何しろタイトルがかっこいいからねえ。電車等でブックカバー無しでも誇らしげに高々と読めます。「クラッシャージョウ」シリーズだとさすがに少し気後れするもんな。「ダーティペア」シリーズの場合は完全に家のみで読みます。高千穂遥先生、すいません。