豊中の緑の診療所だより

　うちの小学生の息子は将棋を習っています。昨日、その教室から泣いて帰ってきました。理由を聞いてみると、対局中、観戦しているお友達が話しかけてきて、その返事をしたら、先生にしかられて対局終了、負けになったそうです（本人弁）。

　その後の先生のお話では、ただ勝てばいいというのではなく、その級・段なりの品位、品格をもつようにと、礼儀作法まで教えてくださっているようです。子供にもその話をしたら、子供も納得し、先生に謝りました。先生には本当に感謝しております。

　今の時代、勝てばいい、自分さえよければいい、という無責任な考えが横行し、弱者への犯罪も増えているそうです。その一方で、このように品位、品格を教えてくださる方がいる。こういう時代だからこそ、各人が感謝の気持ちを忘れずに、個々の責任を果たすことの大切さを実感しております。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜ナイチンゲール＞

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