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カテゴリ:山戸 並男 (夫)
並男です。 先日妻が熊谷駅献血ルームに行った時、気になる絵が飾られていたと言う。 自分も久しく献血をしていなかったので、気になって翌日行ってみた。 待合室にあったモノクロの絵、妻が言っていたのはこれだ。 この献血ルームを描いたもの、これは版画だろうか。 描線があまりに綺麗なので、版画だという確信が持てない。 白と黒だけで見事な表現、しかも熊谷風景とあって親近感が湧く。 茂木敏男という名前が表示されているが… 手作り風のカレンダーもある。これは妻沼聖天の辺りを描いたものだ。 11・12月をめくってみても熊谷風景。 カレンダーの隅には「茂木サイクル」とある、妻沼で自転車屋を営んでいる人だろうか。 絵が気に入ったのでどうにも気に掛かり、場所を調べて見に行ってみた。 妻沼聖天に程近い裏道に、古びた小さな自転車屋はあった。 昔からの、ごく普通の店のようだ。 店内にはやはり絵が飾られている。気にはなるが、さすがに自転車も買わずに 中に入るのは気が引ける…遠巻きに覗いて去る。 よく見ると、この近辺の何軒かの商店店頭にはディスプレイ・イーゼルがあり、 茂木氏の絵が飾ってある。やはりこの辺りではちょっとした有名人のようだ。 これは見事な龍の絵。緻密で黒い部分が多く、迫力がある。 ネットで検索してみたら、茂木氏の作品をここで2点見つけた。 祭風景を、輪郭と陰影のみのシンプルな表現で重厚感ある1枚に仕上げている。 白と黒のみの世界が、やけに鮮やかに目に映る。 茂木氏の作品はもっと熊谷市民に広く知られても良いだろう。 自分も多くの作品を見てみたい。 くまがや館のギャラリーで展示会でも開いてくれないものか… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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版画って難しいですよね~
本当に版画とは思えないほど、細部までちゃんと描かれていますね。 しかし、作者を追及した並男さんもすごいです。 まさか、自転車やさんだったなんて・・・(◎-◎) (2007年11月10日 15時33分09秒)
クリーニング店 まじょちゃんさん。どっちが本職だかわからない感じですね(^^)
子供の頃、ど~にも版画だの彫刻だの「彫りもの」がニガテだったので こういうの見ると本当にすごいな~と思います。 カレンダー欲しいんですけど、自転車も買わずカレンダーだけちょうだいとも言えないしなあ… (2007年11月10日 22時19分16秒)
もしかして、これは切り絵ではないでしょうか?
妻沼にはその同好家が多いですよ。 カッターの様な物で線を切って絵にして中に黒い紙をはさんで浮き上がらせていると思われますが。 (2007年11月14日 13時06分52秒)
バイオレットバーバさん。あ~!その可能性もありますね。
それにしても建物の絵はかなり緻密で細い線だったりするので、 まだ「やっぱペン画かも?」と思ったり(^^; 気になりますね。 ほほう、妻沼に切り絵愛好家さんが多かったとわ! (2007年11月14日 15時03分25秒) |