カテゴリ:政治的に思うこと
1.政策について、お答え下さい。
【男女平等政策について】 女性が意思決定、人事権など権限を持つ立場に半数以上いるような仕組みを作らなければ、現実の生活や現場の男女平等は実現しないと思います。 スウェーデンでは、市議会議員の50%、国会議員の43%を女性が占めています。 スウェーデンの女性が仕事と育児を両立できるようになったのは、女性が政策や運営を意思決定する場に出るようになったからだと思います。 男女平等に限らず、立場の弱い層から実際に政治家になるのは難しいのが現状です。その対策や啓発を進めたいと思っています。 また、日ごろから、女性自身が条件を改善するために発言していくことを習慣づける必要があります。 いたるところにある不平等を顕在化していき、改善のための策を作っていくことを繰り返して、具体的に平等な社会を具体的に作っていくことが必要に思います。 住民の生活の現場から広く情報を集めて、具体策により現実を改善していく担当部署の設置としくみをつくるプロジェクトを行いたいと思っています。 【少子化対策について】 少子化対策という言葉は、大人や経済社会の必要性として子どもが扱われている発想で、違和感があります。 社会のしくみが子どもが将来、高齢となった大人を労働経済的に支え、人口が増えることで経済規模が大きくなることが社会発展となり、そのことを前提として前倒しで将来の税金を使うというのは、間違っていると思っています。 一方、親として将来、子どもたちが幸せに成長して暮らしていけるかどうか、また、子どもたちが親となって幸せな子育てができるかどうか、不安に思っています。 不況の中、自分を自分で養って満足した暮らしができている人が少なくなっている現状から、子どもを養うことの難しさを感じています。 こどもがその子らしく幸せに成長し自立して暮らしていけるかどうかへの不安が強い中では、子どもを産むことに積極的にはなれません。 まずは、すべての子どもたちが、親の状態に関係なく、その子らしく幸せに暮らし成長できる環境整備を整えていくことを急がねばなりません。 親にとっても、子どもを大切に育てることと、自分自身の経済的な人生設計が両立していくような社会の仕組みづくりを進めなければならないと考えています。 もうひとつ、人の営みによる環境負荷も考慮する必要があります。 これまで、環境、資源の有限性を考慮せず人口増加、開発、経済発展のもとでの仕組みが作られてきました。これを転換して、持続可能な仕組みの中で、どの程度の人口増加ができるのかも考えていかなければならないと思っています。 子どもがたくさん生まれれば、解決する問題ではありません。 環境、資源、経済など総合的に考慮して、これから生まれる子どもたちも含めてすべての人が幸せに暮らし続けられる社会を構築していくことを考えなければならないと思っています。 【医療、介護、年金について】 二人の子どもたちは喘息で入退院を繰り返し、亡くなった妹は看護婦でした。 サラリーマンだった父は亡くなり、ほぼ専業主婦だった母は遺族年金で生活しています。 理不尽に感じたこと、矛盾に思うこと、気の毒に思ったこと、感謝すること本当にさまざまで、改善したいことが山積です。 私個人の周りでも多数見つかることですが、もっともっと広く現場の声、当事者の思いを見聞きして、具体的な改善をつづけ、よい仕組みを作っていきます。 もっと当事者本位で当事者の尊厳を大事にした医療、介護の現場へ改善を進めたいと思っています。 そして、それは、人が人に行う医療であり介護であるのだから、現場で働く人を大切に考えていかなければと思っています。 個人の努力だけに頼らず、よい仕組みともっとよくなる仕組みを当事者本位で作っていかなければならないと考えています。 また、それらにともなう財政負担の問題が将来も大きくなっていくと思われます。 効果的な予防や自然治癒力の発揮方法、それらの政策の研究、実施がもっと必要です。 また、個人に最適なサービスを無駄なく行える心温かできめ細かな仕組みに発展させていく必要があります。 【食について】 給食は健康、食文化、味覚の形成など、社会的に大きな役割と影響があるもので、子どもたちにどんな食事を提供することがよいかという視点を大事に改善をすすめます。 保育園、幼稚園の給食への議論がほとんどなされていないと感じております。 学校給食だけでなく、未就学児の食環境の現状を把握し子どもの育ちと子育て支援の観点からも、具体的な政策が必要と考えています。 安全な食べ物を安定的に供給できる環境整備を行う政策として、松山市内の小規模な農業、漁業なども流通を促進して振興し、地域内自給率を向上させたいと思っています。 また、トレーサビリティーの表示、啓発を進め、食べ物の作られ方の過程に目が向けられるような食育を、推進します。 【これだけは伝えたい事、決意をお書き下さい】(200字以内でお願いします。) 政治不信、政治家嫌い、今の政治に期待できない・・・ など、政治はイヤと感じる機会がたくさんあります。 けれど、政治的なことから遠ざかり、政治にかかわることをあきらめることは、 どういうことなのか? 選挙に無関心で政治的に遠い層ほど政治の恩恵が少なく、 それは不利な立場に甘んじることを自ら選んだことになるという関連に気づきました。 誰を選んだか、もしくは放棄したかということからの影響は、 自分たちの暮らしと子どもたちの将来へ帰ってくることに思い至り、 庶民の生活者の立場で現実を現場を改善し、 母親としてわが子だけでなくすべての子どもの幸せを願い、 政治の場で積極的に行動していくことを決意しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年04月12日 02時46分06秒
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