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テーマ:アンティーク・骨董品(12)
カテゴリ:やったコト
古い漆器ではよく見る事だけど、蓋や底と、その側面にヒビが入っている事がある。先日表面のくすみをキレイにした象眼漆器も、約3カ所にヒビが入っていた。
![]() 漆器のひび割れ posted by (C)どす恋 このまま使うと木部に水分が漏れて腐食や膨張の原因となり、更にひどい事になってしまうので、再び使えるように修理をすることにした。 まず、ヒビが入った部分に蒔絵筆を使ってヒビに直接漆を置いてから拭き取り、1晩乾燥させる。使う漆は生漆ではなく、肉痩せしにくい素黒目漆。木地は見えなくなったものの、ヒビと木地の間の凸凹はまだ目立つ。最初はとりあえず木地の表面を固めるのが目的なので、これでも問題ない。 ![]() 漆器のひび割れ(修理1) posted by (C)どす恋 そして1晩経った今日、2回目の塗りを実施。今度は仕上がりを意識して厚めに漆を置き、他の部分と比べて違和感のないように仕上げる。乾燥させて内側を研げば作業は終了だが、それは明日以降の作業。 ![]() 漆器のひび割れ(修理2) posted by (C)どす恋 0.06μシーベルト/時(AM9時)ピーク値0.08μシーベルト/時 0.07μシーベルト/時(PM8時)ピーク値0.09μシーベルト/時 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.05.07 21:23:38
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