今年も気力と体力の限界に挑む武蔵御嶽神社詣で+今日の空間線量値(千葉市中央区)
さあ、今年も体力の限界に挑む行事がやってきました!それは武蔵御嶽神社に詣でて御札を授けてもらい、奥の院にも詣でるということなのだけど、これがすごい体力と精神力を使う!!怒濤の朝3時半起き&最寄り駅まで50分歩き帰宅の時間を逆算すると、朝8時20分に御嶽駅に到着するといいのだが、朝5時半過ぎに千葉駅へ到着するようなバスなぞないので、早起きして家から駅まで50分歩くという苦行からまず始まる。ちなみに寝たのは12時過ぎなので、睡眠時間は3時間ほどだ。地味にキツイ。青梅駅から奥多摩線に乗り換え、御嶽駅からバスでケーブルカーの駅付近まで標高にして185m上がる。バス停からケーブルカーの駅までは、人が登る坂としてはアウトな急坂を150mほど喘ぎながら登る。3時間ほど電車とバスに揺られた状況からの急坂登攀なのと、ケーブルカーの発車時刻が迫っているので、精神的にも肉体的にもかなりキツい。ケーブルカーに乗る時には、もう体力ゲージが1桁になっている。今年は初詣の抑制が発せられたせいか、例年なら空いている車内がかなり密の状態だった。御岳登山鉄道 posted by (C)どす恋831mの御岳駅から都内や筑波山を望んでみたけど、スモッグに覆われていて何も見えず。今年はかなり気温が高く雪も降っていないので空気が澄んでいないのが原因か。御岳山駅から望む(2020年12月29日) posted by (C)どす恋地獄の坂駅からはしばらくなだらかな道が続くが、やがて坂が急になって休み休みでないと進めないようになり、そして地獄の坂が現れる。この坂を登るために体力ゲージを溜めてかないといけないし、膝もガクガクなので3分ほど様子を見てからでないと登れない。毎年心折られる坂 posted by (C)どす恋タイミングが悪いと、朝の落ち葉掃除に出くわします。ただでさえマスクを装着して息が苦しいのに埃もやってきて体力がごっそり削られる。流れ出る汗を拭きつつ坂を登り切って商店街に達する頃は、もう心が折れかけている。毎年心折られる坂2 posted by (C)どす恋この後も地獄のようなつづら折りの階段が続き、10段上がっては30秒休み、また10段上がっては30秒休むというシャクトリムシ方式でじりじりと高度を上げ、駅から歩き始めて30分後にようやく武蔵御嶽神社本殿に到着。お参りして御札を授けてもらってからすぐに奥の院へと向かう道へ。長尾茶屋を過ぎてしばらく下りが続くが、天狗の腰掛け杉へと登るところから「第二の地獄」が始まる。地獄の山道階段でも辛いのに、急な斜度&木の根を間を上がる山道を這い上るのが本当にキツイ。ほぼ10ヶ月は自宅で仕事をしており、只でさえ筋力が落ちているところ、高さがまちまちで滑りやすい道らしき地べたを歩かなければならないので、毎年登りながら「なんでこんなキツいことしてるんだろ」と自問自答するが、登りのキツさで途中から何も考えられなくなり、「10歩歩いたから30秒休憩だぁ~」と秒数測るマシーンと化す。呼吸が荒すぎて、マスクをして登ることができないので、マスクをポケットにねじ込み、時には手も使いながら、死にかけのカエルの様な姿で這い登る。奥の院への登山道 posted by (C)どす恋先を見すぎると心が折れるどころか砕けるので、3m先を見てそこまで行くことのみを考えて喘ぎながら登ること40分ほどで、ようやく奥の院峰に登頂。高度は1,000mを超えている。奥の院峰 posted by (C)どす恋登りは気が張っているので足を滑らすことはないけれど、下りは足を滑らせたら50mほどまっさかさまで簡単に死ねる場所が多いので、ダブルストックで下っていく。木の根から飛び降りるところがあったり、ストックの置き所に気を配ったりするので、行きほどではないけれど疲れる。下りはストック使う posted by (C)どす恋ギリギリの状況で味わう蕎麦登山道の分岐からケーブルカー駅を目指して30分ほど上り下りを経て御岳駅へ着き、ケーブルカーで下ってから30分ほどバスを待ち、御嶽駅へ。駅の近くの玉川屋さんにお蕎麦を食べに行ったけど、お昼時のためか40分以上待った後、電車が来る5分前にもりそば(しかも2人前注文した)が来るという、これまた地獄のような状況に。この電車を逃すと御嶽駅で50分は待つことになるので、3分でもりそばを平らげて勘定を済ませた後は靴紐を結ぶ暇もないまま駅へダッシュし、階段を駆け上がって座席に飛び込んで10秒後にドアが閉まった。最後まで体力と精神力を削られてしまった。玉川屋のもりそば posted by (C)どす恋ちなみに、お蕎麦は都内有名店と比べても大変においしく、汁も濃厚なダシが効いていたので、次回はそば湯までゆっくり味わって食べたい。おもやげそばも是非買いたい。今日の空間線量値は以下の通り。0.06-07μシーベルト/時(AM4時半)0.05-06μシーベルト/時(PM5時)ピーク値0.07μシーベルト/時