愛すべきものすべてに

前から気になっていたラーメン屋、「げんこつ屋」（横浜ランドマーク店）に
昨日行ってきたぞ。
ランドマークへ行った時は、ここの前をよく通るのだが、いつも数名の列が
店頭にできている人気の店なのだ。

まずは食券を買ってから並ぶ、というシステムになっていた。
オレはツレとの二人分、げんこつらーめん（\760）と豪快らーめん「塩」
（\940）の食券を購入する。


待つこと数分で店の中へ案内された。すると驚いたことに、着席するとほぼ
同時に注文した品が出てきたのだ。
なるほど、食券を購入した時点でもうオーダーが通ってるというわけである。
確かに最近はラーメン屋以外でも、こうして店頭で待っているお客のオーダーを
先にとっておくってやり方を採用している所は多い。
いや、それにしても「げんこつ屋」の案内のタイミングがあまりにもイイの
にはビックリしたが。
このあたりは、お客の回転率の良いラーメン屋だからこそ、出来ること
なのかもしれない。

さて、カンジンの味の方だが・・・・・・。
今回食べた二種類、どちらも結構味が深い。濃いのではなく、深いのだ。

豚の背脂と鶏の甘味、そこへ昆布等の和風テイストが加わって絶妙の
ハーモニーを奏でている。
それが、少し平たい麺とよくマッチしていて、絡み具合もとてもいい。
オレが最近ハマっている、魚介系のダシとはまた違ったアプローチだ。

とくに豪快らーめん「塩」のスープの味わいは深いぞ。
最初に食べ比べたときの印象では、げんこつらーめんと比較すると味が薄い
という感じがするのだが、食べ進むうち次第にその味の虜になっていく。

写真のように、透き通るほど薄い色のスープだが、麺を食べ終わっても
まったく飽きが来ることなく、あっさり飲み干せるほどの味の魅力を持って
いると言えるだろう。

だから、もしもこれから「げんこつ屋」へ行くという人がいたら、なるべく
カップルで行って、この二種類を食べ比べてみて欲しい。
あ・・・・・・別に仲の良い同性の友人同士でもイイか。
ただ女の子ならともかく、男同士だと傍から見てちょっと気持ち悪いが、
まぁしゃ～ないな。
もちろん、“オレ（アタシ）は一人で二杯食べられる！”って人にとっては
何の問題も無いワケだが(;´Д`)