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昨日、友人とパーティ会場に車で向かっている最中、友人の携帯電話が鳴った。
運転中にもかかわらず友人は電話に出た。話を聞いているとなんだか揉めているようだ。 「どうしたの?」 と私は尋ねた。 男「さっき、俺と嫁さんとベビーカーと犬2匹が横断歩道を渡ろうとしているのに、車で突っ込んできただろ。轢かれかけた。どういうつもりだ?」 友「横断歩道って…そのときは、バスの後ろを走ってましたが」 男「歩行者が渡ろうとしているのに、一旦停止しないといけないだろ。出るとこ出ようか?」 友「一体どこにですか?」 男「警察にいうぞ」 友「それは、脅しているってことですよね?」 男「おぼえておけ」 電話が切れた。 フィンランドも日本と同じく、歩行者が横断歩道を渡ろうとしているときは車は停止しないといけない。しかし、この状況では私達の車はバスの直後を走っていたので、停止義務はない。 というか、なんでその男は電話番号がわかるのよ。 「車のナンバーを控えて、あるところに問い合わせたらすぐに持ち主の情報がわかるようになっている」 と友人は教えてくれた。 いやなシステムである。プライバシーが筒抜けじゃない。 そういえば、税務署に電話して、 「みほこの年収を教えてください」 なんていうと、簡単に教えてくれると聞いたことがある。だから分不相応な車に乗っていたりすると、 「みほこは給料に見合わない車に乗っている。こっそり儲けてるんじゃないか?」 と密告が可能なシステムになっているとか。 こわいこわい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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