ラップランドから26日に帰ってきた。
往復ともに飛行機は満杯だった。
今年の夏だったかに、キッティラ空港が焼けたらしくて、半分はおっつけ仕事のプレハブのような飛行場であった。それでも、防寒がちゃんとできているので問題はないのだろう。
クリスマス前にちょっと気温が上がったらしくて、木に積もっていた雪はすべて溶けていた。地上にしか雪がない状態。道路でも交通量の多いところは、茶色くなっていて、汚いことこの上ない。写真のような状態である。寒いときにはしっかり寒くなってもらわなきゃ。
2枚目の写真が私が滞在しているところの近所から、ゲレンデに向かっての写真。例年なら木々は雪に抱かれているように埋もれているのである。
ハスキー村に行った。
そこのオーナーが犬ぞりではフィンランドで屈指の中に入る人だ。ここにいる狼犬だったかハスキーが最近公開になった映画SUDEN ARVOITUSに出演している。
今年は初めて犬ぞりに乗った。気分は植村直己あるいは南極越冬隊だ。
植村直己さんの本に、犬は糞をしながら走るとあったがやっぱりそうだった。糞がこっちに飛んできそうで怖いし、なによりも臭い。私に一番近いところの犬がやってくれたので、ばっちりみえてしまった。
モータースレッジに乗るよりは私はこっちの方が楽しい。
村の中を案内してもらったら、日本からの土着の犬もいますとのこと。-20度までは外にいても大丈夫と言っていたのだけど、一体何犬かしらん。誰か答えてくれないかと期待して、写真を掲載。