アーツブリッジ日記

久しぶりの日記。日記を書くからには、できるだけ自分に正直に書いていければ、と思う。

金曜日から今日まで沖縄旅行に行っていた。２日半という短い日程にしては色々と見られたとは思うが、未だに沖縄の文化について自分の中で消化しきれないものが残った。戦場と化した沖縄については昔歴史の授業で学んだくらいの知識しかなかったが、今回色々と見て、本当に衝撃的だった。沖縄で戦争の地獄を生き抜いた人たちは、その後どうやってあの地にとどまり、そして米軍文化の存在を受け入れながら生活できたのか。

日本とアメリカがあそこまでの極限の戦いをしたという事実はしっかりと存在しているのに、今では本当にそんなことが起こったのかと言いたくなるほど、二国は切っても切れないような関係にある。私も日本とアメリカで人生のちょうど半々ずつ過ごしてきた。

今回の沖縄旅行では、そんな理不尽さや矛盾を感じてみたり、またそうかと思えばリゾートで自然に癒されてみたりと、何が何だかよく分からない感じで終わってしまった。またいつか再び沖縄を訪れて、もっと納得がいくまで見たり聞いたり経験したりしてみたいと思う。

沖縄から帰ってきて夜は芸術運営（特に劇場運営）についてのラウンドテーブルに出席した。お茶の水の小さな劇場で行われたのだが、参加者の熱気に包まれていた。日本でも確実に芸術団体が成長してきているのが感じられ、うれしかった。

長い一日だった！