男たちの大和
今日TVの映画で『男たちの大和~YAMATO~』やっていましたね私は基本的に戦争映画嫌いです。どんなに名画と言われても、見たくなかったんです。見ていると、この世の無常さに怒りや憤りを感じてしまう自分がいやだったから。今日はなぜか見てみようと思いました。戦争時代、実際その渦中にあった人々は本当に生き地獄のような生活だったんだな・・・と思います。平和でモノがあふれた今の世暮らしている私には、知ることのできない過酷な生活。命が果てることを承知で、負け戦に挑む・・・・どんな気持ちだったんだろう・・・私達には知る由もないほどの、恐怖や葛藤があったに違いありません。でも確かなのは、この時代に生きた人々には、確かな強さがあったんだな・・・と思いました。命を賭けた戦場に赴く男達・・・見守り、待つことしかできない女達・・・・それぞれの立場の中の強さを感じました。今の世も、ある意味、なまぬるい生き地獄のような気がします。物や欲に支配されたある意味戦場なのかも知れません。堕落した、ぬるい生き方がまかり通ってしまうような・・・甘い誘惑たくさんあります。武器を持って戦う時代から、精神的な戦いの時代になって来ているのかな・・・自分に負けて、ゆっくりはまっていく底なし沼にはまるのはいやだな。言い訳したり、できない理由を並べているうちは、甘えている証拠なのかもしれない。窮地に立たされたとき、言い訳している暇はありません。逃げるか、戦うか、寝返るか・・・・自分の一瞬の判断力でその後の未来が決まってくるのです。もっと強くなりたいな・・・そう感じさせられた映画でした。