あれよあれよという間に
こんばんは☆
もう忘れ去られていないか心配ですが、久々に介護関係のことについて書きたいなぁと思ったのでアップします。
ダブルケア
という言葉をご存知でしょうか?
私は先日テレビで初めてこの言葉を聞きました。
ダブルケアとは簡単に言うと、子育てをしながら介護をしている方に対するケアのこと。
家事をしながらだったのでしっかりとは見ていませんが、
近年の晩婚化、高齢での出産に伴い、子育てをしながら親の介護を行う状況が増えてきているとのこと。
番組の中では、三人の子供を持つ女性が、母親と同居し介護も行っていました。
三人の子供は小学生から下は2歳に満たない子供。
一年半前、下の子がまだ生後2ヶ月のとき、同居の母が明け方に転倒し動けなくなり、病院に連れていくために、子供を預けられる保育所等を探すも、急なことで受け入れてもらえず、病院に連れて行こうにも感染症が蔓延していたため子供同伴を拒否され、仕事に行った夫に助けを求めるも仕事を抜けられず…
最終的に救急搬送することになったそうですが誰も同乗することができなかったそうです。
その方が病院にかけつかられたのは昼を過ぎてから。
今まで、独り身で仕事をしていたとき、介護をされる側の立場になって物事を考えることが多かったように思います。
介護する側の環境、心境を理解しようとしていたかなぁ。
この番組の中で、介護される側のお母様は、娘の力になれず世話ばかりさせてしまっていることが本当に情けないとおっしゃられていました。
そして、救いとなったのは子供の存在。上のお子さん達が率先しておばあちゃんの身の回りのお世話や家の手伝いをしてくれることで、この当事者の女性は、自分一人で抱える必要はないんだと心が軽くなったとおっしゃられていました。
この状況は決して他人事ではなくて、自分にも起こりうるかもしれない。そして、自分の周りにこのような状況の方がいるのかも知れない。
そういう場面に直面したときに自分には何ができるか、また、辛い思いをしている人に気付けるか…
などたくさんのことを考えるきっかけになりました。
今は仕事を離れて子育て中ですが、この経験をしたからこそこれからに生かせることが何かあるかも知れない。
そんなことを考えた1日でした☆
ではまた…