介護福祉士実技試験
こんにちは★かなり期間が空いてしまいました(汗)最近、てっぺん会にも参加できていないので、介護について熱く語る機会が少なくなってきています是非、次回は参加したいと思います!!(スケジュールが合いますように・・・さて、話はタイトルに戻りますが・・・明日、3月4日は介護福祉士の実技試験がありますね★当事業所でも、数名のスタッフが、北九州で受験する予定です。昨日は、業務終了後にスタッフ同士で、実技試験を想定しての模擬試験を行いました。 受験者 モデル 試験管 役割を決めて、真剣に取り組みました。試験は、実際の試験に近づけた形で、5分間の中で与えられた課題を実施し、途中で周りは何も言わずに終わった後に反省を行いました。まずは、受験者の反省 その後 モデルの感想 その後に周りで見ていたスタッフからの意見、そして最後に試験管からのアドバイスという流れでした。通常の業務とは違う声かけの仕方や、タイミングなど、試験特有の所もありましたが、模擬試験を通して、スタッフが感じた事は普段の介助が過介助になってしまっている普段の声かけの少なさ、または考えてもらう声かけよりこちらからお願いする声かけになってしまっているなど、受験者だけでなく 周りで見ているスタッフも多くを感じることが出来ました。試験で見られる所は、あくまで試験のポイントですが、このポイントは普段から考えていなければならないことだし、この時だけになってしまって欲しくないなと感じました。特に、自立支援を考えての声かけ・車椅子のブレーキの解除・ロックは健側でしてもらう・おしぼりで手を拭く時、麻痺側の手は健側の手で拭いてもらう・ベッドに臥床する時、健側の手をどの位置においてもらうかを 声かけすれば、自分で移乗することも可能な場合があるなどなど、普段してしまっていることは、実は自分で出来ることであるということを考えながら介助をしていく・・・自分自身もそうですが、いかに業務優先の介助になっていたかを反省することが出来ました。後は、認知症の方への声かけ受験者の声かけを聞いていると、業務優先の説得・説明になってしまい本人の気持ちに寄り添う言葉がなかなか出てこない様子でした。・利用中に帰りたいと言われる方に、なんと声をかけて 食事の席に座って頂くか(例)『外は寒いし、ご飯の時間なのでご飯食べませんか?』・着衣が乱れているのを、本人を傷つけない言い方で直すには・・・(例)『洋服がちょっとおかしいので着替えましょうか?』自分だったら、こう言われて、どんな気持ちになるでしょうか・・・(ちなみに、模擬試験には『帰りたいとそわそわしている方(認知症)の気持ちを落ち着かせて、食事のテーブルに座って頂く』という旨の課題が書かれていました。)私は、試験で認知症の課題が出た時こそ、本来のその人の介護が試されるのかなぁと感じました。麻痺の方の介助・着脱は、基本を覚えて、慣れることである程度は修得できるし、声かけのポイントを押さえれば問題はないと思いますが、認知症の方に対しての接し方は、教科書通りとはいかない部分が見えます。自分がモデルの立場だったら、どう感じるかを考えながら声をかけることが大切なのではないでしょうか。今までも認知症の方が題材になった試験があったようですが、モデルは言葉を発することは基本できない立場なので、出題するのも、かなり難しい気がしますが、かなり大切な要素を含んでいる所の様な気がします。技術があっても、利用者様(スタッフ)から好かれない技術はないけど、利用者様(スタッフ)には好かれているこの分かれ道のヒントが、認知症の方への対応には隠れていると、勝手に考えています。かなり、脱線しましたが、明日の試験、みなさん、頑張って下さい!!昨日の模擬試験は、私もすごく勉強になりました。自分だったらどうするのか、出来るのか、普段出来ているのか・・・見つめなおすことが出来ました。ありがとうございました。明日は、遠い空の下、ちゃんと起きて、健闘を祈りますでは、また・・・(偉そうに自論を長々と述べましたが、しっかり自分にも問いかけたいと思います)