この地方は 今日 梅雨が明けたと発表があった。
我が家の前の道路で 朝から工事をやっていた。
アスファルトを掘り返し舗装のやり直しみたいである。
窓を開けると コールタールの臭いが部屋に充満してたまらない。
かみさんをさそって 安城市和泉町にある 丈山苑へ避暑に行ってきた。
車から降りると 太陽が照りつけて まだ昼前というのに 汗が噴き出すが
門から入ると しっとりと濡れた歩道は ひんやりとして涼しい。
手入れの行き届いた 日本庭園は やはりいいなあ。
京都の詩仙堂をイメージして作られた建物の中で
緑濃い庭を見ながら 抹茶をいただく。
時折 ししおどしの音が聞こえてくる。
<<丈山苑>>
江戸時代初期の武士・文人として名高い石川丈山(いしかわじょうざん)は、
碧海郡泉郷(現在の安城市和泉町)の生まれです。
後半生は京都に建てた詩仙堂(しせんどう)ですごしました。
丈山苑は、その詩仙堂のイメージを生誕地に再現したものです。
自適に生きた丈山のこころを、四季折々の草木をとおして感じることができます。