四国八十八カ所　車遍路のあれやこれや！

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  四国八十八カ所　車遍路のあれやこれや・・・番外編（バーチャルお遍路・・・結願！）

  ついに・・・ついに・・・ううっ（涙）・・・お遍路が結願いたしましたぁ～！！！！！！といってもバーチャルな話なんですけど・・・(*^_^*)。以前こんな記事を書きました。『バーチャルお遍路』２ヶ月ほど前の記事なんですが、そこからコツコツあるいて・・・ついに８８番大窪寺に到着いたしましたぁ～！到着前はこんな感じもう大窪寺が目の前です。残りも9000歩ちょい。昨日一気に歩きました！結願になったらどんなイベントがあるのかなぁなんて楽しみにしてたんですが・・・結局これだけでした↓。この画面を残して何事もなかったかのように2巡目に入っていきました。今はまた３番金泉寺に向かってバーチャル歩きしてます(^_^;)。ところで、この歩数計にはパソコンのサイトが付属してまして・・・歩数計の歩数を入力していくと歩数計と同じようにパソコン上でバーチャルに表示してくれるんです。これが結願前の画面です。パソコン画面を写真に撮って、さらに加工してるので見にくくなってます。ごめんなさいm(_ _)m。ちなみに９月末はここ↓。西条の横峰寺あたりかな。６月末はここ↓。足摺岬を過ぎて観自在寺に向かってるあたりかな。３月末はここ↓。神峯寺を過ぎて大日寺に向かってるあたりかな。前年１０月末はここ↓。鶴林寺に向かってるあたりかな。全行程で１２００キロの行程です。最初に歩幅を設定しておきます。私の場合は６５センチで設定しましたので、総歩数は約１８５万歩になります！！！まぁよく歩いたもんですわ(^_^)v。ちなみに２巡目に入ると歩数計もこんなになります。見た目はごく普通のトップ画面ですが・・・右下の数字が「０２」になってます。これが２巡目のしるしです。この２巡目・・・できれば今年中に達成したい！１８５万歩÷１２ヶ月＝１ヶ月で約１５万歩ですか。１日平均５千歩。自営業の事務職なんで普段の生活だけでは１日1000歩なんて言う日もありますから・・・・ウォーキングが必須ですね。毎日は難しいけど・・・なんとかこの目標に向かってやってみます！毎日歩いてる人やジョギングしてる人からすればめっちゃ低い目標かもしれませんが・・・人それぞれですからね(*^_^*)。無理せず長続きできる範囲で頑張ってみますわ(^_^)v。

  2013年01月04日

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  四国八十八カ所　車遍路のあれやこれや・・・25（21番～23番）

  次は２１番太龍寺。ここと鶴林寺は１セットって感じ(^_^)。太龍寺はロープウェイで上がります。往復2,400円です。高いや安いかは・・・あなた次第。１３番大日寺からスタートしたこの日ですが、ここまでで１時くらい。ここで大きな誤算が！施設内の食堂で昼食を終えたばかりのツアーのおばちゃんたちとバッティングしちゃったぁ～(T_T)。順番待ちの通路はこんな感じです。次回（があるならば）は昼の時間をはずして来ようっと。（おばちゃんかぶりつきできれいな写真が撮れない(T_T)。この太龍寺は平成２３年秋の台風で本堂が壊れちゃってて、直るまでは「仮本堂」でのお参りとなります。前回（H23年）訪問時は壊れた直後で、仮本堂もこんな感じでした。ちなみに、修理中の本堂はこんな感じ↓。で・・・それから約１年・・・。まだ仮本堂のまま・・・。こんな感じ↓。適度な使用感は出てるけど・・・どうしてもここでお経をあげる気にはならなかった(T_T)。その替わり大師堂の方でいつもより気持ちを込めてお勤め。ちなみに、この後修復され、平成２４年１２月１日より本堂での参拝が可能になりました。帰りのロープウェイ待ちの時の事。ここの待合室では待ち時間にきのこ茶が振る舞われるんですが、もらおうとしたら「お客さん、運がいいねぇ」って言われちゃいました。熱くなるとお大師さまが現れる湯飲みに当たったらしいです。順番で当たるんだと思いますし、どこにでもある湯飲みではありますが・・・やっぱりちょっとはうれしいもんです(^_^;)。（さすが一眼！背景がぼけてます！でもオートしか使えません(>_<)）続いて２２番平等寺。太龍寺からは２０分くらい。ここは全く苦労いらず。ここまでの道も広いし、駐車場は山門の真ん前。十分置けるスペースはあるけど、仮に置けなくても回りには駐車スペースがいっぱい。車から下りてすぐに参拝。苦労がない札所はあんまり印象にも残らないね。さて、この日の最後は２３番薬王寺。徳島県の最後でもあります。平等寺から向かう途中で、昔はくねくねした国道を走ってたけど、今では立派な自動車道（バイパス）が出来てますから快適です。駐車場はこんな感じ。とっても広いです。ここ以外にも第２駐車場もあります。ここはお遍路より厄払いで来る人が多いですからねぇ。で・・・駐車場から道路を渡って山門へ・・・あれっ？山門がない？？？どうやら改修してるみたいです。（もう終わったのかな？）平成２６年が高野山並びに四国遍路1200年にあたるみたいで、それに合わせて札所は改修してるところが多いですねぇ。それにしても山門がないなんて・・・(T_T)。途中の本堂までの道もこんな感じです。本堂、大師堂は変わらず迎えてくれました。朝８時、１３番から始まったこの日のお遍路も午後４時、２３番で終了。次回は・・・室戸岬です。

  2013年01月02日

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  四国八十八カ所　車遍路のあれやこれや・・・24（18番～20番）

  １７番を終えると徳島市内から南下します。小松島市に入り１８番恩山寺です。小高い山を上がった所にあります。駐車場は↓です。まぁまぁ広いです。ここからちょっとだけ上ります。次は１９番立江寺。徳島の関所寺です。関所寺というのは各県に一つずつありまして、「邪心を抱く者は一歩も中へ入れない」と言われております。なんとか入れましたわ(^_^;)。さて、ここの駐車場ですが、お寺の真ん前にありますめっちゃ広い駐車場が有名です。こちら↓です。ここはゲート式で有料（３００円）です。ただね・・・お寺の正面から向かって右に２００メートルくらい進んだ所に実は無料の駐車場があったりします（肝心な所なのに写真忘れた(>_<)）。そこには車が８～１０台置けます。前回の訪問時にはそこに置きましたが・・今回はいっぱいでした。で・・・お寺の中に入ってみると・・・ほとんど人がいない。ありゃりゃ？お参りをすませ、その無料の駐車場に行ってみてよく観察してみると・・・全部徳島ナンバー！確認はしてませんが、ここもお寺の人が駐めてるか、もしくは近所の人が駐めてるかのどちらかだと思われます（あくまで想像の範囲です）。ただ、空いてる時はこちらがオススメです。有料駐車場と距離もほとんど変わりませんからね。つづいて２０番鶴林寺。行くまでの道は狭いけど離合ポイントはあるので大丈夫。ただし、駐車場はせまい。↓こんな感じ。山門にはお鶴さんがお出迎え。芝生のコケには触らないでね。ここも納経所で参道整備費３００円を払います。替わりに交通安全のシールをくれます。 

  2012年12月30日

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  四国八十八カ所　車遍路のあれやこれや・・・23（14番～17番）

  続いて１４番常楽寺。大日寺からは車だとあっという間。５分くらいかな。ここは駐車場がわかりにくい。なんとなく看板は出てるんだけど本来の駐車場にたどり着けない。結局石段前の空きスペースのような場所に駐めてしまう。どうもここも駐車場らしいんだけどね。ここはね・・・うねってる境内が有名なんだけど・・・私的にはそれ以上にインパクトが強いものがあるんです。それが↓です。１周目のお遍路ブログでも載せてますが・・・今回も健在でした(^_^)v。駐車場の真ん前にあります。これはほんまにリアルです。「気をつけなくっちゃ！」って思わせてくれます(*^_^*)。一応、うねってる境内も載せますね。次が１５番国分寺。この国分寺は各県に一つづつあります。常楽寺からは車で５分弱くらいでしょうか？駐車場は↓です。入るまでが狭くて、入ってからも狭いです。ただ、タイミングの問題で、私が入った時には２台しかいなかったのに、出る時（この写真の時）はこんな状態です。次の車が入ってきてますね。空いてなくてもすぐに空きますから大丈夫です。続いて１６番観音寺。国分寺から１０分くらいです。お寺の手前は住宅街なのでちょっと通りにくいです。駐車場は２カ所。ここ↓と・・・（山門横）ここ↓。（山門前）とっても狭いです。どちらも４～５台くらいしか置けません。置けない時に待機する場所もないのでクルクル回る必要があります。それなのに・・・。この山門横にはいつも駐まってる紺色のBMWがあります。これ・・・車遍路の中では有名な話です。確認はしてませんが、間違いなくお寺所有でしょうね。別に何乗ってもいいけど、お寺なんだから高級車は裏に隠せよ！いや、そんなのはどうでもいいから、ただでさえ狭い駐車場に自分の車を置くんじゃないよ！お遍路の札所はどこもかしこも殿様商売でございますm(_ _)m。次が１７番井戸寺。徳島の街中最後の札所です。車遍路の方はナビで次の札所をセットして走ってる方がほとんどだと思います。私もそうです。観音寺にて次の井戸寺をセットして走るわけですが・・ナビ通り走るといきなり境内の中に入ってしまいます。はい、そこが駐車場なんです。（境内からみた写真です）実は他にももう一つあるらしいんですが、こっちの方が便利なんでこっちに駐めてます。車を降りていったん門の外に出て、一礼してから参拝です(^_^;)。車遍路的にはこの井戸寺がいったんの区切りとなります。次の恩山寺は小松島市になりまして、井戸寺から１時間弱くらいかかりますから・・・。   

  2012年12月28日

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  四国八十八カ所　車遍路のあれやこれや・・・22（13番）

  前回のお遍路から２週間後の土曜日。再びお遍路です。この日は１３番大日寺から。４番に続いて２つめの大日寺。高知にもう一つあります。実は・・・私事ですが・・・この日からカメラを替えたんです。今までのコンデジからミラーレス一眼に！だから嬉しくって写真撮りまくりですわ(*^_^*)。でもまだ細かい設定なんてできないんで結局はオート撮影のみ。コンデジと一緒やん(^_^;)。駐車場はこんな感じ。いくつかあるみたいだけど、私はいつも無料のココ。お寺からちょっとだけ離れてます。５分くらいかな。道沿いを歩いて・・・お寺にとうちゃこ～（火野正平風に(^_^)）！朝８時！ここもちょっとだけ印象に残ってます。印象に残るって言ったらもう納経所の事ですわ(>_<)。お勤めを終えて納経所に行くとそこには人がいない。ベルを押しても呼んでも出てこない。外にいた歩き遍路さんに「納経すませました？お宅も待ってるんですか？」と聞くと「私は済ませましたよ。さっきまでいましたけどねぇ」だって。それからしばらく（１０分ほど）待ってようやく帰ってきました。そんなのはどうでもいいんです。納経所の人だってトイレにも行くでしょうし、ご飯を食べる時もあるでしょうから。ただね・・・待たせてるのわかってんだから「お待たせしました」の一言くらい言ってもバチ当たらね～んじゃね～のかなって・・・。客商売の基本だろって！「別に頼んで来てもらってんじゃないよ（そんな事言われてませんよ(^_^;)」ってか？確かにそうですよね・・・すみませんねm(_ _)m。つづく 

  2012年12月26日

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  四国八十八カ所　車遍路のあれやこれや・・・21（11番～12番）

  続くお寺は１１番藤井寺。ここが最初の有料駐車場。他に駐めるとこないので選択の余地なし。入り口におじさんがいて、２００円を払う。駐車場自体は広い。このお寺はちょっとだけ印象に残ってる。悪い方で。お勤めを終えて納経所へ。新しい納経所を作ってる所だったので、隣の建物に臨時の納経所を設けてた。そこで納経帳を出したんだけど・・・中に男の人がいてずっと目線は左へ。どうやらそこにはパソコンかテレビが置いてあるみたいで、ずっとそれを見ながらの墨書き。それも墨を付け足さないもんだから掠れちゃって殴り書きみたいになってる。こんな輩に納経所を任していいのかい？お遍路ブログって言ったらなんとなく嫌な部分とか嫌な出来事を隠そうとする雰囲気があるけど・・・私は書く！そんな思いをしたからかもしれないけど、帰りに山門を見たら蜘蛛の巣がいっぱい張ってる。自分の寺の掃除くらいしよろな！藤井寺！！！気を取り直して・・・この日の最後は１２番焼山寺。歩き遍路にとって藤井寺から焼山寺は「遍路ころがし」と言ってお遍路ルートの中でも１番の難所らしいけど・・・車遍路にとっても最後の山ルートはちょっと難儀。車遍路の中でも一応車遍路泣かせという事になってるけど、適度に離合ポイントもあるので私的にはそれほどでもない。まぁどっちにしても歩き遍路の方の苦労を考えれば・・・ねぇ(^_^;)。駐車場は↓こんな感じ。超広い。ここからお寺まではちょっと歩きます。１０分くらいでしょうか？でも途中の景色は晴れてたら最高！お寺の標高で言うと雲辺寺、横峰寺に次いで３番目の高さらしいですからそりゃきれいな景色ですわ！境内には杉の大木がずらりと並んでます。ちなみにここも駐車場代が必要です。３００円也。（焼山寺からの景色）この日はこれで終了。そうそう、焼山寺からの帰り道にこんなお店があります↓。極々普通のラーメン屋さんです。お腹が空いたので立ち寄りました。チャーハンとラーメンを注文したんですが・・・どちらも・・・何かが足りない。う～ん・・・うまく言えないけど何かが足りないんです！醤油やらソースやらを足してみたけど足りなさ感は消えず。決して不味いってわけじゃないんだけど・・・何か欲求不満になるお味って言うか・・・(^^;)。焼山寺に行かれる方は帰りに是非寄ってみてくださいな。必ず前を通るはずですから・・・(^_^)v。 

  2012年12月24日

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  四国八十八カ所　車遍路のあれやこれや・・・20（3番～10番）

  2度目のお遍路初日の続き。ご存じのように徳島の１０番くらいまではサクサク行けます。ほんまにうまい事できてますわ(*^_^*)。だから特別はイベントもなく淡々とこなしました。３番金泉寺↑の駐車場はちょっと狭い。この日もいっぱいでした。でもみんなサクサク回ってますからすぐに空きます。しばらく待って止めました。ちなみに「きんせんじ」じゃなくて「こんせんじ」です。４番大日寺↑の駐車場はとにかくただっ広い！止め放題(*^_^*)。ちなみにこの日は右にちょっとだけ写ってるバスツアーとずっと一緒でした(^^;)。５番地蔵寺↑の駐車場もスペースは十分です。やっぱりバスが止まってます(^_^)v。６番安楽寺↑の駐車場はお寺からちょっとだけ離れた位置にあります。といっても歩いて５分くらいですけどね。ここも見たとおり広いです。ただ、下が土なので雨の日は車と靴が汚れます。汚れたくない人はこちら↓。道路を挟んだ所にも駐車場があります。あんまり台数は置けませんが、お寺はこの駐車場の奥ですし、道路を渡らないでいいので、空いていればこちらの方がいいと思います。７番十楽寺ここは・・・写真を撮るの忘れた(T_T)。でも駐車場は門の真ん前にありますから心配ご無用です。近代的な宿坊＆納経所です。８番熊谷寺ここらあたりからなんとなく「お遍路」っぽくなってきます。このお寺の駐車場は↑こんな感じで広いです。ここから山門までしばらく歩きます。その途中でお経（だったかな？）が流れてきます。これがまた・・・良い感じなんですよぉ～！それに山門がまた良い！ここまでのお寺は比較的きれいめの山門ばかりだったのですが、ここに来てやっと古～い山門。良い雰囲気です。９番法輪寺↑の駐車場も広いです。止め放題です(^_^;)。このお寺は田んぼの真ん中にポツンとあります。田舎度満載でやっぱり良い雰囲気です。１０番切幡寺ここも駐車場の写真忘れた(>_<)。というわけでお寺までの階段の写真です。ここの階段も有名です。１０番にして初めての「試練」でしょうか？３３３段あります。ちょうど真ん中あたりに休憩所がありますから、まずはそこまで頑張りましょう！ちなみに頑張れば上まで上がれる道がありますが、とっても急で、折り返し地点でタイヤが悲鳴を上げます。雨の日は四駆以外はまず無理です。まぁ車遍路とはいえ・・・せっかくお遍路に来てんだからちょっとくらいは苦労しようよ・・・ってな感じでここは是非歩きで上がって欲しいですね。それと、ここは実は駐車場に着くまでがちょっとだけ大変です。幹線道路から駐車場までほぼ対向できません。その距離・・・う～ん・・・計ってないけど・・・数百メートルくらいでしょうか？ここを通る時は「南無大師遍照金剛」と唱えながら一気に駆け抜けてください（ただし左右はお店なので安全を確認しながらね）m(_ _)m。つづく

  2012年12月23日

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  四国八十八カ所　車遍路のあれやこれや・・・19（１番～２番）

  ～前回の続き～さて・・・平成２４年９月８日。いよいよ２周目お遍路開始です。まずは善通寺から。スタート前の挨拶みたいなもん。駐車場に車を止めて境内へ。７月に来てるから２ヶ月ぶり。ここのお寺は一般の方がとても多いので白衣だとちょっと恥ずかしいくらい(^_^;)。善通寺の駐車場ですその白衣も袖有りにして１日目。着慣れてないせいかまだまだぎこちない。まずは本堂へ。普通にお勤め。そして大師堂へ。ここは２ヶ月前に悲しい思いでがあります。その時の思い出は「こちら」。今回は昼間なので大丈夫。きちんとお勤めをして向かって左の受付へ。「あの～、詠智会の方からこちらで納経してもらいなさいって言われて持ってきたんですがぁ～」なんて言ってみたら・・・「はいはい、お引き受けしますよ！」だって。当たり前だけどいつもと違う場所での納経はなんか優越感。日付も入れてもらって完成！めっちゃ達筆！後はゆっくり境内を散策。みんなからジロジロ見られながらの散策でしたが、今回はゆっくり見れたのでよかったです。また数ヶ月後に・・・。その翌日・・・いよいよ徳島へ。高速に乗ってひとっ飛び。１時間ちょいで到着。１番霊山寺。約１年前にスタートした１周目。あの時はお遍路というよりパーフェクトスタンプラリーだったからなぁ。その時の模様は「こちら」。１番札所に立つってのはやっぱりいつもとは違う心構えでございます。朝早かったから人がいなかったのもあるけど、何か荘厳な感じがしました。お勤めを終えて納経。前回は納経帳を霊山寺で買ったのでもう押してありましたから今回が初めての納経みたいなもの。「Name Card」ですか・・・さすが１番さん！続いて２番極楽寺。今回の２周目は本堂やら大師堂やらの建物の写真は何かの出来事がない限り基本的に入れません。なぜか？？？はい・・・建物はいろんなHPに載ってるのでわざわざ入れる必要はないかと。それと・・・車遍路してて思ったんですが・・・後になって思い出すのは「あの駐車場は苦労したなぁ」とか「あの道は大変だったなぁ」とかばっかり。はっきり言って建物系はあんまり印象に残ってないんですわ。ということで・・２周目は駐車場とか道とかを中心に写真を入れていきます。建物系を見たい方はもっとすばらしいサイトでご確認くださいm(_ _)m。というわけで２番極楽寺。１番からは車で５分もかからない。駐車場はこんな感じ。まぁ広い方。それでもバスなんかがいっぱい入ってきたらきついかな？奥に見えるのが朱色の山門です有名な「長命杉」を触ってお勤めして終了。納経所は個人用と団体用に別れてて、個人用はお店の中。ここで輪袈裟止めを買った。その時にお店の人に「あんた、輪袈裟が裏表逆やがな！」って言われました。輪袈裟に裏表があるのをこの時初めて知りました(^_^;)。～つづく～

  2012年12月05日

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  四国八十八カ所　車遍路のあれやこれや・・・18（２周目突入！）

  ２周目のお遍路・・・。７月に１回目の結願を終え、８月に高野山で満願成就したばかりなのに・・・。なぜに２周目？理由１　１周目のお遍路の前半は完全なるスタンプラリーで終わってるから。２　４３番まではお経を唱えてないから。３　週末ヒマだから。こんな感じでしょうか？特に２ね。お遍路出たんならやっぱりお経を唱えなくっちゃ！これをやってないのがどうにも心残り。１に関してはねぇ・・・車遍路ってどうしてもスタンプラリーっぽくなっちゃうよねぇ。お寺からお寺までワープしちゃうんだから、歩き遍路であるであろう「道中の出来事」がカットされてるんだから・・・ねぇ。だから車遍路って「お遍路」っていうより「札所巡り」って言った方がいいのかもしれない。便宜上「お遍路」って言ってるけど・・・。（本当の理由は３です(*^_^*)）さて、２周目に入るにあたり色んな「グッズ」を追加したり新調したりしました。こんな感じです。ちなみに新しいグッズは全部志度の詠智会に直接行って買ってきました。変更なし１　輪袈裟・・・なぜか２つある。２　教本・・・まだ４４ヶ寺しか使ってない３　線香入れ・・・これは秀逸！手放せない！４　ろうそく入れ・・・なくても良いかもね。１ヶ寺２本ずつ袋に入れればいいんだから。５　金剛杖・・・永遠に一緒ですm(_ _)m。６　納め札・・・まだまだ白です。変更１　白衣・・・袖無しから袖有りへ。これから寒くなるだろうからその対策。それと・・・やっぱり袖有りの方がお遍路っぽいから(^_^;)。２　山谷袋・・・布製の安物から防水ナイロン製に。前のはよれよれで納経帳の出し入れに手間取ったり、水筒の水滴で濡れて、中の納経帳に染みがついたりしたから。３　数珠・・・略式念珠から本来の数珠へ。数珠を擦り合わせて音を出すのがかっこよさそうだから(^_^)v。追加１　集印用白衣・・・親へのプレゼント用（最後に驚かす！）こんな感じ・・・と言いたい所ですが・・・一番悩んだグッズがあります。それは・・・納経帳です。納経帳って、１回目は墨書きしてもらった上に朱印を押してもらい、２回目以降はその上に朱印のみの重ね印をしてもらうのが一般的。でもね・・・まだまだ修行が足りないせいか・・・どうにも納得がいかない。だって・・・３００円も払うのに、ポンってはんこだけ押してもらって３００円？白衣の朱印は２００円なのに？？？２回目以降が２００円なら納得するんですが・・・ねぇ。というわけで・・・熟慮した結果・・・新しい納経帳で行くことに！もし今後３回目があるならば、その時も新しい納経帳にして、将来、納経帳の数だけ回ったんだなぁと目で見てわかるようにしようと。それに、墨書きの書き方の違いなんかも面白そうだったんでね。新しい納経帳はこんなんです！詠智会の奥さん一押しでした！善通寺打ちはじめ用の納経帳です！！！めくってみますと最初がこんなんです。ここの「打ちはじめ」の所に、まず善通寺に行って納経してもらうようになります。ただし、納経所で書いてもらうんじゃなくて、大師堂を入ってすぐ左の受付で書いてもらうという事でした。ここで書いてもらった後は同じように１番霊山寺からスタートです。   

  2012年12月01日

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  四国八十八カ所　車遍路のあれやこれや・・・17（お接待）

  今回は「お接待」について。お遍路してると近所のおばちゃんが寄ってきて「これ、食べて！」とか言っていろんな物をくれたりする光景をテレビとかで目にしますねぇ。これが噂の「お接待」ですわねぇ。一口にお接待と言ってもいろんな種類があるわけで・・・物をくれるのが代表的ですが、お金をくれたりする場合もあるようです。「自分の替わりにお参りしてね」という意味が含まれてるみたいですが。他には食堂とかで一品多く出てきたり、代金を負けてくれたりもありますね。無料の宿泊所（善根宿）や無料の接待所なんかもそう。接待木や電柱等に貼ってある遍路道のやじるしだってやっぱりお接待。挙げればキリがないほどです。物だけじゃなくて、広い意味で言うと「がんばって！」って声をかけてくれるのもお接待の一種じゃないでしょうか。しかしながら・・・これらは全部テレビで見たり本やネットで読んだものばかり。お接待の大多数はやっぱり歩き遍路のもの。そりゃそうです。歩いて大変だからお接待したくなるわけで・・・それにお接待はお遍路さんへの施しと同時にお大師さまへの施しでもあるわけですからやっぱり歩き遍路にしてしかるべきだと思います。まぁ・・・歩いてるのでお接待しやすいっていう理屈もあると思いますけどね。車でピュ～ではお接待しようにも無理ですからね(^_^;)。そんなお接待・・・車遍路の私には縁のないものであります。それでも八十八カ所も回ってるんだからどこかでお接待らしきものを受けてないかぁ～？って考えてみました。１番から思い出してみて・・・ない・・・ない・・・ない・・・。もちろんお接待を期待して回ってるわけじゃないし、私にするくらいなら歩き遍路の人にして欲しいくらいなんでどうでもいいんだけど・・・ない。う～ん・・・あった！雲辺寺のお勤めを終えてロープウェイ乗り場に行った時にお茶を頂いた！同じように八栗寺のケーブルカー乗り場でもお茶を頂いた！太龍寺ロープウェイのお茶もあったね。あらら・・・どれも同じ会社だよ。これはお接待か？顧客サービスか？？？(*^_^*)。後は・・・大窪寺を下りた所にあるお店で最後にあめ湯を頂いたくらいか。（お店に引き入れる作戦・・・いやいや）まぁないですわ。お寺に寄った時にたまたまお接待用の炊き出しやらをしてるような時に当たればおこぼれに預かれるかもしれませんけどね(^_^;)。逆にお接待する側の話ですが・・・車でお寺まで飛ばしていると、道ばたで靴を脱いで休憩してたり、フラフラしながら歩いたりしてる歩き遍路さんをよく見かけます。そんな時・・・「乗せてあげた方がいいのかな？」なんて葛藤にかられたりします。どうなんでしょうねぇ。歩き遍路さんの多くは「完全歩き」を目指してる人が多いような気がしますし、そんな時に「甘い誘惑の言葉」をかけてもいいものかどうか？？？それでも中には「今だけ車に乗りたい」ってくらいに疲れてる人もいるでしょうし・・・。心理が読めないだけにいつも迷ってしまいます(>_<)。そのお接待ですが、歩き遍路さんを見つけて袋いっぱいのみかんやら食べ物やらをお接待してる場面をよくテレビで見たりするんですが・・・あれってどうなんでしょ？歩き遍路さんって少しでも荷物を減らそうとものすごい苦労してますよねぇ。そんな中で袋いっぱいのみかんをもらったら・・・それ・・・どうするの？？？１キロや２キロはあるよ！持って歩かせるの？リュックに入れさせるの？お接待は基本的に断れないってのが習慣。こんなものもらったらどうすることもできへんやん！もちろん悪気があってお接待してる人はいないと思うけど・・・歩き遍路の人はジュース１本の重さもきつい時があると聞いてます。そんなお遍路さんの状態を思いやりながらのお接待じゃなきゃいけないような気がします。車遍路のくせに偉そうな事書いてすみませんm(_ _)m。

  2012年11月23日

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  四国八十八カ所　車遍路のあれやこれや・・・16（（讃岐二十三ヶ寺 涅槃之道場　光明真言曼荼羅）

  お遍路には「順打ち」と「逆打ち（さかうち）」があるのは有名な話で・・・順打ちは１番霊山寺から、逆打ちは８８番大窪寺から逆に回るという意味でございます。逆打ちにはいろんな言い伝えがあるのですが、一番有名なのは「衛門三郎伝説」です。その昔、愛媛の衛門三郎の元にきたない格好をしたお坊さんがやってきました。托鉢をしていたわけですが、衛門三郎はその身なりの汚さからお坊さんが持っていた鉢を地面にたたきつけて割ってしまいました。するとそれから８人の子供が次々に死んでいきました。衛門三郎は自分の犯した過ちに気づき、そのお坊さんを追いかけて四国巡礼の旅にでかけました。そのお坊さんとはもちろん弘法大師です。何度も何度も四国を回りましたが、いつまで経ってもお大師様に追いつけません。そこで衛門三郎は今までとは逆に回ってみる事にしました。徳島の焼山寺の近くで病気にかかり体力も限界、命もつきようとしていた時、やっとお大師様に会えました。最後にお大師様は衛門三郎の手に石を握らせました。その石が愛媛の石手寺にあるとかないとか・・。みたいな話です（ずいぶんはしょってますけどねm(_ _)m）。その衛門三郎が逆打ちをしたのが閏年だったらしく、今でも閏年には逆打ちが盛んみたいです。そして今年はその閏年。バスツアーなんかでも逆打ちが多いみたいです。なんでも順打ちに比べて逆打ちは３倍の功徳（２倍・４倍・６倍の説もあり）があるというのが定説になってます（「私よりすごいな」シャア・アズナブル談(*^_^*)）。そんな中・・・讃岐の２３ヶ寺が小さなお札を作りまして、それを専用の台紙に貼ると御利益がある・・・みたいな商売・・・もとい・・・企画を始めてます。それが『讃岐二十三ヶ寺 涅槃之道場　光明真言曼荼羅』です。私も讃岐を回った際にそのお札は全部集めてますが、台紙は買いませんでした。讃岐に住んでるんだからいつでも買えるだろうと。しかしもう１１月。今年いっぱいの企画ですし、札所によっては品切れになってる所もあるという情報を得ましたので、慌てて買いにいきました。買ったのは８０番国分寺です。仕事の途中にちょうどあったので(^_^;)。貼る前の台紙はこんなんです。なかなか御利益がありそうな感じの台紙です。これにもらってきたお札を貼り付けると・・・。こんな感じになります。↑ますます御利益があるっぽいです。ちなみにこの台紙は千円です。更にこの台紙を額縁に入れると・・・。いかがでしょうか？御利益満点でございます！ちなみに額縁は1500円。表装してもらったらもっとかっこよくなるんですが、１万以上しますので、これで十分です。こんなんなるんだったらもっと早くにやっとくんでした。それにしても・・・一カ所気になる所があります。こちらです。大窪寺と雲辺寺の間に「余り」があるんですよぉ。まぁ枠の関係でどうしても１つ埋まらなかったのは理解できますが・・・それならなんでもう一つづつ左にずらさなかったのか？？？そうすると今の「オン」の位置、つまり大窪寺の位置に「余り」が来るようになりますよねぇ。そこは真ん中だから左右対称になって収まりがとてもいいと思うんですよぉ。商売なんだからそれくらい考えろ！って言ってはいけません・・・商売じゃなくて企画ですから・・・(^^)/。今年讃岐を回られてまだ台紙を買ってない人・・・ラストチャンスですよ！『おんあぼきゃべいろしゃのうまかぼだらまにはんどまじんばらはらばりたやうん』

  2012年11月20日

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  四国八十八カ所　車遍路のあれやこれや・・・15（バーチャルお遍路）

  最近、ちょっとしたマイブームになってます「お遍路」。車で回ってますが、車だからって決して楽じゃないんです！区切り打ちの場合はまず再スタート位置に行くまでが長い！そこからお寺までの道が険しい！町中の寺は楽ですが、山の中の寺の場合は延々のくねくね道で、対向車が来た時にすれ違う場所がないような道もたくさん！その都度「南無大師遍照金剛」と祈りながら登っていきます。登ったら登ったでそこからまた歩きが待ってたりします。でもまぁ・・・・そんなのは歩き遍路の方が聞いたら笑っちゃうくらいの話なんでしょうけどね・・・m(_ _)m。だからと言って歩き遍路をするだけの度胸はなし。そんな方は・・・これ↓いかがでしょうか？？？　　　　　　　↓　　　　　　　↓　　　　　　　↓　　　　　　　↓はい・・・歩数計です。でもただの歩数計ではありません！バーチャルお遍路ができる歩数計です！！！自分の体重やら歩幅やらをセットしてただ歩くだけです。ウォーキングを続けるにはモチベーションが大切。そのモチベーションを保つのと、趣味が一体になってたらこれほどありがたい事はありません。画面はこんなになってます。ボタンの切り替えで、次の札所までの距離、歩数やら四国内のどこを歩いているかとか、もちろん消費カロリーも出ます。その昔ウォーキングのモチベーションを上げようと「宇宙戦艦ヤマト・イスカンダルへの旅」みたいなのを買ったんですが、さすがにイスカンダルは遠すぎてモチベーションを保つ事ができませんでした(*^_^*)。でも四国一周くらいだったらなんとかなるんじゃないかと・・・頑張って続けてます。昨年末あたりから始めて、１年かけてやっと香川県入りです。もうすぐ結願です。とろい歩きですが、着実に進んでおります！お遍路したい方＆ダイエット・健康の為に歩きたい方・・・この商品、いかがでしょうか(^^)/。

  2012年11月18日

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  四国八十八カ所　車遍路のあれやこれや・・・14（高野山その３）

  ～前回のつづき～翌日は６時起床。洗面等を済ませて・・・・６時半から朝のお勤めに参加。宿坊に泊まったんだからこれに参加せんかったらねぇ。お勤めの時間は３０分弱。予想はしてたけど・・・ずっと正座してたから・・・全然集中できなかったぁ～(T_T)。足がしびれてお勤めどころじゃないわいね。終わってからもしばらく立てませんでしたわ(>_<)。７時に部屋に戻ると朝食の用意が出来てました。ありがたや。朝食もおいしい！一粒残さず完食！それからはしばらくのんびりして８時半に出発。と言っても荷物はお寺に預けたままで観光に出かけました。高野山は西の端の大門から東の端の奥の院までの直線距離で４キロくらい。持明院はその真ん中あたりにあります。奥の院は昨日済ませたから今日は西の半分の観光です。つまり大門まででも２キロ弱くらいなんで余裕で歩いて行けます。平日の朝だから観光客なんてほとんどいません。しずかな通りをゆっくり歩いて３０分ほどで大門へ。でけぇ～！続いて霊宝館～大塔伽藍。根本大塔・・・でけぇ～！続いて隣の金剛峯寺。ここでしまった！入り口に「納経所」の文字が！そうだった！ここでも納経してもらえるんだよねぇ。でも納経帳は持明院に置いてきてしまった！まぁいいか。また来るだろうしね。奥でお茶のお接待。良い感じ！そこから徳川家霊台へ。ここはまぁ・・・期待はずれ。200円払う価値あるのかぁ？最後に女人堂。徳川家霊台から登り坂。距離は大したことないけど結構きつかった。で・・・ここも期待はずれ。というか、ここは昨日バスの中から見てたから予想はしてたけどね。それでだいたいの主立った「名所」は回ったかな。まぁ私にとっては奥の院以外はおまけみたいなもんだから・・。女人堂から持明院まで歩いて帰り、荷物を持って千住院橋の喫茶店で食事。その時点でまた１１時半くらい。高野山はコンパクトにまとまってるからいいね。そこで歩数計を見てみると・・・すでに１万５千歩歩いてた。『有難とう』の『と』はいらないんじゃないの(*^_^*)特別な「意味」でもあるのかな？帰りは予定を変更して１時の特急で難波まで行き、バスで帰路へ。乗り換えも楽だからいいね。そんな感じの高野山詣で。これでめでたく満願・・・・というわけで・・・お遍路２周目に突入致します！！！詳細はまた今度・・・。

  2012年11月16日

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  四国八十八カ所　車遍路のあれやこれや・・・13（高野山その２）

  ～前回の続き～さて、当日になり、いよいよ出発。高松市内から高速バスで難波まで。行きは６時台のバスだったんで客は４人しかいなったけど・・・そのうち２人がおばちゃん。まぁ・・・３時間ペチャクチャしゃべりっぱなし(T_T)。ねんでやねん！１０時前に難波に着き、そのまま快速高野山行きに乗り継いで極楽橋。そこからケーブルカーで５分乗ったら高野山駅。楽ちんやね。駅隣の喫茶で食事をしてバスに乗ってまずは持明院へ。チェックインまでにはまだまだ時間があったので荷物だけを預けるつもりだったんだけど・・・「お疲れでしょう」と言いながらすぐにお部屋に通してくれました。そしてすかさず冷たいお茶。なんというおもてなし！対応してくださるのはみなさんお坊さんなわけですが・・・笑顔がすばらしい！研修かなんかで教わったような笑顔じゃなくて、内から溢れる笑顔！それに物腰の柔らかい言葉遣い。まさしく「心からのおもてなし」って感じ。接客業の人は下手な研修を受けるより黙って高野山の宿坊に泊まった方がよっぽど身につくような気がしますわ。しばらく休憩して奥の院の入り口、一の橋まで歩いて行きました。１０分弱です。そこで・・・ガイドだんと合流。そう・・・ガイドさんを頼んでたんです！ほら、よく団体さんと一緒に行動してるガイドさんがいらっしゃるでしょ。その方を私一人の為にお願いしたんです！なんという贅沢！なんという優越感(*^_^*)。ちなみに２時間で６千円です。奥の院には有名な歴史上の人物のお墓がたくさんあるので、一人ではとてもフォローしきれませんからねぇ。６千円でも安いもんですわ！というわけで一の橋からスタート！途中のお墓の説明はいろんなサイトがあるんで省略でございますm(_ _)m。１時間ほど歩いてようやく御廟前へ。ここからは撮影禁止。御廟前の橋を越えると一段と神聖な雰囲気。春日局のお墓を右に見ながら御廟へ。納め札を納めてから裏へ。そこでお勤め。1ヶ月ぶりのお勤めだったけどなんとか噛まずに終了。これでめでたく満願！その後御廟の地下へ。ここが御大師様に一番近い所らしい。お坊様がお勤めしてた。帰りに納経帳にエイヤッと書いてもらい終了。そのまま中の橋駐車場へ。帰りの道は広かった。新しくできた道らしく、中の橋駐車場にバスを止めて団体さんが通るということでした。と言うことは団体さんは一の橋からの「フルコース」は歩かないんだね。ちょっともったいない。中の橋駐車場からガイドさんに車で持明院まで送ってもらい休憩。庭がきれい。それに静か。雨も降っていて世間から隔離された感マックスでした！ゆっくりとお風呂に入り６時から夕食。上げ膳据え膳です。ありがたや・・。夕食はこんな感じ。精進料理ってこんなにおいしいのか！！！一つ一つ真心がこもった良い料理でした。終わってからは写経。これも部屋に持ってきて頂き、一人で集中してできました。写経も終わってまだ８時。さて、なにしようか？テレビなんて見る気ゼロだしな・・と思ってたら・・・テレビに下に箱があって・・その中に「マンガ　弘法大師」ってのがありました。これ・・・超面白かった！上下２巻だけど読みあさってしまいましたわ。おかげで御大師様の事がよ～くわかりました(^_^)v。で・・・就寝。～つづく～

  2012年11月15日

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  四国八十八カ所　車遍路のあれやこれや・・・12（高野山その１）

  結願も終え・・・ついに高野山に行って参りましたぁ～！７月に大窪寺にて結願してから１ヶ月。残りは高野山だけ。早く行きたかったけどなかなか調整がつかず。お盆に行こうかなとも思ったけど、大渋滞が予想されたのでちょっとずらして８月の最終週の平日に１泊で行ってきました。行くに当たってまずは交通手段とルートをどうするか？最初考えてたのは車で徳島からフェリーで和歌山に渡り、そのまま高野山まで行くルート。本当はこれが一番よかったけど・・・フェリーの片道だけで約１万円。大勢で行くんなら良いけど一人だと高すぎ。次に考えたのが同じく徳島からの南海フェリーで土日に出てる高野山までのバスツアー。往復セットで７千円！これは安い！でも徳島までの交通費がかかりますわね。それに平日の便がないし、当日限りの行き帰りになるので、現地での滞在時間が４時間！奥の院だけなら十分だけどせっかく高野山まで行くんなら他の寺院とかも見たいし・・・。それだとギリギリになっちゃう。というわけで・・・最終的にフットバスの「高野山セット」にしました。これだと行き帰りのバスの時間も自由に選べるし、難波から高野山までの電車賃や、高野山でのバス乗り放題券や、各施設の入場料割引券やらお土産割引券やらもセットになって８千円！コスパ的にはこれがベスト！次に決めるのが宿。高野山の場合は宿坊に泊まる事になります。もちろん初めての経験。まずはネットで宿坊のいろはを色々勉強。次に楽天トラベルで宿坊を比較。ものすごい数の宿坊があるので選ぶのも大変。でも一人で泊まれるプランがある宿坊に絞ると思った程多くない。それでもまだまだ選ぶの大変。金額も１万円弱から２万円くらいまであるし・・・。何が違うのかからしてさっぱり。どうも寺院の豪華さとか部屋の豪華さとか立地とかが関係してるみたい。でもね・・・せっかく宿坊に泊まるんならあんまり豪華じゃないほうが良いと思ったわけ。高級旅館みたいな寺院だと雰囲気がどうなんかなと思ったわけで・・・。それとやっぱり口コミをチェック。そんなこんなで選んだのが「持明院」。とにかく口コミが良い！それにお安い。一人プランで１万円。写経も部屋でできるし・・・。決定！！！～つづく～

  2012年11月13日

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  四国八十八カ所　車遍路のあれやこれや・・・11（結願まで）

  前回の続き善通寺も終えて後はラストスパート。このあたりからは完全に生活圏。日常と非日常が入り交じったような変な感覚でしたわ。この日は金蔵寺から。高速を使ってのお遍路もこれが最後。順調に進み高松に一宮寺まで一気に進みました。一宮寺は我が家から車で５分くらいの所。日常と非日常の融合地点でございます。国分寺の境内にある「ミニ八十八カ所巡り」にてこれまでの歩みをゆっくりと堪能。ここの大師堂は納経所兼売店の中でのお勤めになります。昔の私なら恥ずかしくてとてもお経は無理でしたが・・・もうなんにも恥ずかしくありません。人に聞かせてやろうという邪心（(^_^;)）もありません。ただただ、集中して目の前のお大師さまに向かってお勤めを行うのみでございます。国分寺の「ミニ八十八ケ所巡り」さぁて、残りは５寺。いつ行こうか？できれば平日に行きたい。誰にも邪魔されずに静かに結願を迎えたい。と思ったのですが・・・どうしても平日の休みが取れず・・・次の週の日曜日になってしまいました。屋島寺から八栗寺へ。ケーブルカーで山上。ここも太龍寺・雲辺寺ロープウェイと同じ会社だけど・・・割引なし(^_^;)。この３つで割引き券作ってくれたらいいのにね。八栗寺の山門前で自分撮り後は志度寺・長尾寺と回り・・・いよいよ最後の大窪寺へ。その前に道の駅ながおの隣にある「へんろ資料館展示室」に寄ってみました。当日は誰もいなかったので電気も消えてる状態。「見せてもらっていいですか？」とおたずねするとすぐに電気をつけてくれました。これ・・・欲しい！でも高そぉ～(^_^;)昔のお遍路さんの展示物を堪能したところで・・・いよいよ大窪寺でございます。ここは何度か来た事はあったんです。お寺というより向かいのお店のうどんを食べるためだけにね。それがまぁ・・・お遍路で来る事になろうとはねぇ。本堂についてお勤め。もうほとんど暗記してましたのでスラスラと。終わって近くにいたおじさんに記念の写真を撮って頂き大師堂へ。いよいよ最後のお勤め。回りには誰もいない。ゆっくりと丁寧に読経。噛まずに終了(*^_^*)。終わって最後の納経。一緒に結願証も頂きました・・・というか、買ったんですけどね。１枚２千円。ただ名前書いて２千円。納経帳を確認することなしに２千円。高いか安いかは・・・あなた次第。私は・・・まぁ・・・納得。  それと、高松を起点にした日帰りの区切り打ちですから・・・全部で３０００キロくらいは走ったかなぁ。いや～終わった！山門を抜けて下に下りると角のお店のおじさんが「終わったんな？結願な？よかったなぁ～。まぁこれ飲みまぁ～」と言ってあめ湯をくださった。うれしかったぁ～。しばしお店見学。奥には食堂が。しかし・・・私は実は向かいのお店のうどんを食べたかったのよ。でもねぇ。あめ湯頂いてそのまま向かいに行くってのもねぇ。小心者なんでm(_ _)m。というわけでそのまま食堂に入りざるうどんを注文。うどんを食べ終えると・・・ザルの下に・・・「そば」が残ってた。前の人の？う～ん・・・。まさか・・この下からそばが出てくるとは・・・(T_T)こんな感じで終了。本来なら（？）このまま１番霊山寺に行くんだろうけど、私は行かなかった。すぐに２回目のお遍路に出たかったらその時にまた新たな気持ちで出発したかったからね。あとは高野山・・・。～つづく～ 

  2012年11月11日

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  四国八十八カ所　車遍路のあれやこれや・・・10（番外編）

  今回は「番外編」という事で・・・ご年配の方がちょっときつい札所をご紹介。今の「お遍路」は、マイカー遍路、バスツアー遍路の方がほとんどです。若い人でも車が多い中、ご年配になり足腰が弱ってきますともう車以外の選択肢はないと言っても過言ではありません。私も「車で回ってる」なんて言いますと、「車やったら楽やろぉ～」なんて良く言われます。確かに歩き遍路の方から比べれば天国のように楽ですが・・・そんな中でもやっぱりきつい札所はあります。４０代の私でもきついんですからもっとご年配の方には半端無くきついと思われます。そんなきつい札所をちょっとだけご紹介いたします。１０番　切幡寺・・・３３３段の階段はつらい。でも実はちょっときついけど階段横に本堂まで行ける車道があったりします。切り返しがきつくてタイヤが悲鳴を上げながらの登りですが、頑張ればなんとか・・・。２３番　薬王寺・・・本堂まで結構な階段があります。数は大したことありませんが、駐車場から階段までもちょっとだけ距離があります。２５番　津照寺・・・下道から本堂までまっすぐな階段があります。まっすぐなだけに結構きついです。正面に見える階段上の門よりさらに階段が続きます。２７番　神峯寺・・・駐車場から「神峯の水」まで、そこから本堂まで長い階段です。本堂と大師堂も離れてます。４４番　大寶寺・・・駐車場から山道を結構歩きます。途中に山門（おおきな草鞋が有名）がありますが、そこからまだまだ上り。山門到着でいったん気持ちがゆるんでしまうので更にきつい。実は境内まで通ってる車道もありますが、大型バスでは難しいのでツアーの方は下の駐車場から歩くことに(>_<)。向かって左が歩き用、右が車用です。基本的にはここからは歩きになります。４５番　岩屋寺・・・車遍路ころがしNo1です！車で上まで・・・が全く通用しない問答無用の最難関コースです。ご年配の方ならゆっくり上がって４０分。休憩を入れながらだと１時間くらいかな。若い人でも２０分です。４４番と連続になりますので、どちらを先に行ったとしても体力的にきついです。こんな道が延々続きます。結構くねってますので終わりが見えません。本堂の岩肌は遠～～～くに見えます(>_<)。５２番　太山寺・・・下の駐車場に止めると本堂まで結構な坂道が続く。上の駐車場だと道はせまいけど楽。ただ、納経所が両駐車場の間にあるので、上の駐車場から下の駐車場に移動して納経するのかいいかも。ツアーなら関係ないですが・・・。６０番　横峰寺・・・駐車場から本堂まで、行きは下り、帰りは上り。距離は・・・岩屋寺の半分くらいでしょうか？それでも片道１０分以上はかかります。７１番　弥谷寺・・・下の駐車場から本堂までは５４０段！車遍路ころがしNo2でしょう！ツアーの大きなバスだとここからの歩きになります。ただ、更に上にある有料の駐車場に止めれば２７８段となり、半分ですみます。それでも結構きついです。有料駐車場からの一発目の階段を上がりきった所で撮った写真です。下が見えません(T_T)。ここからまだまだ階段が続きます。これ以外でも所々にきつい場所があります。しんどさは歩き遍路の比ではありませんが、車遍路＝楽ちんというのは大きな間違いでありますm(_ _)m。札所までの道路が狭く神経をすり減らす場所もあれば、駐車場が極端に狭く、イライラする場所もあります。でも・・・お遍路を１周終わってみれば・・・楽だった札所よりこうやっていろんな「トラブル」があった札所の方が印象に残ってたりしますね。ご参考になれば幸いですm(_ _)m。

  2012年11月10日

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  四国八十八カ所　車遍路のあれやこれや・・・９（香川突入！）

  前回の続き今回は愛媛最後の三角寺から。ここまで来ると高速で行くのもとっても楽。この頃になるとお遍路にもすっかり慣れて、人見知りな私でも納経所の人とお話できたりしました。私　　「昨日は大雨だったから（山の中の三角寺も）大変だったでしょう？納経所「そうでもないですよ。」私　　「・・・・・・・」こんな感じで話がはずみました(>_<)。次は雲辺寺。ここはロープウェイと車の２選択があるわけですが、学生時代に車で頂上まで行った時にあまりの悪路に車の底を何回も擦って大変な道だった記憶が蘇ってきました。ネットで調べても今もあんまり変わってなさそうだったのでロープウェイを選択。太龍寺以来のロープウェイ。同じ会社の運営。太龍寺の半券があると雲辺寺のロープウェイが割り引きに・・・なりません(T_T)。雲辺寺にはきれいな山門ができてました（儲けとんなぁ～）。この頃のお勤めはもう慣れたもの。最初の頃は人が回りにいないか確認しておどおどしながらだったのに、雲辺寺あたりでは誰かに聞いてもらいたいくらいになってた。声も大きくなってた。やっぱりお経あってのお遍路ですわ(^_^)v。できたばっか！ピッカピカ！雲辺寺が終わりあとは順調に進み・・・今回の難関は７１番弥谷寺。ものすごい階段があるとかないとか・・・。ネットで事前に調べると駐車場から更にすすんで料金ゲート（５００円）をくぐってまだ進むと結構上の方まで行けるとか。絶対そっち！中腹あたりに車を止めていざ出発！で・・・いきなりのこの階段めっちゃ急です。先が見えません(T_T)ちょうど１０８段あるそうな。この階段・・・ほんまにきつかった(>_<)。上を見ながら歩いたらしんどいのでずっと足元ばかりを見て他事を考えながら上った。それをあがってもまだまだ階段が続く。階段のしんどさは１０番切幡寺以上か？でも中腹からこれだから下の階段から来てる人たちはほんまにしんどいだろうなぁ。（歩き遍路の方・・・ごめんなさいねm(_ _)m）お勤めを終えて車に戻り下に下りてると、一番下の駐車場にバスが止まってて、そこから結構なご年配の方たちが歩いて上ってた。バスは中腹の駐車場に行けないもんね。ご年配の方にきついお寺っていくつかあります。それにつきましては『番外編』をご覧ください。弥谷寺をクリアするとあとは８８番まできついお寺もなし。のんびり結願にむかって突き進むだけ！７２番曼荼羅寺と７３番出釈迦寺はすぐ近く。歩いて行ける距離。よくブログなんかで「これくらいの距離、歩けよ！」なんてのを目にしますが・・・初めて行く場合には１寺１寺をナビ登録しながら行きますので、結果的に近いのがわかるのが後からって事が多いんです。わかってれば歩きますが・・（すみません、言い訳ですm(_ _)m）。というわけでどちらも車で行っちゃいましたm(_ _)m。出釈迦寺の駐車場は基本無料なんですが、すぐ隣に有料の駐車場（２００円）があったりします。無料の方がいっぱいだと隣に止めざるを得ませんね。倹約したい場合は曼荼羅寺の駐車場まで戻って出釈迦寺まで歩き（約５００ｍ）という手もあります。そんな時に限って・・・歩いて出釈迦寺までたどりついた時には・・・無料の駐車場がポツンと１台分空いてたりするんですよねぇ(*^_^*)。この日の最後は善通寺。時間は午後４時４５分。駐車場はほんとは２００円いるんだけど、時間ギリギリだったので無料にしてくれました。急いで用意をしてまずは納経所へ。この頃にはもう余裕が漂っており(^_^)v、納経所で「お勤めまだなんですけど、時間がないので先に納経いいですか？」って言えるようになってました。竹林寺の頃とは大違いですわ。というわけで・・・納経を先にすませて本堂へ。ギリギリだったので線香を立てる所もろうそくを立てる所もきれいに掃除されてました。本堂右のお店も半分店じまい状態。う～ん・・・まだ時間内だよね。本堂を終えて急いで大師堂へ。ここは広いから大師堂まで結構な距離があります。途中のお店も店じまい。なんとか大師堂へ。この時点でまだ４時５５分。なんか嫌な予感がしたのでろうそくと線香をあげずに堂内で納め札を納めて、堂から出て扉のすぐ外で読経へ。すると・・・読経中にも関わらず・・・目の前の扉が端から閉められてます。こうなるともう集中できす・・・途中で止めて退散しました。時計を見ると４時５９分。唖然としてしばらくその場で立ち止まったまま。お経を断念した後の大師堂。まだ５時前。ほぼ閉まってます(T_T)う～ん・・・たまたまだよね。いつもこうじゃないよね。天下の善通寺だもんね。親父の納骨した場所だもんね。ちょっと悲しい・・・善通寺での出来事でした・・。つづく

  2012年11月10日

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  四国八十八カ所　車遍路のあれやこれや・・・８（今治～西条）

  前回の続き今回は今治から。高速に乗って今治へGO！５４番延命寺～５９番国分寺まで順調。５６番泰山寺の時ですが、駐車場に着くと車はゼロ。つまり私だけ。境内に入っても住職さんらしき人が草むしりをしてるだけ。なんてのどかなんでしょ。ゆっくりお勤め。人がいないから失敗しても恥ずかしくないしね。本堂・大師堂とお勤めを終えて納経。その頃に人がぞろぞろと増え始め・・・納経が終わって駐車場に行くと・・・広い駐車場が車でいっぱいになってましたぁ～！ほんまにタイミング一つで大違いですわ。話を戻して・・・５９番の後ですが・・・普通ならもちろん６０番となるわけですが・・・６０番は横峰寺。その頃にはネット等で調べて予備知識が大幅に増えてまして・・・横峰寺までの道のりの険しさも頭の中にインプットできてました。高知の清滝寺の頃のように予備知識なしであの道に突入した方が幸せという話もありますが・・・知ってしまったものは仕方がない。というわけで・・・いったん６０番を飛ばして６１番～６３番までお参り。６１番香園寺は近代的な建物。ここは過去に行った事があったのでよく知ってました。ただ、その時はただの観光だったのでお遍路で来るのとは大違い。コンクリートの建物の正面に本堂らしきものはあるけど、そこは大聖堂。実際の本堂は向かって左の階段から２階に上がった所に大師堂とともにありました。向かって左にある階段を上がると本堂と大師堂ここは室内だからお勤めの声もよく響く。ただもうこの頃になりますと人が聞いてても平気なくらい落ち着いて読経できるようになってました。家でも結構練習しましたからねぇ(^_^;)。無事６３番まで終えていよいよ横峰寺。車遍路にはこのルート（６１番～６３番→６０番）が一番効率が良いみたいです。石鎚神社の大鳥居を抜けて山道へ。本道から右に入りいよいよ本格的な横峰寺へのルートです。そしたら・・・前に慎重にお走りになる軽自動車が・・・。それはそれでいいんだけど・・・時速２０キロはないやろぉ～！自転車より遅いでぇ～！真後ろについてんだからちょっと避けてくれればいいものを、全く避けようともしない。なんでやねん！イライラ・・・あかんあかん・・・不瞋恚不瞋恚(>_<)。※不瞋恚（ふしんに）・・・十善戒のひとつ。怒らない、怒りを持たない。やっと避けてくれたのが料金所入り口ちょっと手前。長かったですわ。はい、料金所があります。ただ通るだけで１，８００円。でもここの道はしょっちゅう崩れたりしてるみたいなのでその修繕費みたいなもんでしょうか？料金所を越えても細い道が続く続く。でもね・・・やっぱり清滝寺の方がきつかった。あれを知ってるから所々に回避する場所がある横峰寺の道はまだ楽だよね。こんな道や・・・こんな道を延々走って駐車場へやっとの事で駐車場へ。ここからまた歩く歩く。でも岩屋寺と違って行きが下り。ゆっくり下るとそんなにえらくない。１０分ほどでお寺到着。実は山門は駐車場からの道とは逆の場所にあります。そこを通って来る人は・・・あこがれの歩き遍路の人！駐車場からお寺まではこんな道を１０分ほど歩きます横峰寺もクリアし、最後の６４番前神寺を終えて終了。愛媛も残す所あと１ケ寺となりました。つづく

  2012年11月08日

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  四国八十八カ所　車遍路のあれやこれや・・・７（松山市内）

  前回のつづき４４番にしてやっとお経を読む気になったわけですが・・・前回は結局ほとんどまともには読めず。そりゃそうですわ。というわけで帰ってからお経について色々と調べました。一番の公式な読経方法はおそらくこれ↓でしょう。『四国八十八カ所霊場会　公式ホームページ』より１　合掌礼拝２　開経偈（かいきょうのげ）×１３　懺悔文（ざんげのもん）×１４　三帰依文（さんきえもん）×３５　十善戒（じゅうぜんかい）×３６　発菩提心真言（はつぼだいしんしんごん）×３７　三摩耶戒真言（さんまやかいしんごん）×３８　般若心経（はんにゃしんきょう）×１９　ご本尊真言（ごほんぞんしんごん）×３　（本堂のみ）１０光明真言（こうみょうしんごん）×３１１ご宝号（ごほうごう）×３１２向文（えこうもん）×１１３合掌礼拝とまぁこんな感じ。これを本堂と大師堂でそれぞれ唱える。なげぇ～！！！でも短いバージョンもあるみたいで・・・それだと１　合掌礼拝２　開経偈（かいきょうのげ）×１３　般若心経（はんにゃしんきょう）×１４　ご宝号（ごほうごう）×３５　合掌礼拝みたいなのもアリみたいね。さて、どうするか？いろいろ検討した結果、下記の要領で行く事にしました。１　合掌礼拝２　開経偈（かいきょうのげ）×１３　懺悔文（ざんげのもん）×１４　三帰依文（さんきえもん）×１５　十善戒（じゅうぜんかい）×１６　発菩提心真言（はつぼだいしんしんごん）×３７　三摩耶戒真言（さんまやかいしんごん）×３８　般若心経（はんにゃしんきょう）×１９　ご本尊真言（ごほんぞんしんごん）×３　（本堂のみ）１０光明真言（こうみょうしんごん）×３１１ご宝号（ごほうごう）×３１２回向文（えこうもん）×１１３合掌礼拝フルバージョンから４と５の×３を×１にしただけです。ほぼフルという事で。決めたのはいいけど、次回お遍路までこれを繰り返し唱えて練習せんかったらね。というわけで・・・練習しましたわ(^_^;)。そんでもって満を持して４６番浄瑠璃寺へ！いきなりお遍路ツアーと遭遇。ツアーにもよるけど、きちんとした先達さんがいるツアーの場合だと、個人のお遍路さんがお経を唱えてる間は自分たちのお経を待つらしいです。大音量になりますからね。で・・・今回遭遇したツアーの先達さんはきちんとした方らしくて・・・私がお経を上げる間ずっと待ってくれてました。いや～ありがたい・・・というか・・・今回だけは待たなくても良いですからぁ～！みなさんと一緒に唱えて練習したかったですからぁ～！あ～お恥ずかしい。結局人の目（耳）が気になって全く集中できず。自分でも何言ってるかわからんくらいの小さな声で詰まったり飛ばしたりしながらなんとか終了。まぁこんなもんか(*^_^*)。ここ浄瑠璃寺から石手寺までは松山市内に向かってずっと繋がってますからサクサク進んでいきます。お経の方も何度か練習しながらちょっとずつうまくなって（？）いきました。石手寺は昔住んでた所の近くだったので、地元に帰ってきたような感覚でした。次の太山寺は駐車場から本堂まで上り坂。でも岩屋寺を経験した後では軽いもんですわ(^_^)v。石手寺の三重塔越しに見えるお大師さま。田中邦衛そっくり(^_^;)この日の最後は円明寺。ここの駐車場で・・・車を止めて用意をしていると、１台の車がやってきました。中にはご夫婦らしいご年配の男女が乗ってました。私の前に車を止めて同じく用意。すると・・・奥さんの方がおもむろに大きなリュックを背負い出しました。えっ、なんで？？？その状態ですげ傘をかぶると・・・なんちゃって歩き遍路のできあがりぃ～！車で来てんだからリュックはいらんやろぉ～。そのままお寺に入っていき、お勤め。お遍路さん・・・いろんな人がいますわ。つづく

  2012年11月07日

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  四国八十八カ所　車遍路のあれやこれや・・・６（南予～久万）

  前回のつづきお遍路も順調に進み４３番明石寺。ここまで４３ケ寺を回ったわけだけど・・・どうしてもアウェー感が抜けない。というか・・・何かが物足りない。なんて書かなくてもその原因はわかってるんだけどね。そう・・・お経をあげてないって事。早くからこの気持ちはあったんだけど、最初が最初だから今更って感じになっちゃって・・・。でも、もう半分だけどまだ半分あるわけで・・・このままアウェー感を引きずったまま進んでいいのか？？という葛藤にかられて・・・明石寺の駐車場の隣のお店で、ついにお経本を買っちゃいました。３００円也。お店のおばちゃんに「どこから読んだらええんな？」と聞きながらなんとなく教えてもらいました。お店で一番安かった(^_^;)文字が大きいので読みやすい！それを持って次の４４番大寶寺へ。中札所と呼ばれてるちょうど半分の地点。ここから本格的なお遍路のスタートじゃぁ～！と意気込んでみましたが・・・お経本持ったからといってすぐに読めるわけないやん。どこ読んだらえ～のかもよ～わからんよ～になったし。とりあえず般若心経やと思って読んでみたけどただひらがなをゆっくり読んでるだけ。それも周りに人がいたら恥ずかしいのでほんまに端っこの方で自分にも聞こえないくらいの小さな声で。誰もが通る道なんだろうけど、ほとんどの人はこれを霊山寺で経験するわけで・・。それでもまずはここからスタートですわ。足摺岬の金剛福寺からスタートしたこの日のラストは岩屋寺。噂には聞いてました。けっこうきついと。どれくらいきついのか？？？一つ前の大寶寺も結構きつかったけど、それ以上なのか？？？行ってみてわかりました。めっちゃきついやん！！！歩き遍路の人には笑われるかもしれんけど、ここは車遍路ころがしやでぇ～！！！最初は余裕だったけど、延々と続く上り坂にだんだんと足がついて行かなくなり・・・もう半分くらいは来たかなぁ～と思ったけど建物らしきものが全く見えず。ちょうど上からおばあちゃんが下りてきたので「こんにちは！もうちょっとですかねぇ？」なんて聞いてみると「何言よんな！まだまだやがな。若いんやけん頑張らんといかんで！」と励まされてしまいました(^_^;)。まだまだ序の口半分来たかな？もうそろそろかと思って見上げると・・・本堂ははるか彼方・・・(T_T)(T_T)(T_T)そこからヘロヘロになりながらなんとかお寺に到着。しばらくベンチに座ったままで動けませんでした。やっぱり歩き遍路は無理やわ(T_T)。帰りの下りもしんどい。足がガクガク。でも下から登ってくる人とすれ違う時には「こんにちは！もう少しですから頑張ってくださいね！」なんて余裕ぶってみせるあたり・・・まだまだ修行が足りません(*^_^*)。この日はここまで。昔松山に住んでた頃、週末になるとスターレットに乗って走りに来てた懐かしの三坂峠を通って高速に乗って高松へ。一番の峠である足摺～久万が終了。次は松山市内。それまでお経を覚えんとね。つづく

  2012年11月06日

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  四国八十八カ所　車遍路のあれやこれや・・・５（足摺～南予）

  前回のつづき３７番岩本寺を終えてから次のお遍路までは約２ヶ月。それは・・・次が距離的にも体力的にも一番きつくなると思ったから。私の場合は高松を起点にした日帰りの区切り打ち。だからまず最初の札所に行くまでに結構な時間がかかる。それだけに高松から一番遠い足摺岬の場合はスタートするまでの距離が半端ない。その距離約２８０キロ。時間にして５時間オーバー。朝に高松を出たんでは足摺のスタートが昼になっちゃうんで夜中に出んといきません。というわけで・・・６月のとある土曜日・・・。行ってきました！予定では夜中の１時頃に出て６時到着で、１時間休憩してそのままスタートでしたが・・・１時ってのがめっちゃ中途半端だったので・・・金曜の夜の１１時にスタートしちゃいましたぁ～！夜中なので高速も順調。今は高速も須崎から中土佐まで延びてるし、そこからの国道もほとんど車がいない状態だったので・・・４時間で着いちゃいましたぁ～！つまり３時到着。早くなったねぇ。周りは真っ暗。そのまま車で寝ようと思ったら・・・蚊にやられた(T_T)。ベープマットやら虫除けやら持って行くの忘れた(>_<)。なかなか寝付けず朝にうとうとして目が覚めたら６時。１時間ばかり足摺岬を歩いて観光。ここは１５年ぶりくらい。駐車場あたりは昔とは全く違ってたけど、岬の方は変わってなかった。７時に金剛福寺へ。駐車場の目の前。今回から「新たなオプション」という事で・・・白衣を着るようになりました。といっても袖無しのヤツ。これは正式には「白衣」じゃなくて「おいづる」って言うらしいですね。白衣の上に着るものらしいです。でもまぁ・・・一応便宜上白衣としましょうか。初めて着る白衣。なんか・・・照れくさい。そしてお寺に入っても周りには誰もいない。だから目立つ。お経をあげないで線香だけ立てて終わりのお遍路。あっ、忘れてた。納め札は最初の頃から入れてたんだった！でもそれだけ。後ろめたさがいっぱいで納経。それから高知最後の延光寺。ここに行くルートは来た道（足摺スカイライン）を引き返すか、海沿いを通って足摺サニーロード（国道321だからサニー）に入るルートがあるのを後で知った。当日は引き返しのルートを通ったけど・・・次回は海沿いを・・・。延光寺を終えて愛媛最初の観自在寺～龍光寺。この寺の駐車場は狭い道をまっすぐ走った先。油断すると擦っちゃうくらいの狭さ。そんな中なのに・・・お遍路バスツアーの人たちと一緒になり、その狭い道にはお遍路さんがいっぱい！クラクション鳴らすわけにもいかずって感じ。まぁ・・・こんな「トラブル」の方が後になると覚えてるもんなんだけどね。つづく

  2012年11月05日

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  四国八十八カ所　車遍路のあれやこれや・・・４（高知市内～岩本寺）

  ～前回のつづき～冬の間のお遍路はお休み。四国だから冬でもぜんぜん大丈夫なんだけど、寒そうだしね(^_^;)。というわけで、４月の桜満開の季節にお遍路再開です！２９番国分寺から。今回はほとんどが高知の街中のお寺。私はあんまり街中のお寺は好きじゃない。なんとなくあわただしい感じがするから。というわけで、一気に済ませました！行ってみると街中といってもそこはやっぱり高知(*^_^*)。ほのぼのとした雰囲気のお寺ばっかりでしたわ。竹林寺では牧野植物園に行く人やらお遍路ツアーの人たちと一緒になってしまい、なかなか駐車場が空かず。やっと空いた頃には気持ちばかりあせってしまい・・・山門をくぐって本堂に行く前にさっさと納経を済ませてしまいました。竹林寺横の駐車場。３０分待ちました(>_<)本来なら本堂・大師堂に入ってから納経がスジ。と言っても私の場合はお経を唱えてないので関係ないんだけど、なぜかこの順番だけは守ってました。それがまぁ、あせりからいきなりの納経。納経所の方の「えっ」っていうとまどいの感じが伝わってきて申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。それだけに印象に残ってます。最初の頃なら絶対に思わなかったであろう申し訳ない気持ち・・・。今思うと、だんだんとお遍路に染まってきてた時期かもしれません。この日はできたら３６番青龍寺まで行きたかったけど・・・最終的に３５番清滝寺で終わってしまいました。この清滝寺・・・めっちゃ印象に残ってます。お寺じゃなくてお寺までの道が！ふもとの山道に入った途端「なんじゃ！こりゃぁ～！！！」ってひとりで叫んでしまいましたわ(T_T)。車１台がやっとの道が延々と。前から来たらもう終わり。避ける所もない。かろうじて避けれるとしたらヘアピンカーブの先だけ。それもギリギリ。こんな道で行きも帰りも対向車に遭遇。どうやって切り抜けたか記憶になし。もちろん写真を撮る余裕もなし。最終的に八十八カ所中最難関コースですわ。そんな清滝寺を終えてこの日は終了。清滝寺からの風景。写真はこれが精一杯(T_T)翌週は青龍寺と岩本寺の２寺だけ。青龍寺に駐車場は２カ所。と言っても隣同士。寺より側が有料（１００円）。隣が無料。その距離は数メートルしか離れてない。今回は知らなかったので寺より側に止めて１００円払ったけど・・・次回は・・・。岩本寺の本堂の天井のモンローの絵を見るのを忘れた。次回は・・・。今回はここまで・・・

  2012年11月01日

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  四国八十八カ所　車遍路のあれやこれや・・・３（徳島～高知半分）

   ～前回のつづき～ 突然思いついたように始まったお遍路と言う名のスタンプラリー。最初に驚いたのが納経所。スタンプラリーって言うくらいですからただスタンプをポンと押すだけかと思ってたら・・・本物の筆を使ってスラスラと書いてくださるではないですか！いやぁ～びっくりでしたわ。それもまぁ見事な手さばき！感動すら覚えました(T_T)。２回目のラリーは４番から。この時には一応線香を用意しました。ネットで調べてみると本堂と大師堂に線香を３本づつつけるとか・・・。これには「過去・現在・未来」の意味があるとか。本当ならろうそくもなんだけど、とりあえず線香のみでm(_ _)m。なんか・・・ただ納経帳に書いてもらうのが申し訳なくて、罪滅ぼしみたいな感じですわ(^_^;)。この時は１１番まで回りました。３回目は１２番・・・遍路ころがしの焼山寺。と言っても車なんで関係ないけどね。この３回目の前にネットで輪袈裟と山谷袋と金剛杖を注文。輪袈裟は正装の簡易バージョンで、最低限これくらいは必要みたいだったから。山谷袋は納経帳や線香を入れるが便利そうなのと、肩から吊れば「それらしく」見えるから。金剛杖は歩くのが楽そうだったから。１０番の切幡寺の階段でえらい目に合ったから、後々の事を考えれば杖はいるかなぁって・・・。でもね・・・金剛杖の本来の意味は、杖自体がお大師さまで、杖＝お大師さまといつも一緒にいますよ、って言う意味。だから帰ったら（宿に着いたら）一番に杖の先を洗い、上座に置く事・・・ってのを後で知りましたm(_ _)m。藤井寺の看板。遍路ころがしのスタート地点。歩き・・・絶対ムリ(>_<)。（へたれぇ～）常楽寺の駐車場にある看板。常楽寺はでこぼこの地面が印象的だけど、私的にはこの看板の方が印象に残ってます。（リアルぅ～！）こんな感じでだんだんとスタンプラリーからなんちゃってお遍路風に変わってきました。９月から始まったこのお遍路。１２月まで順調に回り、最終的に高知の２８番大日寺まで行きました。そこでいったん中断。寒くなってきたから・・・。２８カ所も回ればどこがどこだかわからんようになると思ったけど・・・お寺の名前を見ると鮮明ではないにしろ一つ一つ覚えてるんですよねぇ。こんな私でもね(^_^;)。そんな中でも１番霊山寺・・・わけがわからずに立ち寄ったきっかけのお寺。10番切幡寺・・・あの３３３段の階段はきつかった(T_T)。しばらく動けず。切幡寺の最後の階段。ほんまにきつかった！11番藤井寺・・・最初の有料駐車場(^_^;)。12番焼山寺・・・細い道路が印象的。19番立江寺・・・関所寺。ライターがきれたので近くの小さなスーパーで買ってお寺に入ったら、大師堂の前でたくさん売ってた(>_<)。21番太龍寺・・・往復2，400円払ってロープウェイでお寺に着いたら、台風で本堂が壊れてて、プラスチックの波板で急遽作られた『本堂』で線香をあげた事。（ロープウェイ代割引せんかい！）これが「本堂」。お経をあげてる歩き遍路さんがかわいそう(T_T)。24番最御崎寺・・・観光で何度も室戸岬に行ったけど、お遍路ではまた違った感覚になった事。27番神峯寺・・・道が細いって聞いてたけど大した事なかった。それよりやっぱり階段がきつかった。有名な？神峯の水。ここからの階段がけっこうきつい(>_<)。まぁこんな感じですわ。他にも１寺１寺毎に思い出はありますけどね。この「お遍路」の再開は・・・４月になりますm(_ _)m。～つづく～

  2012年10月30日

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  四国八十八カ所　車遍路のあれやこれや・・・２（きっかけ）

  お遍路のきっかけ世の中の大多数の人は、手段はともかく、気持ちの上では「よし、お遍路に行こう！」と思って行きますよね。あたりまえですわ。しかし・・・私の場合はちょっと違ってました。お遍路には興味がありましたし、色々調べもしてました。ただ、調べれば調べる程「俺・・・無理やぁ！」という結論でした。昔の私（といってもちょっと前まで）はお遍路＝歩き遍路で、それ以外の交通手段はお遍路じゃない！って思いこんでましたから、歩き遍路をする自信がない＝お遍路無理という図式が成り立ってたんです。つまり車遍路＝スタンプラリーだと・・・。だから行きたいけど行きたくなかったんです（どっちやねん！）そんな中・・・2011年の9月のとある日曜日・・・鳴門のドイツ館という所（日本で最初に『第九』を歌った場所らしいです）で「世界のビールフェア」をやってるという記事を目にしました。私はビールには興味がなかったんですが、ドイツ館には行ってみたいと思ってたんで、ちょっくら行ってみました。無事ビールフェアも見学でき、満足して帰ろうかと思った時・・・ナビの画面の中にある建物が！そう、１番札所霊山寺です。すぐ近くにあったので同じ画面の中に入ってたんです。その時考えました。「将来もしかしたら歩き遍路するかもしれんし・・その『下調べ』という事で回ってみようかな？」と。なんて安易なお遍路なんでしょうか！大勢の方が色んな思いや覚悟を背負って１番札所に立つというのに・・・突然の思いつきで始めるお遍路・・・。間違いなくスタンプラリーになるとわかっていながらのスタートになってしまいました(^_^;)。今思えばお大師様が呼んでくださったのでしょうか？（都合の良い発想ですわ(*^_^*)）。すぐに１番さんに到着。納経帳と御影保存帳を購入。買ったのはそれだけ。そのまんま境内に入り、お寺を「見学」。本堂と大師堂があるってのは知ってましたから、どちらも「見学」。そこで納経ですが、１番は納経帳にすでに押印されてますからね。そんな感じで３番まで回ってしまいました。もちろんお経を唱える事もなし。ろうそくや線香すらなし。まさしくスタンプラリーやねん！！！そんな感じでスタートしたお遍路（じゃなくて、スタンプラリー）。本物のお遍路さん・・・ごめんなさいね。だんだんと「まともに」なりますからねm(_ _)m。今日のところはこのへんで・・・。

  2012年10月29日

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  四国八十八カ所　車遍路のあれやこれや・・・１（歩き遍路）

  みなさん、初めまして。昨年秋から車にて四国八十八カ所を回っております。現在２周目に突入してます。では、さっそく・・・。今回は「歩き遍路」につきまして・・・。「おぃ！車遍路の話と違うんか！」というツッコミが入りそうですが・・(^_^;)・・車遍路の事を書くんだったらまず本来の歩き遍路の事を書かんといかんでしょ(^_^)v。お遍路・・・世の中の大多数の人がこの言葉を聞いて思うこと・・「歩くの大変そう！」。そう・・・大多数の人にとって「お遍路＝歩き遍路」でございます。テレビで紹介されるのもほとんどが歩き遍路。映画やドラマになるのも歩き遍路。そりゃそうでしょ。昔は歩き遍路しかなかったわけだし、修行という意味からしても歩くのが王道ですわ。しかしながら・・・お遍路の中での歩き遍路の割合は如何ほどなのか？？？そんな資料はどこにもなく、また調べられるわけもないんですけど、一説によれば・・・全お遍路（歩き・バス・車・自転車等々）が年間約２０万人で、その内歩き遍路が約４千人。更に、最後まで歩き通せた歩き遍路は約２千人と言われています。つまり歩き遍路は全遍路の１％～２％でございます。それだけすごい事ですし、尊敬に値するわけでございます。ただ、逆を言えば歩き遍路以外のお遍路さんが９８％以上という事で・・・こうなると「お遍路＝乗り物遍路」というのが実態という事ですわねぇ。また、テレビや雑誌でよく出てくるお遍路さんの衣装と言えば・・菅笠をかぶって全身を白装束で包み、輪袈裟をかけて杖持って・・・こんな感じでしょうか？ でも実際の歩き遍路さんは見た目より実用重視で、いわゆる「フル装備」で歩いてる方にはあんまりお目にかかりません。せいぜい菅笠と輪袈裟、あとはよれよれの白衣（上だけ）を着て、見た目はきたない格好（あえて「きたない格好」と書きましたが、それが私にとってはとても眩しくうらやましく神々しく見えますからぁ～m(_ _)m）で歩いています。フル装備の方はたいだいバス遍路のような気がします。どうも世の中のお遍路のイメージと実態はかけ離れてるような気がしないでもないです。「だからどうした？」って言われればそれまでなんですけどね。歩き遍路・・・めっちゃあこがれる存在ではありますが・・・現実には無理(T_T)。まずは体力。１日３０キロ近くを毎日走破する体力は・・・無い(>_<)。ただ歩くだけでもしんどいのに、山有り谷ありトンネルありはもっと無理。それを1400キロ・・・天文学的数字です。続いて気力。よっぽどのモチベーションがなかったら続けられない。だって・・歩いたからって誰かに褒められるわけでもないし、途中でやめたからって誰かから怒られるわけでもない。いつ行ってもいつやめても誰にも何にも言われない。つまり自分の中で自分と戦いながら歩く・・・そんな精神力は・・・悲しいかな持ち合わせてない(T_T)。続いてお金。歩き遍路を完遂する為には４５日～５０日くらいかかるそうな。その間の食事代、宿泊代等々で１日１万円が目安だそうな。つまり軽く５０万はかかる計算。結構な出費でございます。最後に時間。通しで約５０日間・・・俗世間から５０日離れてすごすだけの社会的立場にいなければならない。区切り打ちでもせめて１週間の休みはいるでしょうし・・・。現実にはこれが一番のネックかも(>_<)。仮に定年退職してからの出発だったとしたらお金はあるでしょうけど、体力が心配。体力と時間が有り余ってる若いうちなら今度はお金が心配。その間のいわゆる「現役世代」の人は時間が取れない。それらを全部クリアできる一握りの（１％の）歩き遍路・・・御大師さまに導かれてるって感じがしますよねぇ。超零細自営業者の私には無理みたいですわm(_ _)m。～つづく～  

  2012年10月28日

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