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猫のお仕事　かわいい屋さん始めました

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2018.01.19

猫はおしまい　高橋由太

テーマ：最近、読んだ本を教えて！(23944)

カテゴリ：猫の本

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猫はおしまい（文春文庫） [ 高橋由太 ]
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商品基本情報

発売日： 2017年11月09日
著者／編集：高橋由太
出版社：文藝春秋
発行形態：文庫
ページ数： 272p
ISBNコード： 9784167909611

【内容情報】（「BOOK」データベースより）

時は幕末。江戸には、死体から手首を斬りおとす残虐な手口の殺人“手首斬り”が横行していた。その犯行を目撃した南町奉行所の同心・平四郎の命が狙われることに！？そして平四郎の飼い猫である、もののけ仕事人・まるは胸にある決意を抱えていたー。もののけ仕事人とその飼い主たちを描く書き下ろしシリーズ、完結篇。

【目次】（「BOOK」データベースより）

猫はおしまい／仕舞

猫が出てくる時代物。シリーズ最終巻です。
シリーズの最初では、ほのぼのした絵柄と、おっとりした三毛猫まるの雰囲気に対して、凄惨な事件の内容や救われないパターンのギャップに、いまいちのめり込めませんでした。
ところが、おネエの中村様なんかも、最初はなんかむかつくやつ！って感じだったのが、だんだんその癖はあるけど仕事は結構出来るとかのキャラが、なんだか面白くなってきました。
この巻では、シリーズを重ねて面白くなってきたところで、とうとう最後になるわけですが、もう少し読みたかったなー。
でも、こういう終わり方もいいのかな。終盤の展開は結構好きですが、やっぱり、スカッと痛快なお話のほうが読後感がいいですね。