ファゴット吹きの日記

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• 昨日のＮ響アワー。

  　というわけで、昨日のＮ響アワー、コントラバス特集で大変興味深いものでした。正直、以前にファゴット特集のときも「マニアックだねえ」でしたが、今回はそれ以上でしょうか。　て、私も実は知らなかったのが４弦と５弦の違いです。存在は知ってましたが、５弦のほうが弦が多いからいいんでしょうね、て単純に考えてましたが、そこまで単純ではないわけでした。５弦はたしかに弦が多い分より低音を出すことができるわけで、それこそコントラバスの魅力ていうところでしょうが、音が低くなると小回りが利かなくなる。そこである程度４弦のコントラバスも必要、てなるらしいです。Ｎ響では半々だとのことですが、まあ大体そういう数関係なんでしょう、正直知りませんでした。　なんてオケに携わっている人間でも知らなかった（私だけかも、ですが）わけで、そうやって考えると先日のファゴット特集の際にもきっと多くの人は「なんてマニアックなんだ」てかんじたんでしょうね。こっちは「面白いやん」で普通に楽しんでましたが、それはすでに見ている人間がマニアックだということでしょうかねえ？

  2007.02.26

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• ライブラリの管理。　

  　というわけで、最近ちょこちょことこのページで「おすすめ曲」なるもののご紹介をしていますが、ジャンルや作曲家が偏らないよう気をつけているので、わりと細かくＣＤライブラリをチェックするようになりました。そうすると、「買った本人が忘れているＣＤ」まであるので、これはまずい、ですが、カップリングになっている曲までとなると本当管理しきれません、データーベース作らないと、です。　て、大好きなブラームスに「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲」という曲があるのですが（そのうち登場するかもです）、このＣＤの２枚目を買った際（気に入った曲は必ず２枚以上のレパートリーにしていますから）のカップリング曲が今聴いている「ピアノ四重奏曲第１番」という曲です。完全に忘れていました。この曲が収録されているという事実を、です。なので、これは聴かなければ、です。　最近、オケをやっていてこういう物言いはかなりいかがなものかですが、オケの音にちょっと飽きがきており、どちらかというとこういう「室内楽」が楽しいなあ、です。実際に木管合奏の演奏会を予定しており、こちらの影響もあろうかですが、それでも「シンプルな中の音の美しさ」にはまっています。弦楽合奏の曲のレパートリーは少ないので徐々に増やそうかな、ですが、ここでまた勢いよくレパートリー増やすとまた存在を忘れるＣＤが出てきそうですね。それはまずなあ、ですが、皆様は「買ったことを忘れているＣＤ」なんてありますか？

  2007.02.20

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• 暗黙のルール。

  　というわけで、「自分の無知」を白状する内容になってしまいますが、クラシックと一口に言っても狭くとっても２００年以上の時間の幅がありますので（バッハからショスタコーヴィチまでしても）当然その時代時代の音楽がありますが、そういうことって知ってないなあ、ていう話題です。　というのも、昨日のアンサンブルの練習でヴィヴァルディの音楽に取り組んでますが、そこで「バロックの時代の音楽」について難しいなあ、て話題になりました。音がただ並んだだけのような譜面ですが、そこにはそれこそバロック時代には当たり前でやられていた奏法だとかメロディーの作り方だとか、そういう知識がないと、です。ちゃんと勉強しないとだめだよね、ですが、幸いわがお師匠様がこのあたりのことに詳しいので、今度教えていただけることになっています。「通奏低音」ていうやつですが、その言葉を知っていても実際の奏法だとかはよく分かっていなかったり、です。メロディーもその上にどう乗るのか、とか本当手探りですが、こうやってぶつかりながらやっていくのも手作りの演奏会を作る上での楽しみなんでしょうね、きっと。　追伸　昨日話題にした防音室のＨＰです。どうぞご覧くださいませ。　　http://music.geocities.jp/bouon_situ/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　です。

  2007.02.13

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• 意外なところに。

  　というわけで、今朝の始業前にオケのチラシを読んでいたら上司が「オーケストラ好きなん？」と聞いてきました。おばかなレベルで行ってますよなんて話をいていたらその方から意外な言葉が出てきました。　て、「昔合唱団に入っていたのだけど、そのころに大阪フィルとの共演で『マーラーの１０００人の交響曲』出たわ」なんて言葉が。まちがいなく３０年ほど前に大阪フィルが朝比奈隆指揮で演奏した際に出演しておられるのです。同じ職場ってこんな近いところで意外なことをされている方がいたんだ、てちょっとびっくりです。　まあ、今のオケとかアンサンブルをここまでするようになったのも同じ職場の同期と初任者研修中の懇親会で何故か楽器の話をしたところから、ですから、世間では本当意外なことが転がってますよねえ。

  2007.02.02

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• ホール抽選。

  　というわけで、今日は来年２月に予定されているわが所属オケの演奏会に向けてのホール予約の日でした。私が行ったわけではないですが、見事難関を潜り抜けて「当選」でした。担当の方にはお疲れ様、ありがとうございました、ですが、ともあれ来年の演奏会はオケ結成１０周年で気合が入っていますから、ここでホールが取れない、なんてことになるとそれこそ一大事で関係者一同気を揉んでましたからこの快挙でほっとした、というところでしょう（私もなぜかこのプロジェクトメンバーなのです）。　まあ、別に企画ものに限らずアマオケにとってホールの確保って結構大変なもの。いいホールは高い、安いホールだと集客に弱い、などなど結構一長一短があってここってホールはやはり人気が集中するもの。わがオケは市とか行政の支援がまったくないオケなのでそういうところも自力本願、大変です。今年の演奏会はいつも使わせていただけていた伊丹市のホールが使えずに大阪吹田市のホールに、です。ただ、これまでけっこう伊丹で定着し始めていただけにこれって実は痛いこと。なので同じホールを使える、て集客その他でも有利ですからどこか強力なバックアップ（役所系がいいです！）を取れるオケっていいですよね。・・・て、そういうオケにいたこともありますが、それはそれで大変なので、すべて自前は大変ですが小回りが利く、という利点もあるわけで、難しいですね。　

  2007.02.01

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• 明日に向けて。

  　というわけで、明日今年初めてオケの演奏会を聴きに行きます。楽しみです。　て、明日のメインの曲がなかなか生で聴く機会の少ない曲、気合入れていこう、なのですが、最近あんまり聴いていなかったのでただいま聴き直し中です。結構忘れていますので、聴きこみやっておいてよかった、というところでしょうか。　まあ、誰の曲かは明日の更新での話題とさせていただきましょう。やっぱり、オケの曲に対しても予習復習は大事だねえ、て感じながらのＣＤ鑑賞中です。明日はもっと楽しめるぞ、でしょうね。

  2007.01.25

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• 音楽史の知識って。

  　というわけで、今日はクラシックが好きな職場の先輩と飲みに行っていたのですが、そこでやはりというかなんなのか、クラシックの話題になりました。　て、先輩は「ワグナーの音楽はなじめない」とのことでしたが、それこそワグナー以降の音楽家でワグナーの影響を受けた人はいませんよ、なんて話に。ドヴォルザークですら若きころはブラームス（ワグナーと当時の音楽界を二分した人です）に見いだされたものの、晩年はワグナーの音楽の影響をうけた（新世界からなんてそうですね）人ですし、マーラーや20世紀の作曲家にも多大な影響を与えています。まあ、20世紀の作曲家はこういう一連の流れを断ち切ろうとして新しい世界を切り開いていくのですが、それだけワグナーて強烈な個性と影響を与えた作曲家ですね。　なので、こういう音楽史の知識があれば鑑賞の際にも助けになりますが、知らなければそれこそ闇雲に聴き続ける、ということになろうかと。実際自分もそういう口だったのですが、ちょろっと勉強して分かってくるといろいろといいような悪いような、ですが、まあ、知っているというのはいいことなんでしょうね。…ちょっとだけでも。

  2007.01.22

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• ブームですかねえ？

  　というわけで、クラシックブームらしいですが、果たしてどこまでブームなのか、です。というのも、最近良く言われるのがドラマにもなったのだめカンタービレの影響です。確かに先日CD屋さんいったらかなりの形でのだめがらみのブースがありました。それだけでいけばブームですよね。　といっても以前からどっぷりクラシック畑の人間からすればそんなに大騒ぎすることでもないのです。まあ、本当にブームならそれにこしたことはないのですが、果たしていかがでしょうか？

  2007.01.19

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