あまり接しない曲でしたが。
というわけで、昨日は日本センチュリーさんの定期演奏会に行ってきました。曲目等は以下のとおりです。 日本センチュリー交響楽団 第289回定期演奏会 2025.4.23 ザ・シンフォニーホール 曲目 プーランク バレエ組曲「牝鹿」 FP36 ディティユー チェロ協奏曲「遥かなる遠い国へ」 ベートーヴェン 交響曲第5番ハ短調 作品67 指揮 下野竜也 独奏 笹沼樹(チェロ) 新シーズンが始まった日本センチュリー交響楽団さんの定期演奏会ですが、本来この日は秋山和慶先生が登場の予定だったところ、ご存じのようにあまりにも急な訃報を受けての指揮者が下野竜也さんへの変更、でしたが演奏に先立ってモーツァルトのディヴェルティメントK.136の第2楽章が献奏されました。 そして本編、ですが、前半はフランス近現代ものが2曲並びました。フランスものは元来得意ではない(苦手、からは一歩前進しておりますが、まだまだであります)ことと、やはりラヴェル、ドビュッシー、サン=サーンス以外の作曲家の曲を生で聴く機会は少なくなってしまいます。プーランクはまだ演奏されるほうでしょうが、この曲を生で聴くのは初めてでした。いえいえ、小気味いい曲想でしっかり楽しめました。そしてディティユーですが、ファゴットソロで超難曲があるのは業界では有名ですが、それ以外のオケ曲をこうやって、というのは初めてでした。超絶技巧なチェロ独奏でしたが、ソリストの笹沼さんがまあこともなげに演奏してしまうものですから、どれだけの難度なのかも感じさせずでした。 ソリストアンコールでカザルスの鳥の歌(チェロ独奏版)が演奏されましたが、ここまでで開演して1時間20分の長丁場でした。なので、こちらもメインの超有名曲については改めまして。