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2012年11月08日
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カテゴリ:大人の古事記講座

   

   

  大人の古事記講座269 国譲り5

   

 前回は、最後に、明治天皇の"五箇条のご誓文"に1に「広く会議を起こし、万機公論に決すべし」と、高天原の神々、八十万(やおよろず)の神が集い、相談するのは共通すると指摘した。

   

 この指摘は、宇摩説が始めてだが、読めば判るとおり、八十万の神を集めて思兼(金)を議長にした会議であり、高天原の時代に、広く神々を集めて衆議していたのである。

   

 言われて見れば、ご誓文と神々の集いは日本人なら誰でも知る事だけに、納得のいく話であろう。これは、弥生・神話時代に、世界では現在でも独断政治が残るのだから、2000年前に達成していた日本は、宇摩説の言う「人類の普遍的理想郷」は納得が行くだろう。

   

 そして、今日は、中国ブログをコピーして、世界の人口の2%の日本人、0,25%の陸地で、世界のGDPの17%を稼いでいる事を紹介した。つまり、理想郷を継承する社会である。

   

 そして、今の(戦後)日本には、西洋で始まった反社会的思考が左翼思想として広がり、「(日本を)壊せば良くなる」と、妄想しているのである。

   

 この応えは、宇摩説視点で最初に世界の社会のランクを書き、その後も繰り返したように、日本より一ランク落ちる西洋・白人社会は法と戒律の"ルール社会"であり、中国・朝鮮は食い潰し合う"野獣社会"だとしてきた。

   

 つまり、左翼思想は西洋で生まれた社会改革であり、「ルールを壊せば良くなる」が本来の思想だった。それを、日本という理想郷で洗脳されて破壊から抜けられない売国奴になった。

   

 それにしても、2000年も前の神話・弥生社会に理想的政治が行われていたのであり、これを残すのが古事記であり、神話、各地の神社なのである。

   

 

  やさしい古事記講座 2-18

  

http://kabu003himiko.iza.ne.jp/blog/entry/1278934/

   

<コピー>

   

  はじめに

    

 前回は古事記の国譲りが残す表面上の話と、宇摩説特有の個々の名詞に残る歴史の流れを解いた。

    

 物語の方は、天照大神が、大国主の役割は終えたので、スサノオの長男を継承する家系の天忍穂耳を、任命した。しかし、赴任して見ると、大変な反対意見が噴出した。

<* 天忍穂耳命は、ウケヒ(誓約)で天照大神の子>

    

 天忍穂耳は、還ってこれを報告した。そこで、高天原では神々を集めて検討して、同じ、スサノオの二男の天菩比神を選んで説得に行かせたが、大国主に媚びて三年も複奏が無い。

    

 と云う状況が書かれている。この他に、宇摩説は地名や神の名から、時代が下っている事を説明した。このように宇摩説は、現実解釈と名詞に残る意味で、物語の補足をしたものである。

    

 だから、宇摩説は史学のように想像や、創作の部分が無い。このために、反論が出来ない。何故なら、反論は想像や創作でしかできないからだ。

    

 これまで、私は30年ほど古事記の名詞(神の名、地名など)を検討して来た。今、色々に解いて来た事を思い出すと、一筋縄では無かった事が思い出される。

    

   

 今後の宇摩説の解明を継承する人の為に、今即座に思い出す物を此処に書き残しておこうと思う。

 

 その前に、まず、宇摩説の古事記を解く基本認識が必要である。古事記は、天皇を頂点とする朝廷が作った物だ。だから、天皇に不都合な物は隠したり、変更をしている。

 

 例えば、高天原は(四国に在ったが)天上とする。高天原は天皇家の本家だから、地上に残すと何時、左遷が有るか判らない、と云って、高天原の指示・指定によって朝廷が出来ている。(詳細、神武天皇)

    

 だから、消す事も出来ない。そこで持ち上げて天上にし、高天原の組織は様々な方法で、消して行った。この様子を残すのが、古事記であり、昔話等にも残っている(まんが昔話で紹介など)。

 

  宇摩説の古事記の解明手段

      

  同名の神名の表記の相違は、これまで余り気にしなかったのだが、今回のように細かく古事記の歴史解明の経過を進めてくると、前回のように、新しい解明が有る事に気付いた。

    

 古事記にはオオゲツヒメも何度か出てくる。最初はギ・ミの国生み。後のは同音で表記が違う。これも、今回解いた「其の神の家系」と見れば、時代順に書いてあると言う解明に問題は無い。

    

 此の視点で見直しが必要だと思う。つまり、字を換えているのは、先の本人では無い可能性(仕事を引き継いだ子孫)の再検討が必要だ。

    

   

 とにかく、今回の話で、先のウケヒから表記を少し換えるのは、世代の変化の可能性を残している。その可能性が高くなったと判断した。しかし、これも、簡単には言い切れない。

   

 同じ話の中で、表記が変わる神や物もあったと記憶する。これは、私が先に解いたような解明を隠す迷彩もあろう。

    

 また、同じ人物に「亦の名」が残る物もある。これは、業績の分散(逆言うと一つ名では実績が残せない)のと、迷彩を兼ねているようだ。名詞の検討は、シッカリした基礎を持って行いたい。

    

 神の名や地名の固有名称は其の言葉の語義が歴史を残しているが詳細な検討が必要である。

    

 とにかく、古事記名称は、神の事績などを隠したい時、分散したい時にも使われている。例えば、高天原の行動などが残る名詞には、犬・雉・猿などの動物の名に当てている。(桃太郎)

    

 これらは、昔話や童話に残る物が多い。「鶴の恩返し」、「オムスビころりん」、「雀の恩返し(舌切雀、鈴女)」など、多くの動物を主人公にするが、消したい高天原関係の伝承である。

    

 また、先の桃太郎で述べたが、動物の名に、犬(帰る)、猿(去る)、蛙(返る)と、動物の名称に「還る」意味が多いのは、偶然では無かろう。狐・鼠・狸・牛・馬、河童や鬼婆等の妖怪もある。

    

 このように、古事記の解明で判った事が、動物の名や昔話に拠って修正・補足・迷彩される。これらの整合によって、宇摩説はますます完璧に近付いている。

    

 史学と全く違った宇摩説の独自の新解釈によって、古事記は再び古代日本の歴史に戻る事になる。そして、古代日本が如何に凄い社会を作っていたのかも判るのである。

    

 此の弥生(神話・卑弥呼)時代の人々が作っていた社会が人類の理想郷だったから、今は随分減少してきたが社会の常識として残り、各地に神社が残り、毎年祭事が行われ、今に神々が尊崇されている。やがてこの継続された日本文化が世界に広がるだろう。

   

<2012,11,8.やさしい古事記講座2-18、修正・校正>

   

 今回の「やさしい古事記講座2-18」は、意味がとりにくい文が多くて、随分、修正した。補足も多かったが、<*>は、一箇所にした。これで、判りよくなったと思う。

      

<2012,11,8、大人の古事記講座 269、国譲り5>

   

   






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最終更新日  2012年11月08日 23時26分53秒
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