小松駅の西口に、碁盤の目になったアーケードの商店街がある。ここをぶらぶらするだけでも、結構時間は潰せる。かなり前から、シャッターの閉まった店舗が目立ったが、2,3年前までは、結構ブラジル系のレストランや喫茶店が目立った。一度、ブラジル系の喫茶店で、見た目おいしそうなポークステーキがあったので、注文したら、豚のロースの干し肉のステーキで、とても硬く、塩っぱかった。他のお客さんも日系ばかりだったが、最近では、不況のあおりで、店舗数も激減しているらしい。漆や九谷焼、陶器の店も数軒あり、ほかには、小松城から小松駅にかけて、和菓子銘菓の老舗が目立った。こうした店は古い作りなので、シャッターはない。
小松城址の
芦城公園から駅のほうへ向かう途中には、
寛永15年創業で「花乃安宅」という銘菓の「山上福寿堂」。更に駅に近づくと、「行松旭松堂」という創業270年の老舗銘菓。「雪花糖」というくるみ菓子が伝統。
駅前やアーケード商店街の中には、結構な老舗も多く、バスを降りてまず目立つのは、アーケードの入口にある
「天海屋源七本舗」。150年以上前から小松で続く銘菓で名物は「文蔵まんじゅう」。
アーケードの目抜き通りのれんが通りをまっすぐ行くと、アーケードの終わりのあたり右側には
「御朱印」という創業60年の「弁慶羊羹」は勧進帳の巻物の包装紙で巻いてある。
れんが通りと交差する中抜きのアーケードを城のほうへ、行くと昭和初期(戦前)から創業の
「徳田盛華堂」。りんず餅が有名。交差点で城と逆のほうへ行くと
すみげんという粕漬屋さんも創業150年以上。
さらに、アーケードを抜けて、左へ曲がり、空港方面へ数十米行ったところには
「松葉屋」は、1852年創業の栗むし羊羹。
どの店も古民家風木造で、木製の看板。店の中にちょっと座るところがある。
またどの店の銘菓も
石川県の物産館・石川県観光物産PRセンター 加賀・能登・金沢 江戸本店や物産館でみかけられる。小松駅の売店では小松の干しうどん。松尾芭蕉も愛でたらしい。
上杉謙信と織田信長の合戦で名高い手取川の戦い。石川県の白山から日本海に注ぐ手取川から程近い、松井秀喜のふるさとでもある、天保年間より加賀の奥座敷として愛された、能美市の広大な日本庭園を有する「辰口温泉まつさき」は、館内のいたるところから、庭園の四季折々の豊かな風情が楽しめます。ズワイガニや寒ブリをはじめ、日本海の海の幸をふんだんに使った加賀の懐石料理に舌鼓しながら、白山連邦を眺め、至福の時間が過ごせます。小松駅まで送迎もいたします。詳しくはこちらをクリック →
金沢 温泉