一戸建ての家をローンを組んで購入したときって、金融機関から融資条件のひとつとして、火災保険に加入させられますよね。
たいがいは、メガバンクなら同じ財閥系列の損害保険会社の保険をすすめられます。
あるいは、家を購入した際、仲介する不動産業者って、結構損保の代理店を兼業でやっているところが多く、総契約の内容に組み込まれていたりもします。
その場合って、あまり契約説明って詳しくはなされないのが一般的です。
とりわけ、損害保険に詳しい者からの説明もなく、とくに不動産業者の兼業代理店では、かなりそのレベルは低いです。
実際に我が家も、お任せいしてしまい、後で契約内容を見たら、海や河川に近いのに洪水オプションが付いてなく、最も近い火山まで300キロ近くあるのに火山の噴火のオプションが付いていたりして、後々専業代理店経由で契約すればよかったと後悔しています。
実際には、融資条件に火災保険加入が入っていた場合、何も金融機関や不動産業者すすめられるままの保険会社に加入する義務はなく、とにかく条件を満たす火災保険に加入すればよいのです。
とりわけ、今の世情からすれば、地震保険には加入したいものですが、地震保険に加入するにも火災保険に加入が義務付けられています。
ネットの比較サイトをいくつか覗いたのですが、殆どのサイトは、信販系、外資系、通販型保険系などに偏った評価が多く、ちょっと首をひねるものばかりだった気がしました。
どれも、既存の損保大手の評価は低く、新興勢力の評価が高いものばかりです。
そこで、参考になったのが、共済保険も比較対象に含めた比較サイトです。
農協や漁協、地域の組合、自治体の下部組織などが運営している
火災共済の火災保険と地震保険を比較したサイトです。
一口に共済といっても、加入者が限定されたり、補償内容が限定されたりもし、あるいは長期補償契約のないものもあるようで、とても参考になるサイトでした。
自分が加入できる共済組合にどんなものがあるのかだけでも、とても勉強になるサイトですよ。