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*Minerin's home*

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2006年11月26日
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カテゴリ:キャンプ
明け方、ようやくパパのいびきが収まり深い眠りにつけた。
テント越しの薄明かりで目が覚めた。
今日は最終日だ。
耳をすますとパキッ!パチッ!と遠くから小さな薪のはぜる音が
聞こえてくる。
もう誰かが早くから起きて林間の朝を堪能しているのだろうか。
今朝はゆっくりもしてられない。
ホウリーウッズキャンプ場の恒例イベント
「お餅つき&ゲンさんのサプライズイベント」の日でもあるのだ。
朝10:00開催となっていた。
早く撤収作業を終わらせないと参加出来なくなる可能性大だ。
8:00までに朝ご飯を終わらせて大人だけで撤収開始。
子供らはそそくさとイベント会場へ消えた。
時々、「もう始まりそうだよ~」
「席がなくなっちゃうよ~」
「調味料持参だから~」などと言いに来る。
心配性の息子から何度も早く来るようにと催促されてしまった。

パパと2人で行う撤収作業もこれで4回目になる。
だんだん手馴れてきた。
以前に比べれば段取りも少しずつだが理解してくれてきている。
指示したとおりになんとか動いてくれるようになった。
ただ、テントを干そうと苦労して張ったロープを
撤収前に先にほどかれてしまった時は、さすがに力が抜けた。
まあ、今までのキャンプのことを思えばこんなことぐらいでいちいちくじけてはいられない。
パパとしては早く片したい気持ちから気を利かせてくれたつもりだったのに違いない。
こういう些細なまちがいはよくあることだし、悪気はないのだからと
自分に言い聞かせる。
グランドシートのうえでタープやテントをたたむ作業がやはり難しい。
タイミング良く動こうとするがなかなか息が合わない。
こちらの言う指示がうまく伝わらない。
あっちひっぱり、こっちひっぱりしていたら枯葉や小枝がスクリーンにからんで
くっ付く。
同じ間違いが何度も続くと終いにはイライラして語気が荒くなってしまった。
あぁ、いけない。いけない。忍耐強くならなければ・・・。

そうこうしていたら何とか時間どおりに撤収作業も終わり
すべての荷物が車に収まってくれた。
パパと2人で折りたたみベンチと調味料を持ってイベント会場へ向かう。

餅つきは始まったばかりのようだ。
息子も張り切って一番乗りで参加だ。
DSCF0083.JPG

ゲンさんの方は、キャンベルのクラムチャウダ-スープ缶をベースに使った
和風アレンジ野菜シチュウと干し海老入りサトイモの団子フライ?
という珍しい二品のクッキングだ。
DSCF0096.JPG
シチュウの隠し味はお味噌であるという。
キャベツや季節のお野菜をいれて煮てある。
おそるおそる一口含んで、味の奥深さにすこし驚いた。
ひとり驚いた顔をしていたら、
「お味良ければすべて良しだよ」というゲンさんの言葉。
この人の人生哲学がお料理にも反映されているのだろう。
気さくできどらない人柄がこのパワフルで奥深いお味を作り出すのかもしれない。

手際よく焼くサトイモ団子フライは衣に砕いた干し椎茸をまぶしてある。
もちろんここの産物の干し椎茸だ。中にいれた干し海老とベストマッチの香ばしさだ。
本当にサプライズである。
DSCF0001.JPG
出来上がったら軽くクレイジーソルトをかけて頂く。
DSCF0003.JPG
酒の魚にちょうどいい感じである。
ゲンさんがサトイモ団子を揚げる尻から見る見る間に皆の胃袋に消えていく。

ここで搗いた出来たてホヤホヤのお餅をクラムチャウダ-和風アレンジシチュウにいれていただく。
これも予想以上のおいしさだ。

今度どこかでゲンさんにお会いする機会があったらいろんなお話を聞いてみたいと思う。
DSCF0099.JPG

ホウリ-ウッズの管理人のおじいちゃんが縁の下の力持ちのようで
蒸かしたもち米を巨大なうすの中に入れたり
一人一人に杵で搗く介助をしたりと本当にせっせと働いておられた。
昔のまじめで勤勉で謙虚な日本人を見る思いがした。
パパが搗く時も「上手だね」と誉めてくださった。
本当にいいおじいちゃんである。
お顔が映ってなくて残念!
DSCF0091.JPG
この日は4升ものもち米を計4回搗いたことになる。
合計16升だ。すごい!
毎回16升ものもち米を皆に振舞うなんて、なんて太っ腹なオーナーさん!
この量にまずびっくりである。

よくよく見れば、管理人さんの綺麗な奥様や近所の方まで来て手伝っておられるようで
アットホームでなんとも心温まるイベントである。
ご家族の穏やかで暖かい生活ぶりがしのばれる感じだ。
食べることに夢中で肝心のオーナーさん一家のお写真を撮り損なったのが悔やまれる。

朝10:00に始まって、結局、アルスネット関係者以外では最後の残り組みになってしまった。
名残惜しかったが「また来ます」と管理人さんに挨拶しキャンプ場を後にした。
時計を見ると2:00をまわっていた。
楽しい時間は過ぎるのが早い。

このキャンプ場を是非とも皆さまに知らせたいと思うのだが
なぜか余り押しかけてきて欲しくないような、不思議とそんな気のするキャンプ場なのだ。
 ホウリーウッズキャンプ場HP
このキャンプ場をよく理解できる方にのみ行って頂きたいと
心から思う次第である。


帰りに君津インター手前にある四季の蔵に寄る。
ここには海産物や農産物の販売所、すし屋や無料の足湯まである。
今晩のおかずになりそうなものを見繕って購入した。

順調に車を走らせ、途中アクアラインで軽く休憩をとる。
大荷物から抜け出しておもいきり背伸びする。
海上の風が心地よい。
記念撮影(ママ、娘抜き?)DSCF0102.JPG

来春のホウリーウッズはどんな顔を見せてくれるのだろう。

    DSCF0058.JPG








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Last updated  2006年12月04日 00時27分27秒
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