カテゴリ:読書
2010年 10冊目
梨果と八年一緒だった健吾が家を出た それと入れかわるように押しかけてきた 健吾の新しい恋人・華子と暮らすはめになった梨果
逃げることも、攻めることもできない寄妙な三角関係 そして愛しきることも、憎みきることもできないひとたち (データベースより抜粋)
恋愛系の本は あまり読んだ事ないんだけど 冒頭で 彼が出て行くという シチュエーションにひかれ 読んでみた
ただ ゆるゆると現実を受け入れる 梨果のしょっぱさが印象的
恋愛ヒラエルキーは 無情ですな 愛したほうが 気持ちのふり幅 大きくなるのは当たり前
しょっぱい気持ちのまま 読み進めていたけれど 後半 一気に 心をつかまれた
これは この本は 恋愛の本では無いと思った 著者あとがき曰く すれ違う魂の物語 ノルウェーの森を 読み終えた時と同じような 喪失感を久しぶりに あじわいました
★★★+★半分 星4.5
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最終更新日
2010.03.06 00:29:13
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