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カテゴリ:テレビ、ドラマ等
◆制作
脚本:大石哲也 音楽:吉川慶 技術協力:NiTRo プロデューサー:桑原丈弥(日テレ)、秋元孝之(アベクカンパニー) 演出:大塚恭司、位部将人(アベクカンパニー)、猪股隆一、石尾純 制作プロダクション:AVEC COMPANY 製作著作:日テレ 楽曲: オープニングテーマ 『Answer』 - 歌/演奏:FLOW レーベル:Ki/oon Records 作詞:KOHSHI ASAKAWA、作曲:TAKESHI ASAKAWA、編曲:TAKESHI ASAKAWA+GOT'S+蔦谷好位置 エンディングテーマ 『Stand by me』 - the brilliant green ◆出演 連城究(キュウ):神木隆之介 美南恵(メグ):志田未来 天草流(リュウ):山田涼介(ジャニーズJr.) 鳴沢数馬(カズマ):若葉克実 七海光太郎:山本太郎 ケルベロス:鈴木一真 ミス・ユリエ:奥貫薫 猫田刑事:星野源 植村はるか:秋田真琴(ミス立教) 諸星警部:斉木しげる 遠山金太郎(キンタ):要潤 団守彦:陣内孝則 米山良子:森口瑤子 手塚章:柄本時生 芳村玲子:廣田朋菜 岡田律子:垣内彩未 西村静香:岩井七世 佐々木まどか:飯田里穂 大森恭子:伊藤未希 西村静香の父:田中要次 佐々木まどかの母:佐野珠美 ダーツバーの案内人:喜屋武ちあき 今回はキュウを中心に登場人物の魅力がそれなりに描かれていたと思う。特にキュウの性格、仲間意識、そして事件の推理、気づきが光っていた。前回のメグがメイド服を着るような展開はいらない。ただの奇をてらったお遊びにしか思えない。 事件の真相にたどり着くまで、Qクラスのメンバーの性格、特技、やり方など、少しずつだがしっかり描かれていたと思う。この少しずつというのが大事。てんでばらばらだったQクラスの個性的な仲間がまとまるのには時間が必要。団の後継者選びという性格もあり、勝ち組になるということと、予備校の勝ち組教育が相まって、競争のための競争、勝負と言うより、他人を蹴落とす勝ち組がすべてという価値観がもたらすものがなにかを考えさせるよう物語られたのは見事だと思う。 勝ち組負け組みという対極をなす二つの存在だけでは世界は説明がつかない。世の中はそれほど単純ではない。二極が都合が良いのは勝ち組と呼ばれる存在の保身のためのようなもの。そうしたひとり勝ちをおさめることにやっきになる公的なものを私物化する意識。自分の周りの人間はそのための道具。予備校の事件はそうした世間の流れに反発した姿を描き出そうとしていたと言える。 犯罪は犯罪であり、犯人は自分の起こしたコトの責任をとることになる。これは犯罪でなくとも、なにごとでも同じだ。自立する者ならば、自由と責任が同時に存在していることを知っているだろう。 さて、キュウの和の意識は現代社会では稀有なのだろうか。Qクラスは仲良しクラブでもお友達ごっこをするところではない。強いて言えば、同じクラスの仲間でありながらライバルだ。そのまんまだが。彼らが仲良くなったとしても馴れ合いではない。目的がはっきりしているのだから。もっとも、それが時に崩れやすくなったり、実際に崩れたりするのが人間ではあるが。彼らはまだほとんどが中学生と若く、様々な経験を積むだろうし、まだ子供ゆえの幼い対応もあるだろう。それらを見守りつつ後継者を育てるのがQクラスを組織した団の役目であり、望みだ。 やはりギスギスしているのって、ドラマで観ていてもあまり気持ちの良いものではないね。予備校のように極端にエキセントリックに描かなくとも、観ていて、どこかおかしさを感じるならば、今時幸いなのかも。それは悲しいことであるはずだが。 以上、なんか適当かもしれないが、少なくとも、登場人物が動き出してきたように思う。能動的に登場人物が彼らの意思で動き出し、物語を物語るような作り、観方をされるようになって初めて作品に生命が宿るように思う。徐々にだが動き出したのは確か。今後に期待です。 =========================================== ☆Shopping in minnadesiawase☆ Update H19.7.8 ------------------------------------------- ☆毎日の暮らしを彩るもの☆ =========================================== お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 10, 2007 11:37:28 PM
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