宵の明治村
折角作ったんだから2回は着たいぞ、浴衣と、機会を狙ったいたら明治村の素敵ポスターを発見。「宵の明治村」いつもは午後5時に閉村してしまうのに(冬は4時)、イベント中は9時までやっている。ライトアップの演出にキャンドルエリア、しかも花火も打ちあがる。花火前にはジャズを聞いたりしかもしかも女性は浴衣で行くと入村無料っすよ(大人¥1,600) てな事で行って参りました。勿論張り切って浴衣着て「宵」をメインに目指していったので到着したのは3時半。いつもだったら楽しめる時間は残り僅かだ。しかし暑かった 山間だというのに暑くて汗が滝汗。建物を涼を求めて渡り歩き、園内の喫茶店で久しぶりにかき氷を頂きましたよ やっと日差しが柔らかくなったのは5時半ごろ。一部閉めてしまうエリアがあるというので、慌てて見学に行く。向かったのは1丁目9番地 森鴎外・夏目漱石住宅旧所在地 東京都文京区千駄木町 建設年代 明治20年(1887)頃 森鴎外居住:明治23年(1890)約1年間 夏目漱石居住:明治36年(1903)~39年 家の中は自由に入る事が出来、写真も自由に撮れる。縁側から家の奥まで覗けるように障子が開け放されていて、寝室と思われる部屋に蚊帳が吊ってあるのが確認出来た。縁側からも上がれるので入っても良かったんだが、如何せん、庭に蚊が多かった縁側にも蚊。ちょっと立ち止まっただけで直ぐに蚊に刺されるので上がるのは断念しました久しぶりに蚊帳に入ってみたかったけど、どうせ中に蚊が入ってるだろうと思うと、もうね…。んな訳で落ち着いて見学出来ませんでした。ゴメンナサイ。縁側の真ん中にあるのは俳句ボックス。私はやれない方の人なので遠慮しましたが、俳句心のある人は一句ひねってみては この家を舞台に書かれた夏目先生の「我が輩は猫である」。作品中に出て来る猫の為のくぐり戸もちゃんと保存されているそうです。次に行くまでに本を読んでおいて確認に望もう夏じゃない時に…。ちなみに森鴎外の処女小説「舞姫」もこのお宅で書かれたようです。夏休みの宿題絡みなのか、子供が多かったなぁ。 日が陰ってくると、ハワイ移民集会所の庭に用意されたキャンドルに灯がともされました。4丁目40番地 ハワイ移民集会所 旧所在地 アメリカ・ハワイ州ヒロ市 建設年代 明治22年(1889)頃 スタッフさんが一生懸命一つ一つにチャッカマンで灯をともしてるのを皆でジッと待つ。(チャッカマンを持ってたら手伝いたかった(笑)) 宵に浴衣にキャンドル。ノスタルジックで良い。 5丁目51番地 聖ザビエル天主堂旧所在地 アメリカ・ハワイ州ヒロ市 建設年代 明治22年(1889)頃 建物自体のライトアップも良いが、中の星型ライトがキレイしかし何故かホラーっぽく見えてしまう(笑)振り返ると階段下に縁日。向かいにあるのが芝居小屋の「呉服座」 空にはもう月が浮かぶ時間になってた。花火が打ちあがるまでジャズを楽しむそしてお待ちかねの花火 ライトアップされた洋館ともに花火を楽しむのですよ約15分程と短い打ち上げでしたが充分に楽しめました。 明治村、楽しいっす。 宵の明治村平成23年8月6日・7日、11日~16日、18日~21日、26日~28日 http://www.meijimura.com/index.html博物館明治村公式ホームページ