スーダラ伝説
第730回
「◆ハイビジョン特集 スーダラ伝説~植木等・夢を食べ続けた男~ 後8:00~
戦後日本が自信を回復し、高度成長の熱狂のなか日本人ががむしゃらに働いていた1961年、時代に棹さすようなひとつの歌が大流行した。タイトルは「スーダラ節」、歌うはクレージーキャッツの植木等。クレージーキャッツ結成50年目に当たる今年、常に時代を先取りしてきた稀代のエンターテナー・植木等の人生に迫る。」(NHKオンライン より)
なかなか見ごたえのある番組でした。私が小中学校の時のヒーローは植木等と加山雄三の東宝映画であり、渡辺プロと日本テレビでした。
高度経済成長の日本が要求したヒーローの植木等の半生を本人の語りと、当時の仲間たちの証言がたいへん興味深い番組でした。
植木さんのジャズバンド生活からテレビと映画のエンターテナーとして飛躍していく過程は、どの業界、どの分野の方にも自分に置き換えて、時代と自分の半生を振り返る出来る貴重な番組でした。
植木等さんに代表されるあの生真面目な日本人が戦後の日本の発展を支えてきたのでしょう。
再放送ではぜひみなさんに観ていただきたい番組です。
2005年11月2日記