Missyのデキゴト

最近母は自分が物忘れしたことを開きなおる。
あれどこに仕舞ったっけ？とか、あれいつだったっけ？とか。

私がこの家に住んでからの事なら記憶にあるから、
だいたいの事は答えられる。

が。

住んでないずーっと前の事や、母の妄想にはお答えできかねるのだ！

なのにまた今日。

母　「ねえ！アロンアルファーどこ？」

私　「知らないよ。」　（ていうかこの家に来て１度も見たことないし。）

　　「なにするのさ。」

母　「サングラスの修繕。」

私　「見せてみ。」
　　（げ。無理。レンズが割れてるぜ。それをアロンアルファーでくっつけようとしてる？）　　　　　　　

　　「新しいの買ったほうがいいよ。それに形も古いしさあ。」

母　「でもサングラスいっぱい持ってるから買いたくない！」


あーあ。内心、良くて西部警察大門刑事、
悪けりゃむかーしのやくざじゃん、と思ってたので。

ほら。

　　　これでシンガポール行ったの。
でこれが欠けちゃった。（おしりで踏んで。）


でもこれは中でもいちばんおとなしめの方だったって言い張るから、
じゃあほかの見せてみい！って言ったら。

本当に。

　　　　全滅！

いくら好きっつったってねえ。たまには違う形買ってもいいものを。

中にはなんでシャネルなのに？ってのがあったりした。

わからない。人の趣味ってのは。

もういいんだって、一生同じ形のサングラスかけ続けるんだって。