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○○○な中国生活 From Dalian

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ジェズグ@ Re[1]:寒くなりつつな中国生活(10/21) jiaさんへ 一緒に食べるのはいいんです…
jia@ Re:寒くなりつつな中国生活(10/21) もういいや。 の、気持ちがわかる。
chibimao@ Re:日本め!な大連生活(08/25) 既に日本のコロナは、東京型っていう新し…
ジェズグ@ Re:ぶちゅーじゃなく…な大連生活(08/13) 偉くなったら責任だけ取ればいいんでない…
jia@ Re:ぶちゅーじゃなく…な大連生活(08/13) 経験あります。 管理職になったとたん、手…

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February 9, 2007
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カテゴリ:厦門生活
何気に今日、2月9日はウチの親父の命日なんです。
ほんと、ふと思い出しちゃいました。。。

そんなことで、親父との思い出をちょいと…

ボクが競馬にハマるキッカケになったのは、オグリキャップ。
ありきたりごく何にも無いように感じるかも知れないが、
オグリキャップは凄い馬であった。実際にそう感じた。

当時、ボクは中学2年生。※だったはず。

オグリと出会った(知った)のは、89年月の毎日王冠。
長期休養明けのオールカマーを買った後であった。

親父に連れて行かれて競馬新聞を解らないながらも
見ていたんです。
ま、親父が馬券を買いに行く時は大抵、当たるんです。
何故か知らないけど。

親父は当たると必ず一緒に行った僕に何かモノを
買ってくれた。
それを期待していっつも付いて言ったんですね。
ちなみにウチの家ってお小遣い制で無かったんで、
こういう時にタカるしか無かったんです…(泣)

圧倒的人気スターホースだったオグリ。
ボクは何も知らず、オグリオグリって言ってましたね。

このレースは画面を通して場外馬券場で見て居たんですが、
今でも鮮明です。
オグリをイナリワンの叩きあい。
直線を何頭かならんで、そっからオグリとイナリワンが叩きあう。
親父は柴田政人が好き。岡部より柴田、といつも言っていた。

イナリワンも記憶にある馬。

オグリってG1に多く走っているけど、勝ちに恵まれていない。
だって4つ。多いか少ないかってあるけど、僕には少ないと。

この後、天皇賞でオグリは新星・武豊騎乗のスーパークリークに敗れる。
これもウチの親父が、テレビ画面の井崎・大川先生に向かって




ユタカは天才だな、親の七光りではないぞ。




と言っていたのを思い出す。
続いて、オグリはマイルCSからジャパンカップへの連闘
と言うプランが出てくる。

今でも当時でもありえない、ローテーション。
G1クラスでは秋4戦(秋は4回出走)ってのが常識なのにです。

この年のオグリのローテーションは、

オールカマー→毎日王冠→天皇賞秋
→マイルCS→ジャパンカップ→有馬記念


9月からの4ヶ月で6戦です。普通の条件馬クラスのローテです。
過酷なG1を4戦もしてます。
後で知った事実なのですが、当時の89年2月にオグリの馬主が脱税で
逮捕され、JRAの馬主資格を剥奪され、新しい馬主に譲渡された。
過去、知っている範囲ではトロットサンダーも同じようなケースがあった。
しかし、トロットサンダーは安田記念を勝ったにも
関わらず引退に追い込まれた。引き取り手が無かった。

その分、オグリは幸せだったかも知れない。

それは順風満帆な幸せではなかったようである。
新しい馬主は、オグリを酷使した。誰が何と言おうと酷使した。
秋のG1を4連投させたのだから。

何故、4連投させたのか。この理由も明白である。

旧馬主が脱税時にオグリは既に故障。
新馬主が権利を購入の際に条件が付いていた。





現役期間中のみ
馬主の権利を譲渡する






と言う内容。
旧馬主は当然、資格を剥奪されているが、所有権は持てる。
引退後の所有は旧馬主に戻せ!と言う内容なのである。

となれば、現役期間のみを購入した馬主は、
元を取ろうと必死に走らせるだろう。

馬を管理させるのも、走らせるのも金はかかる。

だから陣営の思惑を返してオールカマーを出し、
秋のフルコースをオグリに提供したのである。

オグリも憑り付かれたように走った。
マイルCSでは、バンブーメモリーに僅差で勝ち、
連闘で望んだジャパンカップでホーリックスと
世界レコードの同タイムの2着(写真判定が微妙で長い間、確定待ちになった)
oguri2222
平成元年11月26日:ジャパンカップ 2分22秒2
と言う世界レコードで駆け抜けるも2位。


12月の有馬記念では、もう限界と言わんばかりの5着。

年が明けて安田記念は快勝したものの、オグリに全盛期の迫力と
闘志が漲ってこなかった。
秋のG1で天皇賞・ジャパンカップと手綱を握った増沢末夫も

「楽勝と思ったのに…」

と言ったほど。

引退レースとして登録した有馬記念では、按上に武豊。
引退舞台は整ったと言う感じである。

4番人気に支持されたが誰もオグリの勝利を信じていなかった。
以前は皆、オグリの勝ちっぷりを見に来たが、オグリ信者が、
オグリを4番人気に押し上げたと言っても過言ではない。

当時、神様・大川慶次郎氏もオグリに対しては、
「無事走ってきて欲しいですね」
と言うようなコメントしたのを記憶している。

レースは意外な展開を見せた。
後方から仕掛けるのがオグリの信条であるが、今回は先団に取り付く
競馬を見せた。最後の直線もホワイトストーン、メジロライアンに
詰め寄られるも最後は振り切り見事グランプリホースとなった。
この時に名実況、大川氏の「ライアン、ライアン」が。
※大川氏はライアンが大好き。

この1990年のダービーで2冠馬となり、ルドルフ以来の三冠を期待された
アイネスフウジンの主戦・中野騎手へのナカノコールがあったが、

馬に送られるエールはそれまで余り聞いたことが無い。






オグリ、オグリ





arima1111
平成2年12月23日:有馬記念
ゴール後、大歓声にオグリが迎えられ武豊と共に検量へ向かう。


と17万の観客は叫んだ。
それだけ走る馬への想いが観衆を一つにしたのではないか。

このレースの印象だけで、玄人以外では

オグリ=武豊

のイメージが定着してしまった感もある。
元々、オグリの按上は、


安藤勝己、河内洋、岡部幸雄、南井克巳
武豊、岡潤一郎、増沢末夫


とスターホースらしからぬ転々としている。乗っているのは名騎手ばかりだけど。
馬主も笠松時代の馬主からJRAで2人の馬主と
計3人のオーナーを渡り歩いた馬なのである。


そういった環境や歴史が大衆をひきつけたのかも知れない。。。
親父曰く



オグリの中央デビューは鮮烈だったが、
NZトロフィーには驚いた。




と言うのが忘れられない
もし生きてたら酒を飲みながら色々楽しい話が出来たかも。
と想ってしまう俺。生きているうちに孝行すべきです。





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Last updated  February 9, 2007 05:49:32 PM
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