きっと空が青い

さっき、先日の息子のバイクの盗難犯の父親から電話があった。

声がかなり若かったけど、４０才前後？くらいかな。

先に、警察の担当者から電話があり、「犯人は３人組だったのだけれど

その内の１人が、謝罪したいから　とそちらの電話番号を聞いてきている。

教えてもいいですか？」　　と問い合わせがあった。

息子がどうぞ　と言ったらしく　すぐ相手さんから電話があった。

子供はまだ拘留中で処分が決まっていないけど、兎に角謝罪だけでも先に

と思い掛けさせてもらいました。　と声は非常に落ち着いている。

自分は○○に勤める公務員です。　（それが何か関係あるのか・・？）

申し訳ありません　みたいな事は　今思い返すと何もなかった。

ただ、改めて　会って謝罪したいと思ってます　と言われたので

それはちょっと勘弁して欲しい・・・と思ってしましい

バイクの修理代だけお返し頂ければいいです　と答えていた。

だって本人が謝るならともかく、親御さんに頭を下げてもらうなんて

なんか違う気がするし、こちらも居心地が悪い。

それから　その方は「事件の内容がはっきり自分も教えてもらっていない。」

「息子ともまだ会ってないので分からない。」

としながらも、息子は見ていただけで　実際に盗難に手を出していない。

お前もちょっと乗ってみろ　みたいに言われ　川原で盗難バイクに乗ったらしい。

と言われた。

じゃあ、鍵の修理代は実際に壊した人に請求しないといけませんね。

と言うと、いや責任は一緒だから　うちがお支払いして　あとは　こちらで

話し合います。　と言われた。

住所と名前を聞き、修理代の領収書と振込み先を送ることになった。

掛けにくいだろうに、わざわざ電話をしてきて　修理代も弁償してくれる

って言うのだから　誠実な人なんだと思う。

でもな～んとなく腑に落ちなかった。

なんだろう？　

その子供さんが　また同じ事をするんじゃないかな・・っていう予感？

淡々とした親御さんの声。

暗に「息子は悪くない。」？

警官の話では　初犯じゃないみたいだけど。。。

何年か後には、その子供さんが　一人の立派な社会人として

堂々と胸を張って　歩んでいる

そうであって欲しいな。

心からそう思った。