Mの館

今日はひとりごとっぽく。


クロさんのご近所のお散歩仲間は、わりとゆったりした子が多いの。
ミックスのスリムな女の子は、
たまに会うクロさんを覚えててくれて、いつも優しくしてくれる。
キャバリアの年上の女の子は、
クロさんに興味はあまりないけど、アタシをペロペロしてくれる。
大きくて引きの強いコーギー君は、
クロさんのご挨拶クンクンが終わるまで、じーっと待っててくれる。


を連れてるからお互い挨拶するけど、
連れてない時は「あれ？どっかで会ったよーな…？」ってカンジで、
挨拶のタイミングを逃すこともしばしば(^▽^;)


先日、クロさんを連れていつもの公園のベンチで座ってると、
自転車のおじいちゃんがこちらに来て、
「あれ。久しぶりに見るね。元気だった？」
と、声をかけてきたので、
「ハイ、まだリウマチの治療中なんですけど、暖かくなってきたので…」
なんて話してました。
…あれー？誰だっけー？思い出せないー…


ふ、と。
「あチワワちゃんの」と、思い出して声を上げた。


おじいちゃんは笑って、
「うん。3月にね、亡くなったんだよ。」と言った。


その後、何て返事をしたかはあんまり覚えてない。
「老衰だったんだよね。冬越せなかったねえ。」
とか言ってたと思う。
「じゃあまたね。」と、おじいちゃんは去って行った。


クロさんよりずっと年上のそのチワワさんは、いつもおじいちゃんとお散歩してた。
あちこち弱っていて、
ほとんど抱っこだから、歩くのはほんのちょっとの草地だけ。
でも、おじいちゃんはお散歩に飽きさせないよう、
結構色んなところを歩き回ってた。
冬場は毛布にくるまって抱っこされてたのを覚えてる。


でね、その子は話しかけると笑顔になるの。
ホントに。
だから、つい釣られてコッチも笑顔になっちゃうのよ


おじいちゃんも温和な人なんだけど、
飼い主に似る、っていうのかな…
言い過ぎじゃなく、あんな可愛いチワワ見たことないもん。
どこからどう見ても可愛い。
可愛いっていうかね、もう天使みたいなの。
主人もアタシもその子をベランダから見かけると、
「ああ！抱っこのチワワさんだ！行かなきゃ！」みたいになってたもん（笑）


大人になれば、
こういうのを受け入れるのって簡単なのかなー、って思ってたけど、
やっぱりそういうんじゃないね。
慣れるとか、そういうのってないんだね。
おじいちゃんはいつもみたく、笑顔でクロさんに話しかけてくれたけど、
アタシだったらきっとそれも出来ないや。


なんとなく、色々考えちゃいました～。
それだけの日記デス。