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2002.09.03
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 最近、海外ブランド企業が多数日本に進出してきている。先日も東京の表参道に支店を立ち上げた。私が住む関西にも大阪の心斎橋に海外ブランドの支店が続々と進出し、ブランドものに狂喜乱舞する人間たちの溜まり場と化している。以前の日記にも書いた様な気がするが、もともと外資なのだから100%日本にお金が落ちる訳ではない。恐らく日本人が『ブランドに弱い』という現実を逆手にとられて相当のものを吹っかけられているだろう。だからそこから土地代や人件費・光熱費を差し引いたら、おそらくスズメの涙程しか残らないのが本音の筈である。況してブランドもの好きの人間の中には貰ったものを手付かずのまま質屋に流す輩がいる。ブランドものを自身の『遊ばせ代金』として要求しておきながら、結局は現金にしてしまうのだから、根本的な価値観を著しく崩している事になる。本当の意味で愛用している人たちからみれば、なんという日本人の意地汚さだろうと思われても仕方がない。況してそれに乗じるブランド側も輪をかけて意地汚い。お金は大事なものかもしれないが、正しく使われてこそ価値のあるもの。こうした現象が世界経済をおかしくしているといっても過言ではない。ブランド(売る)側も買う側も恥を知れ! と言いたい。

 私の住む京都には学生が多い。学生目当ての住宅情報誌を無料で配布するのは日常茶飯事である。それだけ需要があるのだから出来る芸当だと思うのだが、それを逆手にとって悪徳な事をする業者も後を絶たないのも現実。上手い宣伝文句で人を呼び付けておいて、お金を払わせたと同時にドロンを決め込むのだから始末が悪い。然しそれも昨今の「過保護」が生み出した弊害なのだから、一概に業者だけが悪いとは思えない。生まれた時から何でもかんでも与えるという現実に付け入られたのである。特に企業ともなれば金儲けの為に何をしでかすか知れたものではない。勿論真っ当にやっている所も多々あるが、ここ最近の一連の不祥事続出の現実を見ると、その思いも薄れてきてしまう。何処かで止めなければ間違いなく崩壊するだろう。そうなったら日本もおしまいである。

 学生が多数住むのは構わないが、学生らしさは疎か知性も教養もない連中が多いのは困る。時間を選ばず騒ぐのは当然で、いったい勉強しに来ているのか遊びに来ているのか判らない場合が多い。苦学生という言葉は今ではもう存在しないのではないかと思ってしまう。昔の学生は国の為に平気で運動を起こしたが、今の学生はコンパの為なら平気で行動を起こすのだろう。学生運動は学生たちが学生といえど歴とした人間であり、社会情勢についても立派な意見をもっているのだという現れだったと思う。それがもとで大きな騒ぎになったりもしたが、それでもあの頃は日本がまだ生き生きしていた。明日が見えた。明日があった。そして学生に知性と教養があった。本当の意味での天才・秀才が多かった。

 確かに最近は明日が見えない。厳しい時代が続いている。然しそれは「上昇だけを目指した教育」が生み出した弊害でもあり、学生としての本来の意味を捨ててしまったからである。第一、学生というものは「なる」ものであり「させる」ものではない。本人の意向を無視して詰め込み教育を続け、それよりも大事な社会勉強の部分を蔑ろにし、いざ天井の部分に着いたは良いものの、そこで行う事といえば幼稚さが溢れるものばかりである。それが近年の不祥事に如実に現れているではないか。いったい学生時代に何を学んできたのかと疑いたくなるものばかりである。これは親たちにも責任があるが、こういう風潮を仕掛けたマスコミ媒体にも責任がある。流行というものにはルールがある筈だ。何でもかんでも流行らせれば良いというものではない。

 知性と教養の不足と同様に、マナーの部分についても欠落が著しい。先に触れた様に学生のドンチャン騒ぎにしてもそうだし、彼らが乗り回すバイクにしても同様である。夜中でも平気でブンブン吹かして走り回るし、原付バイクに至っても平気でマフラーを改造する。バイクが好きだというのは判るが、それはマナーが守れてこそ成立するものである。そして地球は自分だけの為に回っているのではない。皆の為に回っているのである。それが理解できない人間にはバイクを乗る資格はない。即刻免許を返上してもらいたい。車にしても同様で、マフラーやカーステレオの騒音も問題である。特にカーステレオは地を這うから始末が悪い。

 法律も甘すぎる。適性というのは技術だけではない筈だ。根本的なマナーの部分の理解がなければ免許を与えてはいけない。この部分では教習所の金儲け主義が問題である。本当の意味で免許を与えたいのであれば規制をもっと厳しくするべきである。そしてどれだけ技量があってもマナーが理解できなければ、譬えお金を支払っていても免許を与えてはならない。多少強引かもしれないが、マナーが守れないのだから仕方がない。もしボッタクリだと問われたのであれば徹底的に争えばいい。そうすればどちらの言い分が正しいか判る筈である。

 喫煙にしても、これはやはり二十歳を過ぎてからにすべきである。私が喫煙を始めたのは22~23歳になってからである。喫煙歴にしてもまだ12~13年しか経っていない。本来吸うつもりは全然なかったのだが、仕事上で吸う様になったのと、時を同じくして身の回りにストレスを貯めさせる様な出来事が立て続けに起こったからである。勿論止められるものなら止めたいが、現状では不可能に近いと思っている。少しでもストレスを貯めさせない為に喫煙している様なものである。
 特に最近は若い女性の喫煙率が高くなっているというが、女性の場合は出産という大きな事への問題があるだけに避けるべきだと思う。確かにストレス社会だから一概に止めるべきだとは言い切れないかもしれないが、最終的に泣きを見るのは自分自身なのである。況して最近の子供にはアトピーやアレルギーが多い。食事にしても真面なものを食べていないし親が作ってもいないケースが多い。便秘が多いのもそれが起因しているといえよう。そんな状態の中で喫煙までも加わって出産しても、果たして真面な子供が生まれるかという確率は本来のものに比べれば下がって当然である。それよりも先の妊娠でさえしにくくなるのだ。子宝とはいうが、それは宝を探し当てる為の必要最低限の準備があってこそ成り立つものなのである。そしてその準備は流行がしてくれるものでもない。自分が自分の身体の特徴を十分に理解した上で、はじめて出揃うものなのである。流行を追い求めていても、そこからはそれが作り出すものしかできない。そしてそれは全てに当てはまるものでもないし、最初から責任能力もないものなのである。





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最終更新日  2002.09.03 21:29:44
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