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Mizumizuのライフスタイル・ブログ

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Gourmet (Curry)

2013.03.11
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カテゴリ:Gourmet (Curry)


昨日の東京は砂塵の街と化した。気温が突然25度を超え、強風が吹き荒れて、舞い上がった土埃で視界が悪化。街全体が汚れた雲のなかに入ってしまったかのような異様な天気だった。外出する気にもならず、家へ閉じこもり、窓の外の灰色の景色を陰鬱な気分で眺めていた。

黄砂かと思いきや、乾燥した空気中に細かいちりが浮遊する「煙霧」という現象だったという。

明けて3月11日。一転して気温は10度以上さがり、冬の関東に特徴的なすっきりとした青空が広がった。

乾いた冷たい風に揺れる樹木ごしに、高い空を見上げる。今日は3月11日。2011年の東日本大震災から2年がたった。

震災後、そして1年後の3.11にも、Mizumizuはここで仙台のあるショップを紹介した。今年もそうしようと思う。

仙台の「カレーのにしきや

震災前には、安くておいしい「伊達鶏キーマカレー」を贔屓にしていて、当ブログでも何度か紹介していたのだが、割安感のあるこの商品は震災後しばらくしてなくなってしまった。

そのかわり、「鶏キーマカレー」という商品ができた。


カラメルソースの甘みがきいてます♪にしきや鶏キーマカレー

正直に言うと、以前の「伊達鶏」のほうが、コクがあって上品な味だったような気もする。

にしきやは震災後は、高級レトルトカレーに力を入れ始めたようで、「この値段を出すなら、レストランに行ったほうがいいのでは?」というような高価な商品が増えてきた。

世界各地のカレーの味が楽しめる専門レストランがひしめきあっている東京に住んでいるMizumizuは、レトルトにそこまで本格的な味は求めない。だから、にしきやの高級レトルトカレー路線には、さほど魅力を感じなくなってしまったのだが、変わらずに贔屓している商品もある。


ぜいたくに素材を味わう♪北海道コーンの濃厚スープにしきやコーンポタージュ5食入

これなら値段もリーズナブルで、手軽にコーンの自然な甘さたっぷりのポタージュスープが味わえるから、自信をもってお奨めできる。

Mizumizuがときおり紹介する楽天ショップの商品のなかでも、抜群の人気を誇る「にしきや」。震災後、工場が被害を受けたとかで、たびたび品切れになりながらもビジネスを続け、新しい境地を開拓している企業だ。

「レトルトを超えたレトルト」という企業目標は、食べたことのある身としても頷ける。

あくまでもいちファンとしてのご紹介。興味のある向きはお試しあれ。






最終更新日  2013.03.11 10:50:52


2012.03.11
カテゴリ:Gourmet (Curry)


東日本大震災から1年。正直、もう1年たったのかと驚く自分に驚いている。あの瞬間・・・・・・Mizumizuは杉並の自宅にいた。長く続いた横揺れ、大きな地震だとは思ったが、その後テレビに映し出された映像に言葉を失った。悪魔の舌がすべてを舐め尽し、人々の生活を破壊しつくしていくようだった。それから、徐々に明らかになってくる被害の実情も想像を超えたものだった。

被災地の企業支援の意味をこめて、ご紹介した仙台の「にしき屋」が好評だった。震災後しばらくは、品薄状態が続いたが、現在では完全に復旧したようで、新商品を投入するなど、ますます頑張っている様子。

好きな店なので、今年もバナーを貼っておこうと思う。



ぜいたくに素材を味わう♪北海道コーンの濃厚スープにしき屋 コーンポタージュ5食入


送料無料☆化学調味料無添加であっさりした味わい♪伊達鶏キーマカレー4食入


ごぼうたっぷり、シンプルに仕上げたヘルシースープ!雑誌ananで紹介されました♪にしき屋 ごぼうポタージュ5食入







最終更新日  2012.03.11 18:43:38
2011.05.18
カテゴリ:Gourmet (Curry)


長いこと品切れ状態だった、にしき屋のコーンポタージュ。震災被害を受けた工場の復旧も順調に進んでいるようで、コーンポタージュの販売も再開されたもよう。


素材を味わう♪にしき屋コーンポタージュ(5袋入)

伊達鶏キーマカレーとセットで買えば、送料無料になるので、買い損ねて残念な想いをされていた方は、この機会に一緒にお試しあれ♪


送料無料で、お買い得☆伊達鶏キーマカレー4食入






最終更新日  2011.05.18 15:24:27
2011.04.19
カテゴリ:Gourmet (Curry)


先日ご紹介したあと、いったん品切れになった、にしき屋「伊達鶏キーマカレー」。再び販売を開始したようなので、買いそびれて残念な思いをしていた方はお早めにどうぞ。

(にしき屋は被災地の企業です)。


送料無料で、お買い得☆伊達鶏キーマカレー4食入

 


具だくさん、食べるスープ★ananに掲載!国産野菜のコーンチャウダー5食入(無添加)


【プレミアム仙台】シリーズにしき屋の仙台カレー(仙台黒毛和牛使用)


ゴールド牛タンカレー2食入







最終更新日  2011.04.19 18:20:54
2011.04.15
カテゴリ:Gourmet (Curry)

お知らせ:

先日ご紹介したにしき屋の「伊達鶏キーマカレー」、注文が殺到したのか、さっそく品切れになってしまった模様。

にしき屋の仙台カレー(仙台黒毛和牛使用)」と「ゴールド牛タンカレー」はまだあるようです。

コーンポタージュは相変わらず品切れですが、「コーンチャウダー」のほうは来週火曜日から発送再開になる予定とか。コーンチャウダーは食べたことがありませんが、レビューを読むと、評判は上々の様子。







最終更新日  2011.04.15 11:06:13
2011.04.14
カテゴリ:Gourmet (Curry)

被災地の企業を応援したい、でも情報がない・・・ という方の参考になれば嬉しいのだが・・・

仙台のにしき屋。Mizumizuはここの「伊達鶏キーマカレー」と「コーンポタージュ」が大好きで頻繁にリピートしていた。

大震災のあとアクセスしてみたら、販売を休止しているとのお知らせ。被害甚大だったのだろうか、と心配になり、かつあの味がもしなくなったら・・・と大変残念に思った。

ところが先日アクセスしてみると、数量限定ながら、一部の商品が販売を再開しているではないか!


送料無料で、お買い得☆伊達鶏キーマカレー4食入

このカレー、カレーは全般に好きだが、キーマカレーそのものはそれほど好物でないMizumizuでもおいしく食べることができた。

鶏肉に臭みがまるでなく、レトルト特有の後味の悪さもない。レトルトでよくぞここまで・・・と拍手したくなるナチュラルな味だ。辛さもほどよく、非常にスパイシーなカレーを好む向きには物足りないかもしれないが、そのぶん、年齢を問わず日本人の舌になじみやすい味だと思う。

カレー好きのアナタ、一度お試しあれ。大震災の影響で、数量限定での販売になり、品切れになったところでまたいったん販売休止になるということなので、そのあたりはご了承を。

Mizumizuの好きなコーンポタージュは残念ながら販売休止のままだが、カレー商品はほかにも、ちょ~お高い「にしき屋の仙台カレー(仙台黒毛和牛使用)」も、「ゴールド牛タンカレー」も販売を再開している。

仙台カレーは以前から興味があったのだが、「レトルトにしては高すぎませんか?」という囁き声がどこからかして、手が出ずにいた。しかし、この機についに頼んでみようかな。


【プレミアム仙台】シリーズにしき屋の仙台カレー(仙台黒毛和牛使用)


ゴールド牛タンカレー2食入

 

 







最終更新日  2011.04.14 09:37:49
2010.07.17
カテゴリ:Gourmet (Curry)

以前は吉祥寺にあったインドカレーのMOTI(モティ)。ここのバターチキンをランチでオトクに食べるのが好きだったのだが・・・

ずいぶん前に吉祥寺から撤退してしまい、今MOTIを食べるなら赤坂まで行かなければならない。しかもバターチキンはオトクなランチセットメニューから外れてしまい、単品で注文しなければいけなくなった。

バターチキンは恐らく一番人気だっただろうから、お店としてもランチで提供するのはもったいないと思ったのか。

赤坂近辺はMizumizuにとっては行きにくい場所。赤坂といえばTBSだが、あのあたりは、駐車場が高いのだ。しかも、週末になると、タレント目当てなのか、おのぼりさんでごった返し、赤坂サカスが銀座のような人出になることも。赤坂は基本的に飲食店街なので、銀座ほど多種多様な店があるわけでもなく、昼間歩いて楽しめる街でもないと思うのだが・・・

クルマ移動が基本なMizumizu+Mizumizu連れ合いにとっては、距離的に遠くても、日本橋三越で2000円買えば5時間置ける、太っ腹な日本橋本町駐車場のほうが使い勝手がいい。しかも、この駐車場、週末だろうと祝日だろうと、時間帯がいつだろうと、必ず並ばずに駐車できる。デパートの駐車場に停めるために1時間待ち・・・などというのは、Mizumizuには面倒すぎる。

そんなこんなで、MOTIからは足がすっかり遠のいた。

それでも赤坂に用事があるときなどは、寄ってみたくなる。しかし、赤坂というところは、美味しい店が多いエリアでもあり、赤坂に来たら、じゃMOTIというわけにもいかないのだが・・・

モティのバターチキン

久々に食べたバターチキン。AMAにキングの座を明け渡したとはいえ、クイーンの座には留めておいてもいい味。

バターの濃厚で重厚な味わいと、ほのかな酸味。それから、食べ終わることになると塩を強く感じる。

しかし、量が多い・・・(最近、こればっかり)。重いカレーソースなので、最初は美味しいのだが、食べ進むにつれて、味に飽きがくる。ちょうどフランス料理のバターこってりのソースのよう。適量なら感動できるのだが、大量には食べられない。

カレーの奥に鎮座してる犬の落し物(笑)みたいなのは、シークカバブー。肉の臭みと強烈なスパイスのハーモニーは、Mizumizu連れ合いの大好物(実は、Mizumizuには、ちょっとキツすぎて、ダメなのだが)。

MOTIは、 東京ではインドカレーの老舗的存在だと思う・・・のだが、最近はもうどこにでもこの手の店ができてしまって、差別化しにくくなったのが、気の毒なところ。

場所は赤坂見附と赤坂のTBSの前、それに六本木にもある。バターチキンの味は・・・実は、味には多少ムラがあるように思う。店によって、というより日によって。塩の量が多かったり、少なかったり。

 

インドレストラン モティ

東京都港区六本木6-2-35 ハマビル3F - 03-3479-1939

 

インドレストラン モティ 赤坂TBS前店

東京都港区赤坂2-14-31 金波ビル3F  03-3584-6649

 

インドレストラン モティ

東京都港区赤坂3-8-8 赤坂フローラルプラザ2F   03-3582-3620

 

 







最終更新日  2010.07.18 00:13:01
2010.07.16
カテゴリ:Gourmet (Curry)

地下鉄・神保町駅A6出口から徒歩1分。岩波ホールの裏の路地にある古ぼけた建物、神田古書センタービルの2階。およそ人が集いそうもない場所にあるのが、欧風カレーの店「ボンディ」。

行くのはいつも週末なのだが、いつ行っても混んでいる。時には行列ができていて驚くこともある。建物の外はがらんとしている日曜日でも、やっぱりここだけは人がいる。

いったい、なんでこんなに人気なのか?

ボンディ ビーフカレー

こちらはビーフカレー。とけこんだ野菜の甘みに、フルーツの酸味の活きたカレーソース。エスニックが苦手な日本人にも嫌われないであろう、上品なスパイス使い。複雑で深い味だが、個人的には、「フルーツ系のカレー」と言いたいくらい、フルーツの爽やかさを特に強く感じる。

確かに個性的で手をかけたカレーだが、正直に言うと、「絶品」というほどでもないと思うのだ。衝撃的な絶品カレーを期待して行くと裏切られるだろう。

だが、よく混んでいる。客層もなにも学生だけではなく、おじさんだけではなく(近所のキッチン南海は完全におじさんの園)、女性も男性も、若者もシニアも、ありとあらゆる世代が来ている。値段はというと、カレー1人前で1350円と、学生の街にしては、決して安くはないのだ。

昔からやっているカレー屋のせいか、カレーソースはさほど辛くない。「中辛」だとご飯があまるくらい。なにしろ、ここはご飯の量が多い。気取ったところだと、「いくらなんでもご飯が少なくないですか?」と文句を言いたくなるような店も多い最近の日本だが、ここは、「こんなによそっていいんですか?」と、少し驚くほどの量。このご飯を食べつくすために、Mizumizuは必ず「辛口」にしてもらう。

うう~ん、ということは、辛さは自分で選べて、しかも基本的に辛すぎず、ご飯のボリュームが凄いことが人気の秘密なのか?

しかも、ここは、カレーを注文すると、バターつきのジャガイモが出てくるのだ。

ボンディ じゃがいも

写真は2人分。つまり1人に2個!

ご飯もぎっしりで、そのうえジャガイモまるまる2個食べるって・・・・(苦笑)。炭水化物地獄じゃありませんか?

このジャガイモは余計だと思うのだが、どうやらそう思っているのは、Mizumizuと、Mizumizuの比でなく炭水化物攻めが苦手なMizumizu連れ合いだけのよう。若い女の子も、簡単に(そう見えるだけか?)完食している。ジャガイモだけコソコソお持ち帰りするのは、Mizumizu+Mizumizu連れ合いだけのよう。だって、残すのはもったいないし。

うう~ん、握り飯でお腹をいっぱにする国民性ゆえなのだろうか。ご飯+ジャガイモ2個という炭水化物系の多さが気にならないとは?

ちなみに、ジャガイモの味は悪くはないです、もちろん。でも、ジャガイモはジャガイモだし・・・

ベースになるカレーソースは一種で、辛さを変えているだけだと思うが、定番のビーフやポークやチキンに加えて、エビとかアサリとか、チーズとかミックスとか、メニューが豊富なのも、ここの特長。

うう~ん、このメニューの豊富さが幅広い層にアピールするのか?

ボンディ

ちなみにこちらは野菜カレー。なすやらオクラやらプチトマト、いろいろな野菜がこれでもかと入っている。非常にヘルシーなのだが・・・実はオクラが苦手なMizumizuには、ソレが邪魔で・・・ 苦手な野菜の多い人は避けたほうが無難か。

というわけで、個人的にはここまで大人気になる理由がいまいちわからないのだが、そう言いながら、しばらくすると不思議とまた食べたくなる。

これぞ「秘伝のスパイス」の妙技なのだろうか。切れると禁断症状を起こすヒミツのスパイスを入れてるのかもしれない(まさか!)。

「ボンディ」

千代田区神田神保町2-3
神田古書センタービル2F

TEL : 03(3234)2080


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最終更新日  2010.07.16 14:35:52
2007.09.14
テーマ:カレー(2312)
カテゴリ:Gourmet (Curry)
下落合に住んでいる大学時代の友人とご飯でも食べようかということになった。
最初吉祥寺あたりにしようかと話していたが、どうせならお互いに近いJRの新宿~荻窪間でちょっとしたものが食べられる店はないかと考えた。

こんなときにはインターネット。そういえば、カレーばかり紹介している優良ブログがある。
お気に入りのカレー屋さん500」(By たあぼう)というブログ。以前も渋谷で美味しいカレー屋さんを紹介してもらった(って、一方的に読んで行ってみただけのことだが)ので、今回も、とさっそくアクセスしてみる。

最寄り駅から探すと東中野の「ミ★ドゥー」というお店が目に付いた。ブログの記事についているコメントを読んでも、評判がよいようだ。これなら友人宅からもご近所だろう。メールで友人に聞いてみると、行ったことがあり、なかなか美味しいという。なので、そこに決めた。

東中野駅からすこしだけ歩いて、目指すミ★ドゥーへ。「いらっしゃいませ~」と愛想のよい声に迎えられて店内へ。平日の午後7時とハンパな時間だったせいか、まだお客さんがいなかった。カウンターと2人がけのテーブルが2つあるだけの小さな店だ。

Mizumizuは中辛の「チキン」を選んだ。カレーの前にジャガイモ&バターが運ばれてくる。友人は、「じゃがいも全部食べるとカレーが入らなくなるから」といって、すこし残す。小食だなあ。Mizumizuはカレーの前に完食。
ミドゥー
ほどなくして、カレーが運ばれてきた。チキンカレーのチキンは皮なしのモモ肉で、しっかり下味がついている。地鶏だろう。ブロイラーの鶏肉のようなスカスカ感がなく、鶏肉自体の食感もいい。ニンジンやセロリ、それにタマネギをじっくり炒めたというルーは、野菜の甘みに満ちており、濃厚ながら重すぎることはなく、スパイスも多彩な風味を添えてはいるが、それほどキツくない。これなら何度食べても飽きなさそうだ。

時間が進むにつれ、常連さんらしきお客さんが次々入ってきて、カウンターはにぎやかに。友人との話もはずんで、すっかり長居をしてしまった。

それにしても、ネットのブログの威力(?)はすごい。以前ならその町を特集した雑誌やガイドブックを取っておいて、ペラペラめくって探すぐらいしか美味しそうなお店を見つける手段がなかった。ネットのホームページで探すという手もあるが、HPは所詮宣伝なので、いいことしか書いていない。

口コミの評判というのは、細かい部分の感想だけ取り上げれば、もちろん自分の感性とは違う場合もある。だが、皆のいう「美味しい」「まずい」は案外正しいものだ。

また、どこかでカレーが食べたくなったら、たあぼうさんのブログにお邪魔させていただこう。







最終更新日  2007.09.14 14:04:20
2007.09.12
テーマ:カレー(2312)
カテゴリ:Gourmet (Curry)
サイトウ・キネン・フェスティバルのあと、せっかくだから松本の街もちょっと歩いてみようと思った。松本城など見て(それについては明日)、ぶらぶら歩いていたら、由緒ありそうな喫茶店風のお店が目に留まった。

ものすご~くレトロな雰囲気で、「時代おくれの洋食屋 おきな堂」とある。「洋食屋」というだけでそもそも十分に時代おくれ感に満ちているが、さらにそれに「時代おくれ」とみずからくっつけているのがスゴイ。ただ、メニューを見ると、「手打ちパスタのカルボナーラ」なんかがあるらしい。他にも洋食メニューがあるなか、カルボナーラのためだけに手打ちパスタを作るのはかなり大変だと思う。そんな効率の悪い(?)ことをやってるというのに興味を惹かれて、夕食はここでとることにした。

おきな堂店内

店内に入って、ビックリ。相当趣味がいい! 白壁に古い写真が飾られ、天井からスポットライトで照らしている。古い洋館を思わせるような高い天井のメダイヨンから真鍮のシーリングファンが下がり、ペンダントライトの傘は時代がかった銅色。ウェイターさんたちは蝶ネクタイ。わざわざチャップリンのビデオをテレビで流している。シートはモスグリーンのレザー風で、ゆったりくつろげる。

ここまで徹底した上質のレトロ空間を演出してる店というのは、東京でもめったにお目にかかれない。「いいじゃない~、このお店~」とすっかり気に入って、ふと壁に目をやるとなんといまどき、お客が書き込める落書帳がある! 

落書帳

めずらし~とさっそくペラペラめくってみる。走り書きのようなのが多いが、中にはイラスト付きの本格的(?)なものも。
メモ

カワイくて、思わずカメラにおさめてしまった。イラストつきのメッセージの最後に添えられた、「コーヒーと一緒に出たビスケットは、口直しですか?」という質問にお店の人が、鉛筆で「クッキです。手作り」と答えて書いているのがなんともほのぼのとした雰囲気。

間もなく水が運ばれてきた。おお~、なんだ、このヨーロッパの静物画に出てくるような水差しは。またまた気に入って写真をパチリ。

水さし

これで優雅に、好きなだけお水をいただける。お水だけでこれだけの贅沢感を出すところが… ここのオーナーはタダモノではないな、という予感。

ところが、残念なことに、カルボナーラは「売り切れ」だという。ガ~ン! 午後6時半ですでにないということは、ランチでしか食べられなかったということだろう。夕食時にすでに看板(?)メニューがなくなるなんて… トホホな気分で、カレーに変更。

カツカレー

ヒレカツカレーにしてみたのだけれど、これがことのほか(なんて言ったら失礼か)美味しくて、またまたビックリ! カツにまぶされた細かなパン粉の衣がサクサクで感動した。カレーはさらっとしたルーにスパイスがよく効いている。マッシュルームの大きさは特筆モノだ。そして硬めに炊いた上質の日本米。安っぽさが全然ない味だ。あとで気づいたのだが、「手作り」「化学調味料等ゼロ」だと書いてあった。確かにそんな味だ。しっかり丁寧に作った王道の洋食。これならきっとカルボナーラもオーソドックスで飽きのこない、レベルの高い一皿だっただろう。カルボナーラは別に高級なものではない。どちらかというと家庭のパスタだが、シンプルなだけに、実は安定して上手に作るのは難しいのだ。う~ん、残念、次に松本にきたら、ソバではなくて、ここのカルボナーラを試してみよう。

コーヒー

食後にコーヒーを頼んでみて、またまたまたビックリ。お、おいし~じゃないの! これは相当のレベルだ。チェーンのコーヒーショップの資本力に押されて、本当に美味しいコーヒーを出す個人レベルの店を探すのが難しくなっている東京の現状を考えると、こんな素敵な雰囲気で、本格的なコーヒーの楽しめる店がある松本市民は実は恵まれているのかもしれない。

いや、松本市民のレベルが高いのかも。地方のハイレベル味の店というのは、「値段が高い」といわれて案外やっていくのが難しくなる。個人経営の店はなおさらだ。東京に比べて地方の人は値段に非常にシビアだ(もっと率直にいえば、みんなビンボーだ)。「おきな堂」は昭和8年からやっているという。地元では「ぼっちゃんが来たがる店」という話もあるようだ。オーナーのコダワリはもちろん大切だが、それを理解して、それに見合う対価を払ってくれるお客がいなければ、よい店が長く生き残っていくのは不可能だ。よいモノを支持してくれる客層のない土地は、結局個性のないチェーン店や安いだけの店ばかりになってしまう。

コーヒー豆は「ジャン・ネット氏の畑の無農薬珈琲豆(ブラジル産)」だという。もともとブラジルは好みだが、それにしても、せっかく冷やして出してくれた生クリームを使う気になれないぐらいストレートの味がよかった。

エスプレッソもすこし焦げたような独特の風味のある個性的な味。シナモンクッキーがついてくる。強く効かせたシナモンの風味と硬い歯ごたえはドイツを思わせるクッキーだった。これも本格的なクッキーだ。すべてに手抜きがない。本当に素晴しい店だと思う。「たまたま」入っただけに、感動も大きかったのだろう。すっかりファンになってしまった。カツカレーagainかカルボナーラか、問題はそれだけだ。







最終更新日  2007.09.12 09:04:11

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