入鹿TOKYO
掲載店542店 即席麺・お取り寄せ100店食数1290杯(2002年12月4日以降)2024年食数9杯 2024年4月27日(土) 六本木にある「入鹿TOKYO」に行った。初訪問。15時27分到着。行列14人。16時14分着席。16時23分着丼。特製ポルチーニ醤油らぁ麺(2,000円)とトリュフを添えた卵かけご飯(400円)を注文。スープは、あっさり醤油。とにかくキノコの風味が強い。ポルチーニ茸の名をメニューに冠しているわけである。もちろん、ブラックデュクセルペースト(トリュフと数種のキノコ和え)が写真のとおり添えられていて、このペーストの香りが直接、影響することはあるが、それを差し引いても、スープのキノコの風味はすごい。その和え物をスープに混ぜると、よりキノコ感が増す。と実はキノコがあまり好きではない。しかし、これだけキノコを感じても、嫌みはなかった。キノコは意外とイケるかもと勘違いしそうだ。店内の説明では、ダシには、鶏(名古屋コーチン、黒さつま鶏、比内地鶏)、牛(松坂牛)、エビ(伊勢海老、白ワイン)、貝(宍道湖産大和しじみ、宮島産ムール貝)とダシにもいろいろな食材を使用していて、味わいに深みが感じられるわけである。麺は、細麺でストレート。細いのにコシがしっかりあり、驚く。この細さで、どうやってコシをこんなに感じられるように作れるのだろうか。キレイに揃っているということもあるかもしれないが不思議に感じてしまう。ちなみに、麺は丼に入れた後、菜箸とピンセットで、キレイに揃える。こんなに丁寧に揃えるのは初めてである。また、湯切りも振りザルで、まるで天空落としのようにしっかり切った後に、さらに、平らな振りザルに変えて、さらに湯切りをする。丁寧すぎる。チャーシューは、豚、鶏、鴨と3種類。それぞれ味付けは強くなく、素材の味を楽しむタイプ。店内の説明によると、豚と鶏は真空低温調理されていて、豚はりんごウッドで燻製されている。鶏は柚子果汁に一晩漬け込んでいる。鴨は味付けにブランデーを使用している。ワンタンは、2個。こちらも味付けは強くなく、スープに合っている。こちらは、やや強めの味わいで、味付け煮玉子は、カクテルのリキュールを使用しているようで、また違った味わいであり、黄身の液体に近い半熟具合。トリュフを添えた卵かけご飯は、黄身がすごく濃厚。とにかく濃厚。いい卵を使っているんだろう。トリュフがしっかり感じられる。黄身はご飯の上に載っているが、白身は底に入っていて、面白い盛り付けである。特製とはいえ、ラーメンもいよいよ2,000円かぁと思ったが、もちろん、地域柄、外国のお客も多く、というか外国の方のほうが多いが、その価格設定ということもあろう。とはいえ、すごく丁寧な仕事ぶりに驚いた。港区六本木4-12-12東京メトロ日比谷線や都営大江戸線・六本木駅から徒歩数分(一番近い出口8)。東京ミッドタウンと六本木通りの間の地域にある。営業時間は、11時~21時。定休日は、月曜日。食券制。券売機は入って右手。入店は、店員より案内がある。