|
カテゴリ:食べ物
一年越しの話題であった。仲間うちで、今度食べに行こうと、またぞろ話が持ち上がった。アップルパイフリークで、食通を自負する玉ちゃんと、話が盛り上がったのである。いろんなブロガーが過去、取り上げているお店なのである。その名もズバリ「ラーメン館」。
カツ丼好きで大食漢の私である。社員食堂では黙っていてもご飯が大盛りでやってくるほどなのだ。 鉄爺「へぇ~そんなに凄いカツ丼なら食べてみたいなぁ~」 玉ちゃん「凄いの何のって、筆舌に尽くし難い代物なんですわ」 お姉ちゃん「行くんなら、私は留守番してるから、あなた達だけで行ってね。私は遠慮しとくわ」我が部、紅一点の女史が話す。(当ブログ初登場の女の子である)
店内には、アンティークな展示品が博物館並みに展示されていて、退屈する事がない。これを紹介するだけで二、三日分はあろう。空白さんならシリーズを組んでしまうんじゃないかと思うほどなのである。が、今日はカツ丼の話である。 ラーメン館に入った私達は、カツ丼を注文し店内を散策。すると、一枚の仕切りドアの向こうに喫茶部「あんてぃーく」が繋がっていた。「ありゃりゃ?」玉ちゃんも知らなかったようで「鉄爺さん、隣りの喫茶部でも食べる事ができるんですって」「いいよ、こっちで注文しちゃったし、どれどれ覗くだけでも~」仕切りドアを過ぎて、さらにびっくり。初期の昭和時代にタイムスリップしたかのようなアンティーク展示品がぁ~数え切れないほど。
早速、食事。上蓋を取って目に飛び込んで来たのはカツの大きさ。半端ねぇ~!カツを持ち上げて、さらにびっくり。厚さは3センチはあろうか?少なくとも2センチ以上はある。頭の中で必死に常識と戦っている自分がそこにはいた。自分の中の今までのカツ丼を反芻(はんすう)している。口に運んでさらに感動。揚げたてである。衣サクサク、肉厚ジューシー柔かい。アツアツを頬張る。
大概は大きさの影に隠れて、味はないがしろにされがちだが、とんでもない。シイタケとタマネギの旨みが十二分に効いている「ん~美味い!」。大きさもさることながら味にもかなりの力の入れよう~が伝わってくる。頭の中では「果たして食い切れるのか」で一杯になる。カミサンを連れてくるにしても、彼女には無理だろうなぁ~家族で食べるにはいいかな?と考えながら食事を終えたのである。
空白さんから値段が書いてないと言われる前に、800円。高く思うかもしれないが1500円にも相当するような満足感と満腹感、幸福感を堪能できた代物であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[食べ物] カテゴリの最新記事
|
|