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嵯峨天皇の山上への御陵を偲びながら訪れ 眼下に 清滝川も流れ その上流に神護寺が有ります
健脚の方は、高雄に来られれば、 栂尾高山寺・槇尾西明寺そして高雄神護寺 とセットでお参りされると 意義が深いと思います。山岳仏教で山登りが厳しいです。 本日は、将軍塚で、平安遷都を推挙した「和気清麻呂」の墓と 京都の都の礎を「嵯峨天皇」と築きあげられ護国のために 神護寺を建てられた弘法大師に偲び昨秋訪れたものを再録します。 弘法大師は、山岳仏教として、北国・高雄にまで、布教の為寺院を 創られました。
【神護寺】 【高尾山神護寺】高野山真言宗別格本山 開基 和気清麻呂 山号 高雄山 高雄は、京都では、「紅葉」の名所で、シーズンでは、自家用も 身動き出来ない大渋滞と成るほどです。従って駐車場も何処も 満杯となります。 再び石段を山へと登り詰めます。 年老いた人には、険しい難所でも有ります。 1.【仁王門】(両側に藤原時代の「持国天」「増長天」が護法神として 構えています)に着いて、ひと息つき受け付けを通じて入門します。 2.直ぐ右手に【和気清麻呂公霊廟】奥には墓が有ります。 常に桓武天皇の側近として、「平安京」を進言された立役者でも 有ります。現在でも「高雄山」から「京都」を見守り「京都御所」の 西側では「護王神社」として、朝廷に仕えた形としても、祀られて居ます。 3.【鐘楼】日本三名鐘の一つです。神護寺は、「銘文」として、 宇治平等院は、「形」として、そして滋賀三井寺では、「音色」として 讃えられています。 4.【金堂】【国宝】の薬師如来(貞観時代)神護寺の本堂に当たり 最も大切な場所です。脇侍に「日光菩薩」「月光菩薩」 (がっこうぼさつ)(重要文化財)十二神将及び四天王が祀られ 極めて落ち着いた感じで、薬師さんのお顔を拝するとき、 荘厳な感じで何時までも眺めたい気持ちに成ります。 ここも「時代劇」に広くって多い石段を背景にロケが採り上げら れています。 5.【多宝塔】【国宝】の【虚空蔵菩薩】が祀られて居ます。秘仏 で観られません。 6.【大師堂】本尊【弘法大師】京の都を隅から隅まで仏典に基づき 護国のため奔走されて、その足跡は、至る所で、拝する事ができます。 7.【かわらけ投げ】 壮大なパノラマが開ける眼下に断崖、 緑の林があり、「清滝川」「錦雲峡」の景勝が美しく、茶店で 「かわらけ」を買って水平に飛ばすと、上手にすると、「遠く」 「長く」渓谷に吸い込まれて行き、周りの人の喝采を帯びます。 自然界で和やかな雰囲気を味わう事が出来ます。
高雄橋・
もみじと高雄橋
参道途中の茶屋 息が苦しく、足が痛み出し、勇気の撤退をしょうとしましたが、 ままよと再発進
休み休みして漸く神護寺楼門に辿りつきました
平安京の立役者・和気清麻呂公の霊廟
明王堂 その側に日本三名鐘の鐘衝き堂があります 銘が有名 宇治平等院・形 滋賀・三井寺の音 嵐山の保津川の支流清滝川の上流に此処たかお三尾が あります。 楼門を過ぎれば、平らな境内で、一安心しました。 何といっても中心は、 【金堂】 で。 国宝の薬師如来像が 祀られています。そして重要文化財の薬師さんのセット 日光菩薩・月光菩薩(がっこう)十二神将そして四天王 【持国・増長・広目・多門】天が揃ってみられます。 金堂(本堂)国宝薬師如来像がまつられています。 金堂前の石段は時代劇によく出て来ます。
金堂への石段紅葉が映えて居ました
登りつめた場所 石段の下 時代劇でよくここのシーンが出てきます
かわらけなげ 2枚百円 清滝川渓谷
清滝川渓谷 かわらけ投げ みなさん楽しく試みておられます 上手な 人の場合は、長時間遠くへ飛行続けます 下の川から此処まで登るのです。絶景
何れもかわらけなげ付近の情景です かわらけ、買ってみるか 記念にシャツター 苔庭
たまたま 大師堂の特別公開
大師堂
長い石段を登りつめて、弘法大師さんの、護国のため建てられた 聖域からの、渓谷に掛けての絶景は、みなさま満足気味でした。 弘法大師さんは、神護寺より清滝川を下られて、化野の念仏寺を 造り無縁さんを弔い、嵯峨大覚寺で嵯峨天皇と都造りを仏法精神で 協力された足跡が伺えそうです。
清滝川
明日は槇尾西明寺(まきのをさいみょうじ)のもみじ そして世界文化遺産高山寺で終わります。
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