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ツール・ド・フランス 2011
エバンスがオーストラリア人として 初の総合優勝を成し遂げて幕を閉じました。 総合優勝の行方を楽しみにする一方で ある選手の事を気にしながら 毎晩ツール中継を見ていました。 そう、第9ステージでとんでもない事故に遭いながらも 血だらけになりながらゴールまでたどり着き その後も毎日過酷なレースを走りきっていた ジョニー・フーガーランド選手です。 事故はこのようにして起こりました。 ↓ 事故シーン 事故直後は有刺鉄線に引き裂かれて パンツも破れてボロボロに・・・ ![]() パンツを履き替えて、 走りながら応急処置を受けてゴールへ・・・ ![]() この日、ボクレールとの山岳賞争いを制して マイヨアポアを獲得したフーガーランド選手ですが ステージ優勝の可能性も最も高かったのではないか? と思わせるほど切れのある素晴らしい走りを見せていました。 彼の表彰台での涙が、 山岳賞獲得の嬉しさではないことは誰の目にも明らかで 悔しい悔しい表彰台でのシーンがこちらです。 ↓ 表彰台にて 表彰の後、彼はすぐに病院へ行き 33針も傷口を縫ったのだとのこと。 あの傷では発熱もするだろうし マッサージだって普通には受けられなかったでしょう。 シャワーを浴びるのも痛みに耐えながらだったでしょう。 それでもただ完走を目指すのではなく 数日後には積極果敢にアタックを繰り返し 何度も何度も先頭集団に彼の姿を見ました。 なんて強い心の持ち主!! 今年はステージ優勝は挙げられなかったですが また来年以降の彼の活躍に大注目です。 総合敢闘賞はフランス人のジェレミー・ロワ選手でしたが 個人的にはフーガーランド選手が敢闘賞です。 「これは問題視されることだろうけど、 誰もわざとあんなことはやらないと思う。 腹は立つけれども意図してやったことでないことに 腹を立てても虚しいだけだよ。」 ・・・と、 彼はレース後に誰かを責める姿勢を見せませんでした。 こんな選手に僕もなりたいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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