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テーマ:今日見た舞台(959)
カテゴリ:舞台感想記
連休初日にバレエ。
戯曲では有名すぎる「真夏の夜の夢」のバレエ版。 実を言うともう一つの演目のほうが目当てだったが、この作品もとっても楽しめたので感想を。 緑濃い森を舞台に、ホレ薬の誤用によるドタバタを描く。セリフなどなくても、ダンサーの動きを見ていれば物語がわかる。鍛え抜かれた身体が考え抜かれた振り付けを踊ると、セリフを下手に喋る芝居よりもよほど饒舌に物語ってくれる。 コミカルな振り付けが楽しい。1時間ほどで長さもちょうどよい。演奏もよかった。題名どおり、真夏の一晩の、笑いあり詩情もありの夢物語。宣伝文句にもあるとおり、絵本から抜け出たような夢幻劇。 出演者みなレベル高く粒が揃っていたが、妖精パックが特に印象的。キレがよく見ていて小気味よい。主役カップルと同等か、やや上回るぐらいの拍手を得ていた。観客は正直。 バレエを初めて見る人には、白鳥のような古典的名作大作よりも、こっちのほうが親しみやすそうにも思える。(なんて言っている自分だってバレエ歴は実質一年少々。もちろん「観劇」歴。) 満足のうちに休憩時間でコーヒーにて一息。さぁお次は・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.07 00:44:04
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