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テーマ:今日見た舞台(958)
カテゴリ:舞台感想記
井上愛子(四世八千代)三回忌追善「京舞」の、二日目。
「東山名所」: 芸妓と舞妓が黒地の着物でしっとりと。 「三国一」: なんとも不思議な味わい。 「花の段」: 地方が一中節で、どこか夢幻っぽい雰囲気に包まれている。 「箙源太」: 戦物語から廓話、目まぐるしい人物の演じ分けが鮮やかで、魅入られた。 「木賊刈」: 枯淡の味わい。長唄が迫力。 「夕 顔」: 追善に手向けることが多い演目ということで、今回の趣旨にもずばりはまっている。井上八千代が導師となり三十名の名取を率いて舞う。三十一名の白足袋がびしりと揃うさまは、日本的な美、芸の一つの極致。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.03 02:22:40
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